東方霧雨録〜転生したら霧雨魔理沙♂だった〜   作:クジラのお腹

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第七話 対決!紅魔ノ吸血鬼

 

 side霊夢

 

 私は、このメイドに勝った後、首謀者のもとに案内させていた

そういえば疑問に思ったことがあるのだが・・・

 霊夢「今更なんだけど、自分の主人のところに、その主人を

    倒そうとしているやつを案内してもいいのかしら?」

 

 咲夜「お嬢様からは、私が博麗の巫女、もしくはその協力者に敗れた場合

    自分のもとに連れてくるようにと仰せつかっております」

  

 霊夢「ふーん、まっ探す手間が省けたからいいわ」

 

 そんなことを話していれば、ひときわ豪華さの目立つ部屋についた

おそらくこの先にいるのだろう。

 咲夜「この先にお嬢様がおられます、くれぐれも失礼のないよう」

 

 霊夢「はいはい、わかってるわよー」

 

 咲夜「お嬢様、博麗の巫女をお連れしました」

 

 そういって、メイドはドアをノックした

 

 ???「はいれ」

 

 咲夜「失礼します」

 

 メイドがドアを開けて、中に入るとそこには

羽が生えていて見た目は幼いものの、そこには確かな威厳・・・カリスマがあった

私は感じた・・・、こいつは紛れもない強者であると

 霊夢「あんたがこの霧を出してるのかしら?迷惑だから消してくれない?」

 

 ???「無理な相談だな、貴様らにとって迷惑だからといって何になるのだ?」

 

 霊夢「とにかく、私はそういうことをする奴らをぶっ倒してやるのが仕事だから

    覚悟しなさいよ?コウモリお嬢様?」

 

 レミリア「誰が蝙蝠お嬢様だ!私の名前は、レミリア・スカーレット

      紅魔館の現当主だ!」

 

 霊夢「私は博麗霊夢、今からあんたをぶっ倒す人間よ」

 

 レミリア「ふん、大きく出たな人間、吸血鬼の私を倒すというか

      まあ良い、今夜こんなにも月が赤いのだから・・・」

 

 霊夢「今夜はこんなにも月が赤いから・・・」

 

 「楽しい夜になりそうだ」

 「永い夜になりそうね」

 

 そういうが早いか、両者は飛び上がり幻想郷の命運をかけた

弾幕ごっこがはじまった

 レミリア「人間と吸血鬼の格の違いというものを教えてやろう!」

 

 霊夢「それって、吸血鬼よりも人間のほうが優れてるってことかしら?」

 

 レミリア「ほざけ!」

 

 霊夢とレミリアの作り出す弾幕は、激しくぶつかり合う

霊夢(私とあいつの力は、おおよそ互角・・・厳しい戦いになるだろうけど

   こんなところで負けたりしたら魔理沙に馬鹿にされるわ)

 

 二人の戦いは、熾烈を極めていた

レミリアの右腕を狙った弾幕は、霊夢にグレイズされた

霊夢の囲むようにしてはなった弾幕は、レミリアの弾幕で切り開かれた

 とてもではないが、常人が理解することなどできないだろう

 レミリア「あれだけ大口をたたいていたのにその程度か?」

 

 霊夢「あんたこそ、私に弾幕の一つも当てられていないじゃない」

 

 レミリア「まあ良い、これを食らうがいい!」

 

 《天罰 スターオブダビデ》

 

 霊夢「なら、私もやらせてもらうわ!」

 

 《夢符 二重結界》

 

 お互いの弾幕は、相手を狙って飛んでいく

激しい弾幕のぶつかり合いの末、お互いに一回ずつ被弾した

かなりの速さがあったためか強く当たり大きなダメージになった

 霊夢「ぐっ!」

 

 レミリア「がっ!」

 

 霊夢(あてられたけど、こっちも被弾してしまったわね・・・)

 

 二人は、体勢を立て直し新たな弾幕を打とうとした瞬間だった

館が大きく揺れだしたのだ

 二人がなぜ揺れたのかを疑問に思ったときに

扉が吹き飛ばされて・・・。

 魔理沙「くっ!大丈夫かパチュリー!」

 

 パチュリー「ええ!なんとかね・・・」

 二人が吹き飛ばされてきた

二人の視線の先には・・・

()()がいた・・・。

 

 side魔理沙

 

