せっかく転生したのにイケメンじゃないし大変な世界に来た 作:ケリュム
r15?
グロいです
コ"
カ"
カ"
カ"
カ"
カ"
ッ"
廃神社の山頂から下る傾斜の激しい森林。
腹へ向かい来る拳、甚壱はその腕を拳で殴り軌道を変えるとそのまま勢いをつけて男の頬を裏拳で叩き殴る。
「ん"ン"ッ!!。」
「ぅ"ッ ェッ……!!?。」
2人の大男が巨木をへし折り土煙を上げ転げ落ちていた。
「クッ そがァッ!!。」
もう片方の拳から放たれる拳は勢い任せ。
(お粗末)
甚壱は男と自分の体を捻り無理やり交わすと腹に数発拳を叩き込む。
「ぐぅッ ハッ…!?」
転がり毎秒変わりゆく視界の中 呪詛師
「はッな"れェェやがれクソガキッッ カ"ァ"ッ!!!」
「照れ屋ちゃんかぁ"?需要ねぇぞもっと打ってこいッ オッッサン"ッ!!?」
転がり落ち1分も経たない内で起きた互いの三桁にも届きうる交差する拳の殴り合い。 互いの拳には間違いなく殺意が込められており、2人の拳 その一発一発は準一級、あるいは1級呪霊ならば間違いなく祓える。 そんな拳を互いに打ち合い、そして時々現れる凸凹の岩などに相手を打ちつけてやるなど、殺意の高い近接戦。
生け取り、甚壱は忘れてはいない…この程度ではこの呪詛師は死なないと確信を持ちながら行っていた。
その2人は、大きく腫れ瞼を腫れ、破れ、千切れた服から見え隠れする鍛えられたその筋肉は赤紫色に変色し陥没したままの部位も出来上がっていた。
甚壱に関しては何か先端が尖った様な物で刺された様な傷を横腹に受けており血をかなり流している様子。
側から見れば甚壱は劣勢に見える傷の差、しかし、
(これだから呪術師は狂って…
「カスガキッがッ!!」
「良いッ!! もっと!ぐふゥ"ッ!!?」
「ンッ"!」
「ぉ"あ"〜ッ!? 今回は刺ささねぇのかぁ"ッ!!??ジジィ"!」
転げ落ちる前、社場での初撃の際、甚壱は弓握が振り抜く前にその呪具を弾き飛ばした。
そして起こった社での平けた場の殴り合いにて甚壱はかなり拳や蹴りを受けていた、交わしたと思っても蹴られ、受け流しカウンターを入れようとすれば指に拳をくらった衝撃を受け、そのまま手のひらごと腹を殴られた、指の骨が軽くヒビが入ってしまう始末。
しかし甚壱の猛攻は次の瞬間からまた始まる。
(呪力の不可視化!! 攻撃部位の拡大ッ!!気持ち悪いなぁ"ッ!??
まだ慣れれんッ! それに加えて俺にダメージを簡単に通す
術式の開示とはいえ全ては話さない、その意味がないからだ、そして試行錯誤で術式完全把握をしたい甚壱は攻撃受けかたを変えてみたりしてみた。
分かったこともある、頬にくらった石ころの感じから見えなくする、だけかとも思ったが奴が手のひらを突き刺す手刀を向けてきた際には拳を合わせてみたところその呪力は尖った、そうだ、例えるならランスの様な形へ変容し、呪力の性質が違った、あの攻撃は俺の横腹を削りやがったッ! 手刀の感触でなかった、そこから鑑みるにおそらくただ奴の術式でできるのは不可視化、そして攻撃範囲の拡大化だろうな。
拡大化に関してはその攻撃元の性質をそのまま拡大化させているようで、不可視が付属効果のような気がする。 だからこその不可視、察知できな筈だ。
そしてその形状は武器の性質など無くとも、お粗末だが形を自在に変えれると見た。
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______________________________今に戻る
禅院 甚壱の莫大な呪力量、そして禅院家内でも"ぶっちぎって一位だと自負する呪力出力、それに加え"重い"という特異な呪力特性。 その為甚壱は殴り合いにおいて呪力の燃費が良く、下手な術式より使いやすくシンプル故に強い、その"拳"。
それはヒットしてしまえば、怯み 気絶し そして嘔吐までする呪詛師の姿しか見た事の無い甚壱は その拳を受けて尚、意識を完全に残した状態 さらに反撃すらも簡単に行えてしまえる呪詛師"三郎"に驚愕と歓喜が隠せずにいた。
禅院家内では甚壱より強い者は多くはないが居る。 その内、その拳がガードを抜けてしっかりとヒットし、今のような反撃ができるのは弟以外甚壱は見た事も無く、当人以外もあまり想像出来ない……それを耐え反撃する
「マッッジィ かッ!!!?」
さすれば久方ぶりに血が沸き肉踊るそのぶつかり合いに甚壱は 流石に…
(興奮するぞッ!!?)
