ゴミ野郎が心を読めてかぐや様に告白されるのは間違っている2   作:ブラックマッハ

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コミは手をギュッと握られる

 だんだんと暖かくなり夏と言っても、いい感じの蒸し暑い今日この頃。そんな日は、優雅にコーヒーでも飲めばかっこいいのではないかと思う俺である。

 

 実にバカだなと思う発想である。

 

 そう思いながら生徒会室に入ると白銀の妹の圭がいた。

 

「うっす、久しぶりだな圭」

 

「コミにぃ、1週間ぶり」

 

 1週間ぶりだっけ。期間が長く感じてしまう。

 

「コミくん。白銀さんとお知り合い…?」

 

「俺の幼馴染で俺にとって妹みたいなものだな。なんなら、俺の妹の美恵子より可愛いぞ。弟呼びしないしな」

 

 それに、ビンタもしないとか言ったら美恵子の名誉のため決して言わない。妹は怖いからね。

 

 そう思いながら圭を軽く頭を撫でてやった。小学生の癖でまだ治っていなかったみたいだ。

 

(私も撫でられたい。でも言うのはNO。やらせてみせる)

 

 

 圭は人前だからか恥ずかしそうだが嫌な顔はしなかった。後かぐや様俺は決してかぐや様にはしないぞ

 

「にしても、高等部に来るなんて珍しいな。なんかあったのか?先生や生徒にいじめられたとか」

 

「あ、うん。可哀想に生徒や先生にゴミな目で見られているんだね。生徒総会の配布書類のチェックをお願いしようと思って来たの」

 

「そういや、圭は生徒会だったな。仕事熱心だよいいね。後良く分かったな。全くその通りで先生までゴミだと言われて困っているよ」

 

「コミにぃだって、一度もサボっていないっておにぃ……さんから聞いてるよ」

 

 俺一度もサボっていなくて良かった。しっかりやっていたから良かったと思う。

 

「じゃあ、俺は清掃に行ってくるからじゃあな」

 

 そう言って俺は圭と別れようとしたが、ついてきた。

 

「待って、今度萌葉と原宿に服買いに行くんだけど、コミにぃも一緒に行かない?」

 

「行ってもあれだぞ。きっとじっと周りから怪しい視線で見られるぞ。それでも良かったらいいが」

 

 そう言うとそんな事を気にしなくていいよと言いたたそうな瞳を直視してしまった。喋らなくても俺らは心が通じ合える関係まで辿りついたらしい。

 

「それなら行くか?ついでに白銀も誘って、あうん分かるごめんなさい」

 

 そう言って静かに去るのだった。可哀想だなと思いながらそれと萌葉て誰だっけなと思いながら清掃をした。

 

 原宿ね、どうせ若者の街、俺なんて行ってみろダサいとか言われる。……忘れていたがそんな事じゃない。何故か女子から俺に寄って来る。逆にゴミの視線がカッコ良くなるのだろうか?違う遊ばれているだけだ。

 

 不思議なんだよな。俺カッコよくないのに。何故か普段制服を着ていなかったらモテるんだよ。

 

 今日は久しぶりに丁寧だけにこだわり続けて清掃し終えて時計を見たら終わりの時間になっていた。

 

 俺は、直ぐに生徒会に戻って荷物を持った。そこには誰もいない。

 

俺は早歩きで校門を抜けると隣から話しかけられた。

 

「コミにぃは、いつもこんな時間に帰るの」

 

「まぁ時々、清掃するのに時間をいつもよりかけていたらこんな時間になった。暗いから送るよ。ついでにホラよこしな」

 

 そう言って俺は、圭が持っている物を持とうとした。すると何故か恥ずかしくなりながら俺の手をギュッと握った。

 

 俺の方に袋が持って行き俺は手を繋ぎながら帰る。手をよこしなって事じゃない。まぁこれも青春だろう。こんな事も何度かある。

 

 ドキドキしたりはしない。愛にはいろんな種類があるんだなと学んだ。

 

 ドキドキはしないが幸せな気持ちになるのだ。これも愛なのだろう。

 

 

 

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