廃棄寸前の砂糖水   作:とくめ一

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幸福な終わりを夢見ている

 

 今日は珍しく護衛を連れて街へと繰り出した。

 どうしたって城は退屈なのだ。はじめは楽しかった城内探検ももう終了してしまい、今ではすることと言ったら父親に媚を売るか適当な書物を読むかおでんと話すかの三択。

 おでんと話すのはどれだけしても楽しいのだが、そう長い時間面会するのはカイドウが良い顔をしないだろう。

 

 となると、外に娯楽を求めるのは必然である。そもそもこういう外出を気軽にする為に護衛が欲しかったわけだし。

 …………しかし。

 

 隣を歩く天ぷらをちらりと見やるが、自分でプレゼントした天蓋のせいでまったく表情が読めないまま、結局私はもう一度前を向く。

 

 今日は一週間ぶりにおでんとトキが面会をする日なので、おむすびと牛マルには地下の座敷牢に続く入口で見張りをしてもらっている。

 その間私は暇なので城下町に来たわけだが……つまりお分かりいただけただろうか。

 

 そう。

 今日は天ぷらと、二人きりでの行動なのである。

 

 朗読会から明らかに態度が軟化したおむすび、そして獣型を見せてからネジが外れたように私を甘やかすようになった牛マルとは違い、天ぷらの態度は今日まで一貫して変わりがない。

 付かず離れず、必要以上の接触を行わないようなやり方だ。

 

 ……いや。おでんやおむすびや牛マルのせいで感覚が麻痺していたが、これが当然の反応なのか。

 

 きっと天ぷらは、私のことを嫌っている。

 

 そうだろうと思うし、そうであればいいとも思う。

 

 侍たちは好きだし、嫌われたいわけでもないけれど……………………怖い。

 おでんもおむすびも牛マルも優しいから、いつの間にかそんな箱庭の甘さに慣れきって、罪人であることを忘れてしまいそうで怖いのだ。

 善人であろうとすることはとうに諦めている。けれど、善人でない自覚があるからといって許されるわけでも救われるわけでもない。

 

 私はあの綺麗な“ヤマト”ではないから。

 あの子のように反抗することが出来ないまま、誰かの苦しみで出来た幸福を啜って生きているのが私だから。

 

 ……だから、いつかは罪を清算する時が来るのだろう。

 

 その時が来たとき、彼らが────。

 

 と、そこまで考えかけたその時だった。

 

 

 背後から向けられた殺気に気が付き振り返ると同時、私へまっすぐと向かってきた刀を天ぷらが弾いた。

 

「わ、」

「ッ下がれ!」

 

 そう怒鳴るように告げて私と刺客の間に立った天ぷらは、あっという間に刺客を制圧した。……これ、下がる必要あった?

 

 それはともかくとして、角を隠し仮面もつけていたというのにこうも迷いなく襲われるということは、密偵か何かがいるということなのだろう。まだ狂死郎の話は聞かないし、城内に潜り込んだ忍という線が一番濃厚かな……?

 

 色々と予想をしながらもひとまず天ぷらに礼を言うために顔を上げると、手際の良いことに天ぷらは既に刺客を縛り付けかけていた……のだが。

 

「今だ!!!」

 

 拘束されかけていた男がそう叫んだ瞬間、天ぷらは弾かれたようにこちらに視線を向ける。

 私の背後から刺客が襲いかかってきているのだろうことは想像に難くないが、それでも私は後ろを向かなかった。否、向けなかったのだ。

 

 抜き身の刀を持ちこちらに向かってくる天ぷら。その後ろに、もう一人の刺客が見えたから。

 

 天ぷらは元大名で、凄腕の侍だ。きっと自分の背後にいる刺客にも気が付いていて、それでも護衛という自身の役割を優先してこちらに近づいてきている。

 それは分かってる。分かっていながら、私は天ぷらの方へと駆けた。

 

 八歳の肉体では一歩一歩がひどく小さいから、懸命に足を動かした。

 天ぷらは私が背後の刺客から逃げようとしているのだと思っているようだが、目的はそんなことではない。

 

 ──守りたかった。

 天ぷらがどれだけ強かろうと、彼が原作で死んでしまった人であることには変わりない。

 だから、いつか見えない何かに引きずり込まれて、強制的に運命を変えられて──いや、“戻されて”しまうかもしれないと思って。

 

 それが恐ろしくて、怖くて、寂しくて。

 

『自由にやっていてもカイドウに報告しない、カイドウの部下じゃない私直属の護衛が欲しい』

 

 そんな考えをきっかけに彼らのことを思い出したのも事実だけれど、本当はほんの少し、ほんの少しだけ、『私の立場を利用して彼らを助けられたなら』なんて偽善的な気持ちがあったのもまた確かなのだ。

