東方神狐録   作:赤狐イナリ

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捜索願∶ツクヨミ

「うぐっ……ああ……。」

 

やっと起きれた。

決して牡丹の断末魔ではない。

 

「アマテラス?」

「(熟睡中)」

 

なんだか起こすのも忍びないし、このまま放っておくか。

 

「………牡丹?」

 

起きた。

 

「他の神たちも………寝てますね。」

「おいおいどんだけ呑んだんだよ。」

「私の場合は一升瓶丸々。」

「うわぁ。」

「例えばツクヨミの場合だと一升瓶3本プラス鬼殺しを。」

「それであんなに熟s………あれ?」

「どうしたのですか?」

「ツクヨミはどこに?」

「は?」

「居ない。」

「嘘でしょ!?」

「だからどこを見渡しても居ないんだって!」

「ちょ、いまから神様全員起こしてくるから!牡丹はツクヨミを探して!」

 

で、大体35分後くらい。

 

「はあ、はあ、はぁ、はぁ、いない。」

「m j d s k ?」

「マジです!」

「「おいおい、嘘だろ?ツクヨミが?」」

「兎に角アマテラス、ツクヨミを探すように号令を、」

 

~号令中~(割愛とも言う。)

 

「一体どこに?」

「地上とか?」

「一応探してはみるわ。」

「でさ、アマテラス。」

「?」

「高天原(ここ)での一日って地上ではどれくらいになる?」

「おおよそ210年くらいですが。」

「で、僕たちが眠っていたのが、大体10日ぐらいだから、地上じゃ大体2100年経っているのか。」

「ツクヨミは、その2100年の間にここから地上に降りたというの!?」

「憶測だけどね。」

「ああーー、人手は全部使ってしまったし、…………牡丹、行く?」

「よろこんで!」

 

こうして牡丹は地上に行くことになったのだ。

 

~移動中~

 

「牡丹貴様!11日前の恨み!」

「相当根に持ってるんだ。」

「ええい!おかげでアマテラス様に『この鳥』呼ばわりされたんだぞ!」

 

そんなこともあったな。

 

「この高天原を守る門番として、この恨み、晴らさでおくべきかあぁぁぁ!!」

 

そう言いながら八咫烏は槍をブンブン振り回してくる。

 

「あーー、もううるさいな。『変われ』時よ止まれ。」

 

まずは時を止める。

次に砂を全て鉄に変えて、テキトーに乗り物状の形にする。

そうして僕は空に飛び、乗り物状の何かと一緒に落下!

 

「うぉぉぉぉぉ!!ロード◯ーラーだぁぁっ!!」

 

んで、下にいる敵はたまったもんじゃないよね。

 

「URYYYYYYYYYYY!!」

「ちょっ待っ、」

「無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄ァ!」

「オラオラオラオラオラオラオラオラァ!」

 

どこかで聞いたようなセリフを連発しながら攻撃するが、全く手応えがない。

 

「………三秒経過。」

 

敵は動く気配さえ見せない。

 

「………四秒経過。」

 

そろそろいいだろう。

 

「五秒経過。そして時は動き出す。」

 

瞬間、停滞していた時が動き出す。

 

「うごあぁぁぁ!?」

 

結果は、察してくれ。

 

「はあ、門番なのにまた負けた。しかも最初と同じ方法で。」

 

相手が強すぎるのが悪い。

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