東方霧雨録〜転生したら霧雨魔理沙♂だった〜 作:クジラのお腹
さすがにひどすぎる。
side魔理沙
魔理沙「二人だと、あっという間にやられちまうぞ!
どうにかして、館にいる霊夢と協力しないと・・・」
パチュリー「その霊夢とレミィは上のほうで戦っているわ、
私が案内する」
魔理沙「頼んだぜ、と言っても手早く頼むぜ、ただでさえ今も・・・っと!
追い詰められてんだからよ!」
正直に言って、今のフランは俺とパチュリーだけで抑えらそうもない
こっちからの攻撃なんてできたもんじゃない、それなのにフランの
弾幕はより激しさが増していく
フラン「アハハハ!コワレチャエ!」
《禁弾 スターボウブレイク》
魔理沙「くそっ、何とか防ぎきれねえか?」
フランにへのとどめように一枚スペカを残しておきたいところなのだが
こんなの当たったらただじゃ済まねえぞ。
パチュリーだって、また喘息の症状が出るかもしれないってのに・・・。
パチュリー「あとちょっとでつくわ!あと少しの辛抱よ!」
《木符 シルフィホルン》
魔理沙「パチュリー、助かった!」
あっぶね!パチュリーがスペカを打たなかったら当たっていたぞ・・・
やはりフランの力が増してきているな、それに・・・。
フラン「アハハハハハハハ!!アハハハハハハハ!!アハハハハハハハ!!」
どんどんフランの理性がなくなっているんだ
おそらくだが、フランの中の狂気が膨れ上がっていて
本来の限界を超えてまで力を無理に出していると考えられる。
このままだとフランは、体を無理に動かしたせいで、取り返しがつかなくなるかもしれない
パチュリー「ついたわよ!」
魔理沙「よし!早く二人と合流して・・・」
魔理沙「やべっ!」
扉を開けようとした隙を突かれて、弾幕を打たれてしまった
だが、今ある魔力をまあまあ使って結界をだし、なんとか、吹き飛ばされるだけで済んだ
マスタースパークでも1割ほどで済むってのに、3割は持っていかれたぞ
魔理沙「くっ!大丈夫かパチュリー!」
パチュリー「ええ!なんとかね・・・」
一応霊夢がいるところにはこれたが、来るだけでも消耗しちまったな
霊夢「ちょっと!魔理沙、大丈夫なの!?」
魔理沙「ああ、なんとかなだが悠長にしゃっべってる暇なんてないぜ」
レミリア「パチェ!大丈夫!?それとなんでフランがここに!?」
パチュリー「私たちの張っていた結界で抑えられないほどに
フランが強くなってるの、おそらくだけど狂気によって
普段は出せないような力を出しているからだと思うわ」
レミリア「・・・博麗の巫女よ、今は争っている場合ではない
力を合わせるぞ」
霊夢「はぁ、いいわよこっちもあいつが暴れられたら困るからね」
魔理沙「もちろん、俺もな」
パチュリー「私も、あなたの友人として手伝うわ」
レミリア「・・・そうか感謝する、フランの能力はありとあらゆるものを破壊する程度の能力だ、
その名の通りどんなものでも破壊する力がある」
霊夢「厄介な能力ね、使われたらいっぱつで終わりじゃない」
魔理沙「確かに使われたら終わりだが、その心配はいらないかもな」
レミリア「そういえば、先ほどから攻撃してこないな?」
パチュリー「・・・フランが結界で閉じ込められてるわね
それもかなり強力なもので」
実は、先ほどからフランは自分を閉じ込めている結界を壊そうと躍起になっている
もっとも、今のフランが結界に閉じ込められていることを自覚しているのかは知らないが
魔理沙「ああ、あれは俺が作った魔道具だ、内包させている魔力を消費して
結界を作るんだが・・・、3か月ほど前からコツコツと蓄えてきたのが役に立ったな
ここで重要なのが、あの結界でもフランを閉じ込めていたもののほうが強力だ」
霊夢「なるほど、その閉じ込めていた結界を壊せたのなら
この結界も壊せるんじゃないかってことね」
魔理沙「そういうことだ、さらにあの結界は少しずつじゃなくて、一気に壊されていたんだ
つまり、狂気が強くなりすぎてただその力を滅茶苦茶に開放しているだけだと思う
まあそれでも決まったわけじゃないし警戒するに越したことはないと思うが」