 そしてそんな偽善的な思惑は彼らと直接話す内にどんどんと膨らんでいって、今では私の護衛か否かなど関係なく守りたいと思ってしまうほど、彼らは大切な存在になってしまっていて。

 

 ……だから、この数秒。天ぷらが死んでしまうかもしれないと思ったこの数秒間、『原作』とか『帳尻』とか全部忘れて、私はただ天ぷらの方へと駆けた。

 

 天ぷらを避けて、天ぷらの背後へ。

 両手を広げたところで彼を守れるほどの体の大きさには出来ないけれど、大丈夫。彼らの狙いは私だし、表に出れば優先して狙われるのは私の筈。

 

 通り抜ける時、一瞬驚いたような天ぷらの表情が視界に映ったが、今はそんなことは気にならない。

 眼前まで迫った刺客が刀を振り上げたから、私は反射で目を瞑った。

 

 いくら(ヤマト)でも、八歳の体で切りつけられたら流石に死んじゃうかな。とか。

 護衛たちが上手くおでんたちと逃げてくれればいいなぁ。とか。

 私が死んだらカイドウはどう思うだろうか。とか。

 

 暗くなった視界に色々なことを考えて、数秒が経って。漸く私は、いつまで経っても感じない痛みに疑問を抱いて目を開けた。

 

 すると、目の前に立っていたのは刺客────ではなく、相も変わらず顔の見えない天ぷらで。

 では刺客はどうしたのかというと、二人別々の方向へと弾き飛ばされていた。

 

「……えっ」

 

 侍凄すぎない?なんて考えていると、天ぷらは既に伸びている刺客たちを無言で拘束した後、唐突に私の腕を掴みずんずんとどこかへと歩き出す。……どう見ても、怒っている。

 とはいえ別に腕は痛くないので、こちらの歩幅は考えてくれているらしいが。

 

 まぁ冷静になってみればそりゃあ怒られるに決まっているか。

 そもそもおでんとトキや彼らの身の安全が保証されているのは、彼らが私の身の安全を守ることを対価にしているからだ。……では私の身に何かあればどうなるのかなんて火を見るより明らかだし、私もそれを匂わせた上で彼らを護衛にした。にも関わらず、私は今自分でその契約をぶち壊そうとしたわけで。

 

「……あの、ごめんなさい。

 わたしに何かあればこまるのはあなたたちなのに、さっきのこうどうは考えなしだった」

 

 森の方へと歩き続ける彼に、私は心からの謝罪を告げた。

 しかし彼はその言葉にピタリと立ち止まると、こちらに振り返り「そのようなことで怒っているわけではござらん」と静かに返答して、またずんずんと歩き出す。

 

 怒っているのは間違いないらしいが、その理由はどうやら私の予想とはちがっていたようだ。

 ……では何故怒っているのか皆目見当がつかない。

 

「たたかいのじゃまをしたから?」

「たたかいのほじょができなかったから?」

「わたしの方に来たしかくに、自分でたいしょできなかったから?」

 

 思いついたそばから手当たり次第に聞いてみても、天ぷらは(ことごと)く首を振り、挙げ句の果てには「本気で言っているのか」とまで言ってきた。

 考え得る全ての予想を否定され脳内がクエスチョンマークで一杯になったまま歩き続けていると、その内森の奥の方で天ぷらが足を止めた。

 

「……何故、先程拙者を守った」

「え? えっと、天ぷらさんがケガしちゃうと思ったから……?」

 

 突然の問いかけに困惑しながらもそう答えると、何故だか天ぷらの表情が歪む。

 

「…………斬られるのが拙者であれば怪我で済んだだろうが、お主であったならば怪我では済まなかったろう。それが分からぬお主ではあるまい」

「?うん、そうだね」

 

 ……どうしよう、天ぷらの言いたいことが全く分からない。

 あ、もしかして過小評価されてると思って怒ってる……!?

 

「て、天ぷらさんをあなどってるとかじゃなくて、万が一ってこともあると思って、それで……」

「何故思考がそちらに向くのだ……!!」

「……え??」

 

 こっち以外に向きようあった??

 

「お主は!己が大切ではないのか!!」

 

 ………………。

 ……………………え???

 

「……えと、つまり天ぷらさんが言いたいのは、もっと自分を大切にしろってこと……?」

「…………お主は少々、生き急ぐ性分であるらしいゆえ……言わねばわからぬであろう」

 

 いや、それ『命より矜持!』『矜持だいじに!』って感じの侍が言う??

 などというツッコミも頭を過ったが、それ以上に。

 

「…………………………天ぷらさんにそんなこと言われるとは思ってなかったよ」

 

 困惑。

 困惑である。

 混乱と言っても良いかもしれない。

 

「どういうことだ」

「だって天ぷらさん、わたしのこときらいでしょ?」

 

 そこは揺るぎようのない事実だと思っていたのだが、私の発言に天ぷらは一瞬目を見開いて、すぐに険しい顔つきになってしまった。

 

「そのような事実は断じてござらん」

 

 ……………………えっ!?!?!!?

