Blue Archive -Ancient Japan- 作: 宵月醍醐
口調とかよくわかっていない部分もありますが、頑張りますのでよろしくお願いします。
第1話 プロローグ
数千もの学園が集合した学園都市「キヴォトス」。その統治組織である連邦生徒会、そのトップである連邦生徒会長が人前に姿を現さなくなり、数週間。キヴォトス全域でインフラの停止や治安の悪化が起きていた。それに対してトップを欠いた連邦生徒会は対応が遅れていた。
キヴォトス三大校とも言われる、トリニティ・ゲヘナ・ミレニアムといった大規模な学園から、アビドスと行った小規模な学園、連邦生徒会管轄下のヴァルキューレという学園までさまざまなトラブルに見舞われていた。
それは農作物輸出でキヴォトスに名を轟かせている学園、「
-秋津島学園平安地区高天原本部-
秋津島学園の生徒会に当たる
「藤原地区管轄の水田への送水装置が停止しました!原因は不明です!」
「その案件はここではなく、農務局へ持って行け!は?農務局と連絡できない!?電話できないなら伝令を出せ!」
役職を表す青色や赤色の冠*1をかぶった高天原や自治区の行政に携わる
「
「一部が
ギリギリの平静を保っていたが、獄舎から停学処分中の生徒、所謂不良が脱獄。さらに一部が高天原の本部が位置する内裏に侵入したという情報によって、行政官たちに混乱が起こった。
「狼狽えるな!落ち着いて対処すればこの程度大丈夫だ!」
そこへ、紫色の冠を被り黒髪をお団子にまとめた少女が現れた。彼女の言葉により、本部が一瞬静まりかえった。
ここにいる行政官たちよりも幼く見える少女であったが、彼女の登場に行政官たちは落ち着きを取り戻した。
「会長だ!」
「ニニギ様だ!」
秋津島学園、学園を束ねる高天原のトップ、
「各地区との連絡網を再確認して。連絡が付かない場合は護衛付で伝令を出して」
「はい!通信官は各地区と連絡網の確認を行って!」
「あなたは、兵部局と衛門府をとりまとめて合同司令部を構築して治安回復を急いで。内裏内の侵入者排除は近衛府を最優先に当てて終わらせて」
「わかりました。ここ以外の部隊はどうしましょうか?」
「基本は担当地区内で兵部局と衛門府を統合運用、治安回復を最優先にして。他自治区との区境警備隊、近衛府は持ち場を動かさないように」
「わかりました。兵部局と衛門府、近衛府行政官は第三会議室に集合!合同司令部を構築する!」
ニニギは、近くにいた青色の冠の行政官に簡単な指示を出した。それに従い、生徒たちが動き回り、再び部屋が騒がしくなる。
「サクヤ。ちょっと耳貸して」
ニニギは部屋が騒がしくなったタイミングで、傍らに控えていた長身でピンク髪に小さな紫の冠を載せた少女、高天原副会長
「なんでしょうか、会長?」
背の低いニニギに合わせてサクヤはかがんだ。
サクヤの耳元で、ささやくようにニニギはしゃべった。
「姉上を特使として連邦生徒会に送るよ。護衛部隊を1個大隊用意して」
サクヤは一瞬驚いたかのように目を見開いた。
「テラ様を、ですか。しかし、1個大隊は大げさではありませんか?」
サクヤは、ニニギの姉、
「たしかに姉上はここで2番目ぐらいに強いから疑問かもね。護衛部隊はただの建前。実際は連邦生徒会に対する切り札のつもり。姉上なら上手く使ってくれる」
サクヤは、ニニギの考えを聞き、なるほどと感じた。最悪の場合、秋津島2番目の武力と数の暴力で連邦生徒会を脅し、協力を仰ぐつもりと言うことか。
流石、1年生ながら高天原のトップになった人だとサクヤは感心した。
「そういうことですか。会長の考えはおおよそわかりました。護衛部隊は、練度的には兵部局の
「さすが、サクヤ。私の考えを理解してくれて嬉しいよ。今回ほどの非常事態、事後承認させるよ。すでに、
「それならよかったです」
「だから後は、姉上にこの全権委任状を渡すだけ。私が渡してくるから、ここはサクヤにまかせるね」
「わかりました。ここはお任せください」
ニニギが懐から全権委任状の入った封筒を取り出し、サクヤに見せる。そして部屋から出ようとした。そこに通信の腕章を付けた黒色の冠を被った生徒が慌てて部屋に入ってきて、危うくぶつかりかけた。
通信官はぶつかりかけたのが相手が、紫色の冠であることに気づき、謝ろうとしたが、即座に自分の職務を思い出して緊急で入った通信を伝えた。
「た、大変です!スサノオが獄舎を脱獄、百鬼夜行方面へ逃走!追跡に当たった平安衛門府2個中隊が返り討ちに遭い、壊滅。至急応援求む、との連絡です!」
「なんだと!」
「あの精鋭が壊滅!?」
「境界を越えられるとまずいぞ!なんとかして止めないと!?」
投獄されていた生徒の中で最も警戒されていた生徒、コードネーム『スサノオ』が脱獄し、百鬼夜行方面へ逃走しているという連絡が入り、本部は再び混乱に陥った。
「まさかこうなるとは。あいつはいつも余計なことしかしない。サクヤ、代わりに姉上の所へ届けて」
ニニギも、この情報には冷静を欠いたようで一瞬顔をしかめた。が、即座に顔を繕い、サクヤに委任状を渡す。そして自らの愛用武器を手に取り、周りで右往左往している生徒に指示を出していく。
「私が前線で指揮を執る!百鬼夜行陰陽部に緊急連絡!百鬼夜行との境界付近の部隊に警戒態勢を取らせて!平安地区衛門府へ長岡地区衛門府から応援をだして!平安地区の兵部局は通信設備と検問を守備!近衛府は、内裏の守りを固めて!」
「サクヤは姉上にそれ届けてね。頼んだよ」
「わかりました。ご武運を」
「サクヤもね」
ニニギは、サクヤに笑いかけ、少数の護衛とともに執務室を出てスサノオ捕縛のため、前線へと向かった。サクヤはそれを見送ると、テラが普段いる部屋へと急いで向かった。
この騒動は数日後に沈静化した。
しかし、スサノオら多くの不良を取り逃がし、交通インフラや農耕施設の多くに損傷が出るという不安が残る終わり方だった。
プロローグ終了です。次回から、メインストーリーに入る予定です。
あとがきって、何を書けばいいんですかね?
他の先生たちのような怪文書は書ける自信がないです……
設定とかいりますか?
ブルアカのプロローグって、プレイアブルの生徒がいる学園は独自に対処できていそうですけど、他の学園はインフラや治安が凄いことになっていそうですね。
基本は各学園が対処するんでしょうけど、非常時に介入できないほど連邦生徒会って、そんなに人いないんですかね?
トップがいなくても、非常時用のマニュアルとかないのかな?
最後まで呼んでくださりありがとうございます。
次の話はできる限り早く投稿できるよう頑張ります。
感想、お待ちしてます。
一部修正しました。