大丈夫だ、問題な(ry
「ツクヨミ様、ツクヨミ様に面会したいという者がいるのですが、いかがなさいますか?」
「わしは構わんぞ?入ってよし。」
よし、これでツクヨミをしばk………ゲフンゲフン、とっ捕まえに行ける。
ドアを開ける。
「あれ?牡丹じゃん、なんでここn………」
「脱獄者、発見!」
「あわわわわ………、なんでどこかの看守みたいな言い方を………?」
「………兎に角、アマテラスの所にくるように。彼女、とても心配してたよ?」
「あっ、うん。」
「さてと、やることも終わったし、………ツクヨミ、なにかやることある?」
「ない。」
「あら、そう。なら先に高天原に戻ってるよ。」
「いってらっしゃーい。(棒読み)」
こうしてアマテラスの元に報告しに高天原に戻ったのだが、
「ねえ牡丹、その式神どうするの?」
「え?」
「その子は神じゃないから、高天原にはいられないわよ?」
「ああーー、そっかあ。」
考えてみれば確かにそうだ。
八咫烏も、『お前は神じゃない。だから攻撃する理由としては十分に過ぎる!』とか言って攻撃してきた。
イコール、神以外は高天原から排除!というわけだ。
「放っといたら高天原から追い出されるのか。」
「そういうこと。」
「稲荷大明神に預けるとかは?」
「あの人は下の人を指導したりするのは苦手だけど、預けるくらいなら………」
「呼んだ?」
突然、後ろから声を掛けられた。
なんだか無邪気そうな感じがする、そんな感じの神様だった。
「その子を見てるのかい?だったらこっちでもいいよ?どうせ仕事がない形だけのニート神様だもん。」
ニート神様。
それだけ暇を持て余してるのか。
「………、ならこの子はあなたに預けるわ。」
「ありがとう!」
そう言うと足早にその場を去ってしまった。
「毎回彼には驚かされるのよね。」
「能力なのかな?」
「そうよ。彼の能力は『波を操る程度の能力』。」
「波?」
「そうね………波長とでも言いましょうかね。」
その稲荷大明神――――――――――――雪炎(せつえん)の能力は、簡単に言えば幻覚などを他人に見せたり、脳波などをコントロールしてテレパシー能力ができたりと、何かと便利な能力なのだ。
「へー、すごい便利な能力なんだ。」
「だけどもし彼と戦うことになったら、直ぐに逃げ出した方がいいわ。」
「なんで?」
「相手の波を操ってしまうからよ。」
実際に昔、雪炎が対戦した相手の波を操り、気絶させてしまったことがあった。
彼も、この能力がとても危険だとは分かってるらしいが。
「もっとも、彼にはもう戦う気はないでしょうね。」
「絶対戦いたくない。」
雪炎にあの式神を預けてよかったのか?