 

 私の中の大前提を否定されていよいよ脳内はパニック。混乱を通り越して大混乱である。

 

 え??社交辞令???

 いや侍は私みたいなちんちくりんに社交辞令なんて言わない(解釈違い)

 

何故(なにゆえ)そのような────いや、待て。拙者がお主を嫌っていると思っていたのであれば、何故(なにゆえ)かような場所までノコノコとついて来た。拙者が暴挙に出る可能性も否定できなかったのではないのか」

「……そりゃ、おでんさんたちを逃がすのは他の二人に任せて、天ぷらさんはここでわたしを消すっていうことも考えられはしたけどかのうせいはひくいし…………何より、もしそうなったとしても、まぁ……仕方ないんじゃないかな」

 

 寧ろ、おでんを人質みたいにしてるとはいえ今普通に護衛してくれてることが奇跡でもあると思う。

 私が怪我したときの為のカイドウへの言い訳とかも結構ストックしてあるんだけどなぁ。

 

 ……目の前で天ぷらが苦しそうな顔をするから、その優しさに私まで泣きそうになった。

 

 嫌っていてくれて、いいのに。

 

 そうしたらいつか来る贖罪の時、優しい貴方たちが苦しまなくて済むでしょう?

 

 

 □■□

 

 

 ヤマトという少女が、苦手だった。

 

 全てを見透かしたような、手のひらの上に乗せたような態度でいながら、時折全てを諦めたような顔をする。

 自由を奪われているおでんたちや我らとは違い、少女は今どこへでも行ける立場の筈なのだ。だというのに、ふとした折に悲しげに海を見つめ、おでんの日誌を読めば「いいなぁ」などと呟いて。

 

 端々に見え隠れする悲観的なものの見方も、ヤマトという少女の元々の気質なのだろうと思った。でなければ、この少女がそのような気質になる原因などどこにもないと思ったのだ。

 

 少女は自由に見えた。矜持を重んじる我ら侍とは相容れぬ、享楽を重んじる生き方をしているのだろうと思っていた。

 我らに対する距離が今一つ遠いのも、己の享楽が為におでんを救い気まぐれに我らを護衛としたはいいが、実際に護衛としてみると想像していたようなものとは異なり扱いに困っているのだろうと。

 

 そんな少女が自由について話す折のみ物憂げな表情になるのを見ていると、悲愴な物語の主人公にでもなったつもりかと言いたくなった。

 

 

 ──しかしあの日。そう、命じられるがままに見張りをしていたあの日だ。

 扉を挟んだこちら側まで聞こえるような、大きな怒鳴り声が聞こえた。

 流石に何を言っているのかまでは判別が出来なかったが、その聞き慣れた声が誰のものかはすぐに理解できて。

 

 あの男のことだ。わざわざ様子を見に行かずともあのような少女に手を挙げるとは到底思えなかったが、万に一つ、何かしらの事故が起こる可能性もある。

 少女に怪我でもあれば事であるからと、拙者は一人、入らぬようにと命じられていた扉の向こうへと足を踏み入れた。他の二人もついて来ようとしていたのだが、罰を受けなければならない事態になった時のため、結局拙者だけが様子を見に行くこととなったのだ。

 

 ……が、そこには拙者の知る少女はおらず…………いや。拙者の知る少女など、最初からどこにもいなかったのかもしれない。

 

 

『あなたの体がそんなじょうたいになるようなことをしたのはわたしの父親で、あなたの意思を無視して生かしたのはわたしだ!!』

『…………わたし、知ってた。

 あなたが苦しむことになることも。カイドウやオロチがしようとしてたことも。

 なのに、止められるかのうせいはあったのに、だれもきずつけずにすんだかのうせいはあったのに、全部見捨てて、ただ見てただけだった』

『……本当にひつようなことは何一つ出来ないくせにつごうの良い時だけ相手の命をしばりつけるわたしは、どうしたって悪人だよ』

 

 

 ──そこにいたのは、罪に押し潰され、苦しみに塗れた顔をした幼子だった。

 

 ……幼子は悪人を自称しながら泣いていた。

 涙を流さぬまま、苦しそうに泣いていた。

 

 享楽や自由から来ているように見えたこれまでの行いも、その姿を見てしまえば、かような楽しげなものからはかけ離れたものだったのだとすぐに合点がいって。

 

 あの子どもは悲愴な物語の主人公になったつもりでいるわけではなく、幸福な物語の悪役に成ったつもりなのだ。

 最後に断頭台に立って、己の終わりを幸福な結末とする覚悟を持っている──否、持とうとしている。

 自らの根底を形作る正しき性根で自らの首を絞め続けて、それでも悪役に成ろうとしているのだ。

 