興奮した。
だが戦闘中…それは邪魔な思考でしかなく、その一瞬気が逸れたタイミングだった。 歯を食いしばり打ち込んだ三郎の左拳は甚壱の顔面にクリーンヒットし、さらに振り切られる。
「甘ぇんだよガァキか"ッ!!!」
「ンク"フッ"ッ…!??」
甚壱が受け流す事を選択に入れる出力を持つ三郎の拳は、出遅れた甚壱には躱わす事ができず、振り切った時それは甚壱の右頬皮を簡単にズル剥いた。
しかし童の頃から父や教育係に叩き込まれ、自身でも強くなっていく事が分かる鍛錬に楽しさも見出し、戦闘に楽しみを見出してしまった甚壱は、今までのその才を時も掛け遺憾無く繰り返し鍛え、染み付いた動きは反射で行われ、三郎が振り抜くまえに首を捻り躱す。
が、攻撃の拡大化に含まれるその拳はその頬の肉も深く抉る。
禅院家の戦闘部隊、さらに精鋭の"柄"へと上り詰めた甚壱の実力は折り紙つき。
「ん" ん" ン ン" アッ!!!!!」
頬から血潮が吹き出すや否や冷静さを取り戻し反撃。 上半身を三郎目掛けて無理やり起こして接近すると、驚いた様子のその強面に鈍い音を立て頭突きを見事喰らわせた。
「カ"ぶォ"ッ !!?」
「痛ぅッ"がぁッ!!?」
その頭突き、衝突の直前三郎も向かいくる額に額を叩きつけた。 互いにダメージが分配し、その衝撃で互いは頭を仰け反った。
三郎へダメージが着実と蓄積するその殴り合いは再開すると思われたが、その瞬間ふたりは宙を舞い高速が解ける。
その先には浅い川が現れ
サ" ッ ッ パァア ん
川へ叩きつけられた2人。
水飛沫が上がり薄い水壁が作られる。 そして顔から血を撒き散らした三郎は甚壱より早く体制を立て直し素早く駆け出す。
「来いヤァ"ッ…!!」
(距離感も分からなくなっちまたのかジジイ!!?)
まだ拳が届くには少し遠い、そんな距離感で拳を下から突き上げる動きに甚壱はバカにした様な、すこし悲しい様な気持ちが襲う。 甚壱は弓握が振り切った後にカウンターで迎え撃つ準備をする。
(もう終わっちまうのはちと悲しいが……
油断大敵
腫れた顔の三郎は目の前の呪術師に油断感じたその瞬間意味深なな笑みを浮かべたかと思うと、その唇は段々と窄まってゆく。
「 ふ"ッ"!」
「ッ…!? 石ッ!??」
そう…三郎は川に落ちた際口に小石を含み今それを甚壱に今吹き出したのだ。
その石を甚壱は躱すが、生まれた隙、下から振り上げられた拳。 攻撃範囲の拡大の術式に含まれるその拳。
「クッ!?」
(上手いことやったがこの遠さじゃ当たらな
「クッハハハッッ!!」
「ッ??!」
その時、甚壱の目には今ここにあるはずがないものが映る。
「なッ!!?」
振り上げられた弓握のその手には突如、山から下る前に手から弾き飛ばしたあの"呪具"が握られていた。
拳ならまだしも呪具でのリーチの伸びから攻撃範囲の拡大かは不味いッ!
(だがまだ躱せるッ!!)
パキパキ
社で受けた不意打ち、交わしたはずが受けた首の傷、血は止まっていたが、その傷口から呪具の呪力が発生する。
「ッ!!?」
今になって呪力の起こり来たのだ。
「しまッ…!?
ここに来て呪具!? 不味いッなんだ?、術式の刻まれた呪具だったのか!?
一級呪具
付与効果、その刀身で切りつけたもの任意のタイミングでひび割る。
パキパキ
バキ"ッ"
「カ"ッ……??」
小さな小さな傷口は大きく口を開き砕き割れ、甚壱に致命傷と逃れることのできぬ隙ができてしまう。
弓握はカウターの姿勢をとって動け無くなった甚壱の腹に地噛を刺すと鎖骨まで掻っ捌く。
弓握はその勢いで甚壱の面を膝蹴りをいれ、首の傷を裂き広げる。
そしてその体は背中から川へ叩きつけられるのだった。
変なとこ、誤字報告おねしゃす