ホラゲーをトイ・ストーリーだと思ってるやつ   作:アッポラピッタポン

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工場探検

ヌイグルミになってから数日が経過した、もうオモチャの振りも慣れたもんである。

 

今日もまた、誰にも気づかれる事なく夜になっていた

 

——自分の才能が恐ろしいぜ!

 

学生時代の経験がっ て誰がインキャだ!!

 

と、独り言を脳内で呟いていると

 

——ん? なんだこの箱?

 

長細い箱を発見した、俺と同じくらいの身長だ

 

——ちょうど俺がスッポリと入るような・・・

 

えっ?コレ俺の入ってた箱じゃね!?

 

急いで裏の説明欄を見る

 

そこにはデカめの文字で『ハギーワギー』と書いてあった

どうやらコレが俺の名前らしい

 

——名前からしてハグするだろうな、手にテープついてるし

 

いいね!名前も見た目にぴったりだしな

 

説明欄の下の方を見ると、俺の小さいバージョンもあるらしい

 

工場を歩き回ればいずれ会えるだろうか?

 

——きっと俺似のかわいい奴に違いない!

 

——そうねあなた(裏声)

 

そうと決まれば、サクッと見つけてやりたい

 

そう決めた俺は工場内をうろつき回る。

 

警備の人にバレないかって?

おいおい、ト○・ストーリーは監視カメラも無いし、警備員は仕事をしない世界だぜ?気にする訳ないだろ?

 

途中の壁紙を見ることも忘れない

 

——えーっと何々『我々play time社は孤児園に支援を行なっています』か

紙の端に俺を書くとは書いた人センスがあるな(謎の上から目線)

 

下に読み進めると、孤児院にオモチャを貸し出していることがわかった

 

——今度行ってみたいな

 

まだ子供に会ったことすらないし

 

そんなことを考えながらぶらついていると、日が昇っていく事に気づいた。

 

——もう、あの体勢も慣れなもんよ

 

初めは腕が釣りそうになったものだ

 

——今はもう慣れ・・あ

 

イタタタタタタタタタ!!

 

——すぐに体勢を・・・!?

 

社員入ってきた!?

 

えっ!?ちょ!?まっ!?

 

今日一日ずっとコレ!?

 

ウッソーん・・・

 

 

ヤベェ、クソつらい・・・

 

 

 

——夜——

 

あーー痛かったぁ・・・

 

動いちゃいけないのが余計辛い

 

もうね、ずっと痛いの(切実)

 

と、言う訳で俺の身代わりを探しに行こう

 

毎日あの体勢をしていたら死んでしまいそうだ

 

幸い、前に同族が入った箱は見つけてたし、ササッと引きづり出してしまいたい。

 

おっ?あったあった!

 

ほら!たかし(?)あなたたまには外に出ないと!体に悪いわよ!

 

えっ!?お前も動くんかい!!おい!ちょっ!その物騒な歯をしまえ!

お母さんそんな子に育てた覚えないです!

 

ヤメロー!(建前)やるなら表でやろうぜ!他の奴らに申し訳ねぇ(本音)

 

あっ・・そこは言うこと聞くんだ・・・

 

いや待て、表出た瞬間に襲い掛かってくんな!

 

ぎゃーー!!!

 

 

この日、研究者は2匹のハギーワギーが大人しく倉庫から出て行った後、殴り合うというシュールな映像を見て、コーヒを吹いたらしい。

  

 

 

 

 

 

ハァ・・・ハァ・・・やるじゃねえか・・・

 

見縊ってたぜ・・・

 

悪かったって?

 

殴り合う前に言ってくれたら良かったんだが・・・

 

よし、今日から俺たちは戦友だ!よろしく頼むぜ相b・・あっ

 

日が登ってる!?

 

あっ、相棒は知らないのか、俺たちは太陽が昇る前に隠れなきゃいけないんだよ

 

えっ!?お前どこいくねん!?

 

太陽を克服してくる?

 

いやいいから、てかどっから仕入れてんだよそのネタは!!

 

あーもう滅茶苦茶だよ・・・

 

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