 ──そのことに気がつくと、無性に腹が立った。

 

 目の前で苦しむ子どもに対してではない。

 その子どもの重荷の一部になってしまっている、自分自身に対してだ。

 

 子どもは、自分勝手であることが罪であるかのような反応をしていた。しかし、一体それの何処に罪があろうか。

 自分勝手は悪ではない。それは、自己の強さだ。

 当然過ぎたる勝手は良く思われぬだろうが、他者の顔色を伺ってばかりでは何一つ物事は進められぬ。万人の納得する回答などこの世には存在し得ぬし、行動を起こしてみなければ結果も見えぬのだ。

 その上、起こした行動に文句をつける者もいるだろうが、行動を起こさぬことに文句をつける者もまた、必ずこの世には存在する。

 

 この子どもはそれを理解している。

 だからきっと、どの道を選べど己の罪に首を絞められるだろう。

 そして同時に、罪人であるという自意識から、周りの命に比べどこまでも己の命を軽く思っている。

 

 だからこそ、今こうして己が殺される可能性について「仕方がない」などと(のたま)いながら、それが当然のことであるかのように、微笑んで見せるのだ。

 

 腹が立った。

 歯痒かった。

 悔しかった。

 

 (おの)が父が罪を重ねる度、この子どもは自らの首を絞めるのだろう。何も出来ないことを憎みながら、父ではなく己を呪うのだろう。

 

 ──では、拙者はどうだ? 何が出来る?

 

 ……考えれば考えるほどに、無力だ。

 この子どもを突き放し嫌われて、そのままカイドウをたたっ斬って憎まれてやれたならどれだけ良かったか。

 

 しかしそれすら出来やしない。

 拙者がカイドウに反旗を翻しその上で負けたとあらば、この子どもの精神や立場にどれだけ迷惑がかかるか分かっているが故だ。

 

 ……しかし。いや、故にこそ。

 

「──ヤマト。

 ……今から一つ、お主に誓いを立てよう」

「…………ちかい?」

「あぁ。……拙者は、何があろうと絶対にお主を憎まぬ。

 二十年間お主の剣となり、盾となり、お主が望むままに動くと約束いたす」

 

 ……故にこそ、二十年後に期待を寄せるほかなかった。ワノ国にとっての希望が、この子にとってもまた希望である期待を。

 

 現状拙者に講じることの出来る手立てはござらんし、その間この子どもが──ヤマトがどのような咎を背負おうと、拙者に責める資格などあろう筈もないのである。

 

 であれば、折角だ。

 

 ヤマトが己を赦せぬ分、拙者がヤマトを赦し続けよう。

 

 拙者の誓いを聞いたヤマトが、まんまるに目を見開くのが見える。

 それはいつもの全てを悟ったような、諦めたような表情とは似ても似つかぬ顔で。

 

 ──あぁ。

 もし今日酒を呑めたなら、きっとそれは素晴らしい味であったろうに。

 






【おまけ】


因みに現在の進行度は全体の1/5程度です多分。
……おかしいおかしいよ……。


以下はヤマトに対する各キャラクターの在り方のイメージです。


おでん→大人げのない共犯者
おむすび→歳の離れたお兄ちゃん
牛マル→孫バカのおじいちゃん
天ぷら→赦す人

おでんと天ぷらの違いについての説明は少し難しいんですけど、可能な限り簡潔に言うと、
おでんは『不器用にも全てを一人で背負い込んで苦しんで、したいことをすればするほど自分の首を絞めているヤマトを見かねて「地獄くらい一緒に堕ちてやるよ!」って笑顔で申し出て、それを断られても「うるせェおれが勝手についていくんだっつってんだろ」みたいな勢いで一蓮托生を誓ってヤマトの救いになった人(この人のお陰でヤマトは本来より多少自分の命を大切にしているしこれでも多少前向きになっている)』で、
天ぷらは『自分が出来ないことをさせてしまっている自覚はあるけれどそれはカイドウの娘であるヤマトにしか出来ないことであるし、でもその“立場を利用した救い”のせいもあってヤマトが罪の意識に苛まれていることにも気付いてはいるが守られている立場の自分には何も出来ないことも理解しているので、せめて自分を赦せないヤマトの代わりにヤマトを赦し続けたい人』です。

地獄か?

ハーメルンを最もよく開くのは大体何時頃ですか?(投稿時間の参考にするための質問です)

  • 夜中(23時〜5時)
  • 早朝(5時〜7時)
  • 朝頃(7時〜12時)
  • 昼頃(12時〜16時)
  • 夕方(16時〜19時)
  • 夜(19時〜23時)
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