はい、皆さんこんにちは!
雪月風花です。
今回はえっと……第35話の「ソロモン攻略戦」の直前なのかな。
それではどうぞ!
オスカ・ダブリン上等兵とマーカー・クラン上等兵は、ホワイトベースのオペレーターである。
ブリッジにおいて、誰よりも高い位置を陣取っている二人ではあるのだが、別に索敵がメインの仕事だからといってこんな高い位置にしなくたっていいのに、と二人とも常々思っている。
――なぁ。ブライトさん、頭頂部、薄くなってね?
――マジ? あーー、ホントだ。あの年齢で艦長やることになっちゃったし、心労が多いんじゃねぇの?
二人は普段、私語は一切喋らない。
シートに座っている間、仏頂面で通す。
その代わり、モニター上では激しく会話をする。
そりゃそうだ。一日モニターとにらめっこして、ストレスが溜まらないわけがない。
しかも、他の人の目が届かない高い位置にいるから、やりたい放題やっても意外とバレない。
先日など、二人してこっそりAVを見ていた。
いつでも画面を変えられるよう右手でマウスを握り、音はインカムで聞く。
音漏れがしないか、ずっとひやひやしていた。
チャレンジ成功後、ビール片手に二人して大爆笑した。
――ブライト艦長、やっぱ気が気じゃないんだろうな。
――スレッガー中尉? あぁ、今日はまた一段とミライさんと近いしな。
さっきからスレッガー・ロウ中尉が操舵担当のミライ・ヤシマ少尉に寄り添って、親し気に話している。
ミライも満更ではないようで、操舵をしながら楽し気に話している。
ブライトが横目でチラチラそれを見ているのが、二人の位置から丸わかりだ。
ブリッジ部隊のリーダーであるブライトとしては、ミライへの想いもあって、二人の仕事に関係ないおしゃべりを阻止したいのだろうが、スレッガーは戦闘部隊のリーダーで、官位も同じ中尉である。
対立するのは得策では無いと思ってか、口を差し挟めないでいる。
オスカとマーカーは、その三角関係を一段高い位置からニマニマして見ている。
「あ、そろそろソロモンの戦闘宙域に入ります!」
オスカが声を上げる。
大丈夫。オスカもマーカーもちゃんと軍人なので、仕事は忘れていない。
「ご苦労! す、スレッガー中尉、Gファイターで出てくれ!」
「りょうかーい。じゃ、ミライ少尉、行ってくるぜ」
「ご武運を!」
ブライトが自分のシートに設置してあるモニターをチェックする。
だが、モニターを見ているようで、実際はその糸目でスレッガーを睨んでいるのが、上の位置からはバレバレだ。
――モビルスーツ五機撃破で勲功を上げるに一万。
――んじゃオレは、十機にしとこう。
――え? 二階級特進に賭けねーの?
――スレッガーさん、悪運強そうだもん。まーだ死なないだろ。あ、オレついでに、ブライトさんの前髪がもっと後退する、に一万賭ける。
――それは賭けにならねーって。
オスカとマーカーは、今日も戦闘と関係無いところで盛り上がるのであった。
はい、ということで第三話でした。
な~んか二人が高い所に座っているのが不思議だったので、
素直にそのことを書いてみました。
しょうもな!
ではまた次回、お会いしましょう!
( ฅ•ω•)ฅ ニャー!