なんだかイメージとしてはとても癒やし機能がついてそうだなと東方の藍を見て改めて感じました。
本当ならば戦いたくなどなかった。
他者の血を見たくないから。
自分の血を流したくないから。
話し合いとかで解決できるなら当然僕もそっちを選ぶ。
だけど戦いたい。
いや、戦うことしか自分に選択肢がなかったのか。
それは自分がちっぽけな野良の狐であったからだろう。
狐である、或いは動物であるが故の防衛本能と、
ただ単に生殺与奪の権を他者に握られたくないから。
死にたくないから。
「あ、あの………」
「?なんだい?」
「助けてくれて、ありがとう。お礼に、入国させてあげなさい。」
「や、八意様!?」
それまで門番は襲われていた人物の正体に気づいていなかったようだ。
「さあ、早く入って。」
「あ、うん………。」
ダメだ。さっきの出来事が………。
なにはともあれ、入国成功!
さてと、ツクヨミをしばk………とっ捕まえに行k………
「八意様、大変です!ツクヨミ様が貼った結界を破り、侵入してきた者が!」
「!直ぐに行くわ!」
「………慌ただしいなぁ。」
「ほら!あなたも行くわよ!」
「えっ?やだよ。」
「あんな化け物に太刀打ち出来るのはあなただけなんだから!」
「だからやだよ。」
「いいから!」
「ちょっ、服の裾引っ張って強制連行しようとしないでーーっ!」(必死の抵抗中)
「問答無用!」
「嫌だあああぁァァァ!」
~強制連行中~
「八意様!」
「八意様!………と誰だ?」
「強制連行されて来た哀れな狐。」
「そ、そうか。」
「絶対分かってないでしょ。」
「八意様!早く!」
「うわああぁぁぁ!!く、来るなぁ!この化け物!」
「化け物、か。」
化け物――――それは明らかに九尾の狐にしか見えなかった。
「………!狐妖怪が……!」
「永琳。」
弓を取りだし、つがえようとする永琳を止めた。
相手が化け物ではなく、『狐』であれば話は別。
さっきみたいなことを繰り返さずに済む。
「………。」
九尾の狐は、銃弾の雨にさらされ、もう身動きが取れなくなっていた。
「(大丈夫?)」
牡丹の問いに返ってきたのは、
「(………もう自分は死ぬ。)」
という答えだった。
「(もう自分の死期を悟ったのか………。)」
「(も………う、意識が………、)」
「死なせない。」
牡丹は決然と言い放った。
「永琳。」
「………。あなたはこれから何をするつもりなの?」
「こいつの治療。」
「「ち、治療!?冗談じゃねぇ!」」
辺りからそんな怒声が聞こえてくるが、そんなのはお構いなしだ。
どんどん治療を続ける。
そうでなければ、この九尾の狐が死ぬから。
「うわ、全身に32発も………。」
こんなに全身に冷たい鉛玉を浴びていたのか。
「………治療なんかしてどうするの?」
「カンタンなこと。このまま放っとけばあなたたちは必ずこの狐を殺す。」
「「そりゃあそうだ。」」
「だったら僕はこいつを式神にする。そうすれば悪さも出来ない。僕がこいつの主人だから。」
「「………。」」
「なにか異議は?」
「無いか。」
そう言って、僕は式神にする準備をした。
本来ならばかなり複雑な手順を踏まなければならないのだが、僕の場合はPCにOSをインストールするような感じで簡単にできる。
「ふぅ。終わった。」
「えっ?」
「本来ならかなり複雑な手順を踏まなきゃいけないんだ、だけど僕の場合はPCにOSをインストールするような感じで簡単にできるんDA★!(ドヤ顔)」
「うわ、凄いわね。」
どん引きされた。
「まあ、それはそうとして、ツクヨミの所に案内してくれない?」
「ツクヨミ様の所にですか?全然構いませんが。」
よし!
これでツクヨミをしばk………ゲフンゲフン、とっ捕まえに行けるぞーっ!
東方で九尾の狐といえば………?