はい、皆さんこんにちは!
雪月風花です。
今回はえっと……劇中の各場所でって感じで。
それではどうぞ!
世の中には優秀がゆえに生きにくいという人が一定数いる。
有名どころで言うと、〇ラえもんの〇来杉クンだ。
知っての通り、彼は映画に出られない。
なぜか。
優秀過ぎるから。
そりゃそうだ。
何億と制作費を掛けた二時間弱の映画が、彼のせいで開始五分で終わってしまう。
その優秀過ぎる頭脳で、あっという間に解決してしまう。
それでは映画にならない。
というわけで〇来杉クンは大人の事情で、彼自身には何の
さて。
ではそれを踏まえた上で、そろそろ本題に入るとしよう。
◇◆◇◆◇
「こんな場所で豚汁が飲めるなんて! あぁ、染み渡るわぁ。これ、リィズちゃんが?」
「凄いですよね、艦長代理。なんなの、この深み。どうやったらこの味出せるのかしら」
リィズが艦橋に差し入れの
レアリー・エドベリ艦長代理とマエヌラ・パノパ操舵手が顔を突き合わせて分析に入る。
「
リィズはすっかり空になった寸胴を手に、笑顔で答えた。
◇◆◇◆◇
「リィズちゃんのあやとりのお陰で動いたよ、F91。ありがとう!」
「お母ちゃんの考えなんてマルっとお見通しです。ちなみにこんな技もあるんですけど、ひょっとして配線変更したら……」
「り、リミッターが外れるだって!? そんなことって……」
「あ、こういう技もあってですね」
「ビーストモードか! どうなってるんだ、リィズちゃん」
「お役に立てたようで何よりです!」
驚愕の顔を向けるメカニックのグルス・エルスに向かって、リィズは笑顔を向けた。
◇◆◇◆◇
「過ちなんて誰にでもあります。状況が状況なんですから、選択を間違えたらならやり直せばいいだけです。いつだって、遅いなんてこと無いんです、お義姉ちゃん」
「リィズちゃん、わたしのこと、お義姉ちゃんって呼んでくれるの?」
「まだまだ戦争は続きそうです。みんな揃って生き残る為に、お義姉ちゃんの頑張りが必要なんです。わたしたちを守ってくれますか?」
「勿論よ! わたし頑張るね、リィズちゃん!」
クロスボーン・バンガードを裏切ってスペース・アークに来たセシリー・フェアチャイルドに、リィズは微笑んでみせた。
◇◆◇◆◇
「見つからない! 見つからないんだ!」
「お兄ちゃん! 心の目で見るの! 大丈夫、お兄ちゃんならセシリーさんを感じ取れるわ!」
「でも、何も感じないんだ!」
「だから。こうやるの!」
リィズの頭付近に稲妻が閃く。
次の瞬間、F91のコックピットで半狂乱になっている兄・シーブック・アノーの頭付近にも稲妻が閃き、突如セシリーのイメージが浮かんだ。
「そうか! こうやれば……。この反応? あっちだ! あっちにいる!」
バックパックを背負って宇宙空間に飛び出した兄の姿を見て、リィズはホっと息をついた。
そんな娘を見て、母モニカ・アノーの顔が引き
「あんた、いつのまにそんなことが出来るようになったの?」
「サポート役に徹するのも楽じゃないね、お母ちゃん」
「リィズ、恐ろしい子!」
〇ラスの仮面風に、目を真っ白にしてつぶやくモニカに向かって、リィズはニヤっと笑って、肩をすくめてみせたのであった。
はい、ということで第15話でした。
ご存じのように、リィズは主人公シーブックの妹です。
映画では時間の制約があるからか、出番はそんなに多くなかったかな。
でも、その割には、妙に知的で出来る子的イメージがあるんですよね。
今回はそれと、ジャンポケさんが昔やってたネタ「馬鹿なフリをするのも
楽じゃないね」っていうのを掛け合わせた感じです。
全て計算ずくでこなすリィズ。
恐ろしい子!
ではまた次回、お会いしましょう!
( ฅ•ω•)ฅ ニャー!