東方神狐録   作:赤狐イナリ

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いろいろとぐちゃぐちゃでしたがとりあえず一回ここで東方神狐録はおわりです。
今まで読んで下さった方々、感想や評価を下さった方々と、お礼をしてもしきれません。
今度からは万病を治すことのできる者の幻想帰りで活動していきますので、そちらもよろしくお願いいたします。


リスタート

「………やはり三狐神様は強い。」

「……。」

 

さっき純狐と手合わせをした。

結果は僕が勝った。

 

「……眠いから僕は幻想郷に戻るよ。」

「いってらっしゃ~い。」

 

 

 

 

「……ふう。」

「お疲れ様〜。」

 

家に帰ればコクトが挨拶をしてくれる。

そんな風景にももう慣れてしまった。

 

「寝る?」

「うん……、とても眠いから………」

 

僕は布団に倒れ込むようにして眠った。

 

 

 

 

「………は?」

 

辺り一面に咲き誇る彼岸花、

そして遠くには屋台が。

この風景をどこかで見たような。

 

「四季様、」

「………え?」

 

え?じゃねーよ、むしろこっちのセリフだ。

 

「なぜあなたがここに?」

「こっちのセリフだ。」

 

なんで僕は死んでるんだ?

 

「えーと………寿命…?みたいですね。」

「神様に寿命なんかある?」

「極稀に。」

 

………oh my gooooooooooooooood………

 

「しかし、あなたは神様です、すぐに転生できるでしょう。」

 

すぐに転生すればいいのもな………

 

「天照大神様からの命令です。」

「余計なことを………」

 

ちなみに転生するのは一週間後らしい。

それまで冥界で待つこととなった。

 

「………コクト達も転生するとはいえ………」

 

転生先はランダムらしい。

さすがに転生先までは天照大神といえど決められなかったらしい。

 

「………足元の感覚がないのにも慣れない。」

 

今僕は死んでるから幽霊だ。

いわゆるおばけのような状態なのだが、その状態だと地面に足が着いていないためか、とてつもなく違和感を感じる。

そして移動の仕方も分からないので、動けない。

ただ冥界の桜を見つめるだけだった。

 

「………あと5日、」

 

なんとなく憂鬱な気持ちになる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

………いつしか眠っていた。

睡魔に襲われた訳でもない。

………じゃあなんで……

 

「………道の真ん中で倒れてる三狐神なんて始めて見た。」

 

………こいつは誰だっけ。

記憶にモヤがかかってるかのように上手く記憶を探れない。

 

「覚えてません?星月です、」

 

星月………あれ?

彼の名前は『x』しかなかったはずじゃ………

 

「……とりあえず起きてください。」

 

………ダメだ、何も思い出せない。

でも、ここが『万病を治すことのできる者の幻想帰り』の世界ってことは分かる。

なんでだろ。

 

「(記憶喪失?転生したことで転生前の記憶が抜け落ちたのか?いずれにせよ、三狐神と旅をすることになるのか?)」

 

………一体、何があって記憶喪失に……。

 

「………記憶がない、リスタートするしかないのか………。」

 

いずれにせよ、転生したからリスタートしなければいけないのだが。

 

「………そういえば、あなたの名前は?」

 

星月が改めて訊く。

 

「………三狐神 牡丹、よろしく。」

 

こうして新しい物語が始まった。

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