パチュリー「それでも、かなり強いことに変わりはないわね」
レミリア「メイド妖精に被害がいかないように、咲夜に避難させるよう
に伝えるための使い魔を送ろう」
レミリアはそういうと、蝙蝠を呼び出し窓から出したこれでメイド妖精は大丈夫そうだ
魔理沙「・・・そろそろ、結界が破れるぞ準備はいいか?」
霊夢「もちろんよ」
パチュリー「サポートは任せなさい?」
レミリア「狂気を倒して、フランを助けてみせるわ!」
結界が完全に破壊されるとフランが飛び出してくる
それを飛び上がることでよけると一気に弾幕を展開、攻撃をしていくが
よける気がないらしくまっすぐに突っ込んでくる、その体にはかすり傷ぐらいしかなく
それも、吸血鬼の再生力ですぐに治ってしまう
魔理沙「やっぱりスペカレベルの攻撃じゃないとまともな攻撃にも
ならねえか」
フランが弾幕を出し始めるが、大きさも早さもバラバラで滅茶苦茶だ
よけにくい。
ほかのみんなもよけている間に少し弾幕を打つのが限界だ
何とかして隙を作るには・・・
魔理沙「霊夢、二重結界つかえるか!?」
霊夢「少し時間を稼げたらできるわ!」
魔理沙「了解!二人とも!こっちに来てくれ!」
パチュリー「わかったわ!」
レミリア「今行く!」
二人が弾幕をよけつつこっちに来ると三人で弾幕を放つ
やはりというべきか、フランは暴走しているようで三人集まっても
特に弾幕を集中させることもなく突っ込んでくるしかし・・・
霊夢「準備オッケーよ!」
《夢符 二重結界》
霊夢の二重結界で少しではあるが時間稼ぎができた
すでに結界は破られたが・・・
俺たちの勝利だ。
霊夢「これで終わりよ!」
《霊符 夢想封印 集》
魔理沙「お前との弾幕ごっこ楽しかったぜ!」
《恋心 ダブルスパーク》
パチュリー「早く戻ってきなさい!」
《火水木金土符 賢者の石》
レミリア「目を覚まして!フラン!」
《神槍 スピア・ザ・グングニル》
霊夢、パチュリーそして俺のスペカがフランの弾幕を蹴散らして
レミリアのグングニルがフランに突き刺さった・・・。
グングニルに当たったフランは気絶し下に落ちていく
このままでは地面にぶつかるが・・・。
レミリア「フラン!」
そうなる前にレミリアが受け止めた。
レミリア「起きて!起きてフラン!」
フラン「・・・ん、んん・・・あっ・・・おねえ・・・さま?」
レミリア「フラン!起きたのね!?」
フラン「うん、そうだよ・・・やっと・・・やっとまた会えた!」
レミリア「よかった!ほんっとうによかった!」
フラン「私、怖かった!ずっと暗い場所にいて誰とも会えなくて
私の中にいた、私じゃないものがずっと私を飲み込もうとしていたの
体が勝手に動いてみんなを傷つけて・・・」
レミリア「いいのよ、そんなことだれも気にしてない
私は、あなたが元に戻ったそれだけでいいのよ」
フラン「うう、お姉さまぁ・・・」
レミリア「おかえりなさい・・・、フラン?」
二人は抱き合って泣いている、今まであうことができなかった
吸血鬼姉妹は、今ここに再開することができた。
二人は落ち着くと赤い霧をなくしてしまってからこちらにやってきた
レミリア「改めて霊夢、魔理沙、本当にありがとうね
あなたたちには関係ないことだったのに・・・」
フラン「ごめんなさい、二人にも、みんなにも迷惑をかけちゃった」
パチュリー「私からもお礼を言っておくわ、私たちのことを助けてくれて
ありがとう」
魔理沙「いいんだよ、別に俺がやりたかったからやっただけだ」
霊夢「私は仕事だからやっただけよ」
魔理沙「そんなこと言って、ほんとは心配してたんだろ?」
霊夢「そ、そんなことないわよ!ただ、あそこで暴れられたら困るわけで・・・」
魔理沙「まったく、霊夢は素直じゃないな!」
『あはははは・・・』
~~紅霧異変 完~~
「なあ、あれ見てたか?」
「ええ、私も見たわ」
フランが気絶したときに、黒いものがフランの体から飛び出していったのを・・・。
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