ご無沙汰しております。
ここ数ヶ月別の作品の執筆に注力していたことやリアルの用事など色々と都合が重なり、更新が想定以上に遅れてしまいました。
更新をお待ちくださった皆様には感謝しかございません。
なので……………!
なんと……………………!!
今回に限り……………………………!!!!!!!
廃水(廃棄寸前の砂糖水)ウルトラスーパー更新イベントを開催します!!!!!
具体的にはこの話から七話分くらい、三日に一回以内の更新を目指します!!!
月末多忙なので三日よりちょっと遅れたりしたらすみません!!!!!
待っていてくださった皆様本当にありがとうございます!!!!!!
愛してるぜ!!(ブイサイン)
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P.S.
前回の後書きの、“”内の空白を長押しすると……?
「──で、てめェら二人が揃って無言のまま帰ってきたってワケか」
ニヤニヤと笑うカイドウは、私の(割と)正直な報告を聞いても怒るような素振りは一切見せなかった。
……まぁ、怒ると思っていたわけでもないけれど。
「ウォロロロロ……もう十年以上も一緒にやってきたが、二枚看板の二人が並んでんのに無言ってのは初めてじゃねェか?
いっそ、その“ワケ有り”に毎回黙らせさせるのも良いかもしれねェな」
カイドウの言葉にキングとクイーン、それにロシナンテまでもがぶんぶんと首を横に振る。
まぁロシナンテからすればあんなのに毎回巻き込まれるなどたまったものではないだろう。私でも嫌だ。
「冗談だ。……さて、本題に入るぞ。
さっきのヤマトの話をまとめると、クイーンはヤマトを遊郭に通わせてェ。キングは、そんな所にヤマトを連れて行った挙げ句、おれや他に相談や連絡の一つも寄越さなかったクイーンが気に食わねェ……ってことで合ってるか?」
今度は二人が揃って首を縦に振る。と、カイドウは「なら順に片付けるぞ」と小さく息を吐いた。
「まず、おれや他に無断でヤマトを遊郭に連れて行ったことについてのクイーンへの処罰だが……まあ、当然ねェな」
うん、予想通りだ。
カイドウはトンデモなモンスターペアレントでこそあるものの、自分の指示に予告なく例外を作ったり、その例外に反したからと相手を罰するタイプのモンスターではない。
そういう変に真面目な所がなければ、おでんの件がトラウマになることなんてなかっただろうに。
キングもそれを分かっていたらしく、驚くような素振りは見せなかった。……不服そうではあったが。
「あとはヤマトを遊郭に通わせるって話か。
……ヤマト」
と、不意にカイドウに呼ばれ、私は「なぁに?」と上を向いた。
私の現在地? 当然カイドウの膝の上である。
「今日、楽しかったか?」
予想していなかった問いに、思わず目を見開く。
……楽しかったかと言われれば、それは、まぁ。
「……うん、楽しかった」
縫い物と掃除と読書以外のことをするのが久々だから、というのも理由ではある。
だがそれ以上に、数年ぶりの同性との──それどころか今生で初めて年齢の近い子どもと話して一緒に芸事の稽古をしたのだから、緊張や警戒があっても新鮮で楽しいと思ってしまうのはきっと当然のことだろう。
「ウォロロロロ……ならいい、好きにしろ」
ご機嫌カイドウはそう笑って、あっさりと許可をくれた。
………………エッ!?!?!!?
声に出しそうになったのをすんでのところで呑み込んだ。他三人も目をかっ開いて驚いている。
「な、なんで……?」
正直、遊郭通いなんておねだりなしには絶対に許可してくれないと思っていたから本気でびっくりしている。このカイドウ偽物だったりする?
「あ? 楽しかったんだろ?
