海賊になって冒険を!!   作:夏の屋台

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5年後

 あの衝撃の事実を知ってから5年後

 私は5歳児になり、外に出かけて近所の友達と遊び回るようになった。

 魔力チートはどうした? 

 話が通じる理由は? 

 という声が上がるだろうが

 そのことについても触れて、話していこうと思う。

 まず、通訳チート無しで言葉が通じる理由についてだが その理由はあっさりとわかった。

 その経緯としては、ある日私が

 言葉が喋れるようになってからママに本を読んでとせがんだところ

「佐藤の英雄伝説」といった異世界の国にほーんから

 勇者佐藤が召喚され、魔族と呼ばれる存在の王である

 魔王を倒してこの世界を救った英雄譚を朗読されたからである。

 続いて魔力チートだが

 ママに魔法や魔力について聞いたところ

 この世界では

 10歳になって教会に行くまでは魔法やスキルは与えられず、魔力は魔法を使うことで鍛えれることであった。

 ちなみに魔道具などの魔力を消費するアイテムもあるが

 10歳児未満の子供達に使って無理矢理鍛えようと実験したところ

 全員が実験中に倒れ意識不明の重体に陥ったらしい。

 原因は不明らしい。

 私はそれを聴いて、魔力チートを泣く泣く諦めた。

 そうして、今は身体作りも兼ねて近所の友達と遊ぶようになった。

 その過程で自分がここらへんの土地の領主の娘であることなどが発覚したが別にそこは気にすることではなかった。何故なら私が住んでいるところは国境沿いのど田舎であり、父である領主の性格も朗らかで領民との仲もよく、距離が近かったからである。

 そう考えごとに耽っていると私は顔面に泥団子を喰らった。

 私は畑にいる仲間達に向かって叫んだ。

「突然何をするんだ!?」

 すると、向こうからから

「ぼっとしてるお前が悪いんだよ!」と返答が返ってきた。

 どうやら友達と思っていたのは私だけだったようだ。

「やったなー!!」

 私はすぐに近くの畑に降りて泥団子を投げた。

 そして、仲間のうちの1人の顔面に的中した。 

「やりやがったな」「やっちまえ」「お前の敵は俺だ」「お前裏切りやがって」という声があがり、私たちは泥合戦をした。

 それから私たちは畑に農家の方が訪れるまで泥団子を投げ続けた。

 当然、畑に訪れた農家さんは怒った。

 そして、次の日には畑を荒らしたメンバーで泥の回収や畑の手伝いをするはめにあった。

 一応領主の娘なのに…………

 さらに泥合戦をしていたことが農家さんから領内に伝わり、

 領主の娘はお転婆娘という噂が広がった。

 噂は父や母にまで伝わり父母にまでそのことで揶揄われてしまった。

 あんた達貴族の娘である自分がこんな噂されてるのに笑ってていいのか…………

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