 霊夢とレミリアが対峙しているころに時間は戻る

 魔理沙「ど~すんだよこれ~!」

 

 パチュリー「とにかく避けるのに専念するのよ!」

 

 ???「アハハハ!コワレチャエ!」

 

 《禁弾 スターボウブレイク》

 

 魔理沙「・・・ッ!」

 

 すぐそこまで、弾幕が迫ってくる・・・

この弾幕に当たったら、ただじゃすまない

 何でこんなことになってたんだったけか・・・。 

そうだ、あれは確か道なりに進んだところに、地下に進むための看板があって・・・。

 

 30分前

 

 魔理沙「なんだ?この階段」

 

 俺は、パチュリーと別れた後道なりに進んでいると、

地下に進むための階段があった

そこからは、何とも言えない雰囲気が漂っていて 

 本能が危険だと鳴り響く、だがそれと同時に

悲しみに満ちているようにも感じられる

 魔理沙「嫌な予感がするけど・・・、誰かが助けを求めてるような・・・

     そんな感じがするな」

 

 俺は覚悟を決めて、不気味な地下への階段を下りて行った・・・。

 魔理沙「この階段、どこまで続いてるんだ?」

 

 階段はぐるぐると、螺旋状になっていてどこまでも続いているように感じたが

ついに終わりが見えてきた、たどり着いたところには一つの扉があった

 魔理沙「ん?この扉・・・かなり強力な魔法の結界が施された跡があるな

     それなのに、ほとんど残ってないぐらいに()()されてる?」

 

 というか、この結界パチュリーのものじゃないか

これほどのものが壊されてるなんて・・・

中には、何がいるんだ?

 俺は、一呼吸置くと扉を開けた、そこには、異様な光景が広がっていた

ボロボロになった壁、バラバラになったぬいぐるみ、薄暗く見えにくい

そして・・・。

 ???「あら?お客さん?」

 

 魔理沙「・・・お前は、誰だ?俺は霧雨魔理沙だ」

 

 フラン「私?フランドール・スカーレットっていうのよ!

     フランでいいわ、よろしく魔理沙!」

 

 魔理沙「ああ、よろしくフランはこんなところで何してるんだ?」

 

 フラン「ここは、私の部屋なのよ、そんなことより魔理沙」

 

 魔理沙「なんだ?」

 

 フラン「私と遊びましょ?」

 

 魔理沙(下手に機嫌を損ねないほうがいいな・・・)

 

 魔理沙「別にいいが・・・、なにして遊ぶんだ?」

 

 フラン「弾幕ごっこ、早くやりましょう?」

 

 魔理沙「じゃ、始めようか、言っとくが負けないからな」

 

 二人は、素早く飛び上がると弾幕を打ち始める

互いの実力は同じぐらいだが、魔力の総量でいえば

フランが圧倒的なために、長期戦になるほど魔理沙は不利になる

 魔理沙「なかなかやるじゃないか、フラン!」 

 

 フラン「うふふ、アハハ!」

 

 魔理沙「フラン?、どうしたんだ・・・?」

 

 フラン「イイ!イイヨマリサ!」

 

 《禁忌 クランベリートラップ》

 

 魔理沙「ぐっ!」

 

 途方もないような量の弾幕に取り囲まれ、一撃を食らってしまい

少し吹き飛ばされる。

 するとそこには・・・

 パチュリー「魔理沙!大丈夫!?」

 

 魔理沙「パチュリー!?助かった!」

 

 吹き飛ばされた先には、パチュリーがいて魔法で受け止めてくれた

フランとの弾幕ごっこに夢中になっていたら、ここまで来てしまったようだ

 魔理沙「パチュリーあれは何だ?」

 

 パチュリー「あれはね、あの子フランが持っている狂気よ」

 

 魔理沙「狂気だと?だからなんだか嫌な予感がしたのか」

 

 パチュリー「でも、今はそれだけじゃない気がするの、

       最近までは最近までは、その狂気も落ち着いていたのに

       ここに来る少し前から、いきなり狂気の力もフランの力も強まりだしたの」

 

 魔理沙「っと、今ははこれ以上話す時間をくれなさそうだな

     パチュリー、二人で何とかなると思うか?」

               

 パチュリー「・・・無理ね」

 

 魔理沙「だろうと思った」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




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