せっかく転生したのにイケメンじゃないし大変な世界に来た   作:ケリュム

1 / 10

 主が転生したのはイケメンの甚爾君ではありませんでした。


〜設定ェ〜

・自身の呪力を固めて打ち出す術式"塊打突呪法"
 (本物の術式は知らないので独創)

・膨大な呪力

・"重い"という呪力特性
 


イケメン

 

 

 

 若干の劣勢を感じるものの術式を使用し攻撃範囲を広げ挫けることなく数回殴る蹴るの攻防を続けていたが俺は正面からの殴り合いでは勝てるビジョンが見えず地中に呪塊を止める。  しかしそれは簡単にバレるが俺は左右にも呪塊を作っていたのでおとうと相手の胸を狙いクロスするように拳を振り切る。

 

「それは遅すぎますよ()()()

「ガボッ、、、グハ、、っ」!!

 

 、、が、本来俺より圧倒的に身体能力を上回る弟には両手の振り抜きは遅すぎるようで呪力強化している筈の横腹を数発殴られた後顔面を正面から殴られる。鼻が痛いあと皮肉ウザい

 

 弟との殴り合いは術式ありきで若干ついていけている様なギリギリの殴り合い。 俺の拳は本体が当たることは想定しておらず範囲の増えた箇所が当たる事を想定している。

呪力強化してんのに激痛の走る腹と絶対ヒビは入ってるであろう顔面の痛さを無視し、仰け反った途端に両手を地面に着けば脚力のみのドロップキックを繰り出し蹴り飛ばす。

 

「シャ"ラァッッ!!」

 

 防がれてはいるが当たりはした。 そのおかげで結構な勢いで後方に飛んでいるが距離が空くのもマズい、足を地にふれればそいつは捉えるのが面倒な速度で襲ってくるのでそれもダメだそこで再度俺は術式を発動する。俺の生得術式、それは「塊打突(かいだつ)呪法」。

 

 呪力を固めそれを()()とし、それを四肢と連動させる術式だ。一応連動はせずとも動かせるが威力が8割減する。

 

 

フん"ッ!!

 

 俺は仰け反った姿勢を即座に戻すと地面が抉れる程度の脚力で地面を蹴り近づくとここぞとばかりに本来の自身の足と同じ大きさの呪塊を上から叩き下ろす。  コレなら呪力は圧縮され威力は何倍にもなり流石のアイツも食らう場所によって大ダメージを与えられる筈だ……それを何十と墜とす。 因みにコレが当たれば普通に呪霊も祓える威力だ。

 

 しかし戦闘中片目を瞑り一切使用しないという()()で現在俺の右目はかなり良くなりアイツをしんどいが捉えることはできる俺の目には見えた。 当たる寸断に互いの目の端にうつった木を蹴り跳びジグザグと俊敏に動き暗闇の左に入られ目視が不可能になる、ここで目を開けても縛りが消えて元の視界に戻っても本来の俺は弟を捉えることができない。

 

(何で吹き飛ばされてあんな無理な姿勢からいけんだよ!?)

 

 技を放った衝撃で陥没がいくつも出来るが当たっていないのだ。 土煙の舞うなかで死なない程度の渾身の一撃という大隙を作り出した俺は体勢を整える前に横からの衝撃に意識が途絶える。

 

 

_______________________

_____________

 

 

 

  4歳から5歳に上がった時自身の術式に加え転生なる物を経由していることを知覚した。 その時最初の感想は

 

 

「イケメンじゃねぇじゃん」

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。