……それに、ガキが外で遊びてェっつうんだ。“イイコト”だろうがよ」
「当然二枚看板のどっちかには必ず同伴させるがな」と告げるカイドウに動揺が隠せない。
え、何……? 急に一般人みたいなこと言い出すじゃん……。
…………あ。
……もしかして、おでんさん達の件で暫く引きこもってたのを気にしてたり──……するだろうな、カイドウだもんね…………。
「……ぱぱだいすき」
罪悪感でそう呟くと、カイドウはまた機嫌良さげに笑った。
「さて、そういうわけだ。お前らもう帰っていいぞ。
それとワケ有りはそろそろ能力を解いてやれ」
──と、カイドウが告げたその時だった。
「カイドウさん」
聞こえたのは、まだナギナギを解除されていない筈のキングの声だ。
……まぁ悪魔の実の能力は過剰な覇気で解けるって原作にも書いてあったし、キングがロシナンテの覚醒すらしていない能力を解けない筈もない。
多分私を困らせた自覚があるから甘んじて受け入れていただけで、本当は遊郭で頭に上った血が落ち着いたあたりからはもう自力で解ける状態だったのだろう。
「どうしたキング、何か不満か?」
「いや、あんたが許可したならおれから言うことはない。別件だ」
「別件?」
「ああ、そこのワケ有りについてな。あんたとヤマトが揃ってる時に話そうと思ってた話だ、ちょうどいいだろう」
キングが親指で示したロシナンテに、思わず体が強張った。
ロシナンテについての話となれば、その内容なんて限られている。
……採用か処分か、だ。
「率直に言う」
まだ訓練の開始から半月しか経っていない今、結果の予想も駄目そうな時の対策もできていないのに。
キングはロシナンテを嫌悪しているようには見えなかったが……好き嫌いと見定めは無関係だ。その上、まだ覇気すら教えていない時点での報告ということは──
「おれは、そいつを護衛には認められない」
──あぁ、やっぱり。
ロシナンテは目を見開いているが、こちらは冷や汗が止まらない。
今からロシナンテを逃がすことは不可能だ。
だがしかし、ここまで生かされたということは“護衛”としては駄目でも百獣海賊団の傘下扱いということで処分は避けられるかも……あぁいや駄目だ。ロシナンテの性格からしてオロチかカイドウの行いにブチギレて死ぬか内通を試みてドジるかという未来しか見えない。
知ってるんだからな善良な海兵のフリしてめちゃくちゃ短気なの。仮にも海兵が病院を爆破するんじゃないよ。
そうじゃなくても、(今もそんなに握れてる感じはしないけど)手綱を離した瞬間ドジフライエフェクト的な感じでとんでもない事態を引き起こしそう。具体的には盛大に周りを巻き込んで色々やらかした上で死ぬとか。
頭を抱えそうになるのをどうにか堪えていると、先に言葉を発したのはカイドウだった。
「ほォ、意外だな。お前にしちゃあ随分と目をかけてやっているように見えたが」
「……当然の判断をしたまでだ。
そもそもあのドジ具合は護衛として致命的だろう。その上、悪魔の実の能力もとてもじゃないが戦闘向きとは言えない」
それに関してはどちらも全くもって仰る通りなので閉口するしかない。実際に関わると本当に凄いんだよロシナンテのドジって。
けれどそれでもどうにか擁護できないかと頭をフル回転させかけたところで、キングが言葉を続けた。
「──だがその反面、隠密と見聞色の才能には目を見張るものがある。
悪魔の実も戦闘にこそ向かないが、戦闘そのものの回避や暗殺にはうってつけだろう。」
……へ?
「つまり、何が言いてェ」
「おれはそいつを、ヤマトの“忍”として推薦する」
…………。
………………。
「ウォロロロロ、おもしれェじゃねェか!
訓練は継続か?」
「ああ。ドジを計算に入れても護衛補助くらいは務められる程度にはさせるつもりだ」
「なるほどな。おれは賛成だが……ヤマトもそれで構わねェか?」
………………そ、その手があったか〜…………!!!
確かにそれなら護衛としてじゃなくても手綱を手放さずにいられるし、とんでもないドジフライエフェクトを引き起こされる前にカバーできる!
「賛成!うん!大賛成!!」
「決まりだな、気張れよワケ有り! ウォロロロロ!」
よかったよかった、本当によかった。
……私の、カイドウの部下の監視なしでも自由に動ける未来が遠ざかったこと以外は。
……………………はぁ。
タイミング最悪というべきか、最高というべきか。
……カイドウに通じてなくて、カイドウに実力を認めさせられそうで、かつ交渉次第で護衛にできる人、心当たりができちゃったんだよなぁ……。
……あーあ、嫌だなぁ。
ハーメルンを最もよく開くのは大体何時頃ですか?(投稿時間の参考にするための質問です)
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夜中(23時〜5時)
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早朝(5時〜7時)
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朝頃(7時〜12時)
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昼頃(12時〜16時)
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夕方(16時〜19時)
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夜(19時〜23時)