ゴミ野郎が心を読めてかぐや様に告白されるのは間違っている2 作:ブラックマッハ
今日は俺以外生徒会はお休みの日だ。何故俺がいるかってそれは俺以外清掃する人がいないから仕方がなく今日もしないといけないのだ。
そう思いノロノロと気合が入らず入るとそこには同じクラスの子がいた。決してアニメキャラじゃなくて、アニメさえ出ていないモブキャラだ。
「いや、待っていたぜ。ゴミに聞いておきたかったんだ」
「ハァ、聞くまでもないけどどうして俺が生徒会にいるかって理由だろう」
そう言うと首を下にさげて頷きそのまま会話の続きを始める。
「お前みたいなゴミの劣等生が、こんな立派な生徒会の重圧を感じず、生徒会として活動活動しているのが許せない」
気持ちは分かる。俺も自分より見下した奴は生徒会という頂点にいたら気に入らないはずだ。だとしても話そうとはしない。つまり俺は想像以上に見下されていた事だ。
実際俺も生徒会の恥なのではないかと思う場面もある。だが俺には対抗する思いがある。だから俺は、何を言われようと関係ない。
「俺は劣等生だとわかっているよ。だとしても、この生徒会の座は譲れない」
「僕はお前みたいなゴミより優れているんだ。だから譲れ、僕が白銀を助けるんだから」
「俺にだって思いはあるんだ。あれはそうだな。白銀が生徒会長になる前だった」
生徒会選挙で当選確実だと言われていたのは白銀だった。だがまだ応援演説の人は決まっていなかった。
「ふぅ、後少しだ白銀頑張るぞ。早く応援演説を決めて勝ちに行こうぜ」
「それでいいのか?」
「ふむ、ならとことん悩もうぜ。時間は余りないとはいえ白銀の判断に任せるよ」
(結局白銀が思うようにすればイイのさ。これは白銀自身の戦いの舞台なのだから白銀が決めればな)
そう俺は思っていた。
「なぁコミ、勇気を出す為にお化け屋敷に行かないか?それも俺と始めて行ったあの場所に」
「え、今一番大事な場面でお化け屋敷ね。面白い。まさかお化け屋敷が出てくるなんて行こうぜ」
俺らはそのお化け屋敷に向かった。そして俺は爆笑して白銀は怖がり、あの頃のように手を繋いで逃げたのだった。
うんこれこそイイ青春だなと思うよ。さてと勇気出せたかな?
「……」
ひたすら無音の時間が続いた。今話すタイミングじゃないと思った。
「飯を食べに来ないか?」
白銀の一言目がそれだった。俺は真剣の瞳の顔をした白銀に逆らえず従うことにした。断りたくないし。
白銀の家に到着して
「コミにぃ、昨日ぶり」
と圭が現れた。よしよしと頭を撫でてやった。
「料理作るから待っていろ」
そう言われて白銀は料理を作るのに集中して圭と話をしていた。
「……出来たぞ」
俺は白銀の作った晩飯を完食したその瞬間だった。
「黒政古見出汁、お前に頼みたい事がある」
一度も誰からもフルネームで言われた事がなかった。言われた俺は大きな声で「ハイ」と言った。
「生徒会の応援演説はお前に任せた」
「ありがたくやるぜ」
そう思い俺は一生懸命原稿を書き上げて完璧なのを完成させた。
それを白銀に見せると修正されて全然ダメだったが、さらに良くなった。
結果俺の応援演説は何と、
「ゴミの出番だぜ」
「どう爆笑とるか楽しみだな」
と言われて注目は白銀より超えていた。全員が俺に注目して白銀に修正された応援演説を読みあげて終えたら拍手の嵐だった。
そして白銀のスピーチは俺の2倍を超える拍手だったと記憶している。
生徒会選挙を終えて又お化け屋敷に行った。その帰りに
「コミ、お前は俺をこれからもサポートしてくれるか?」
「とことんやるよ!!俺が出来る限り全力でな!!」
「コミお前を生徒会の清掃係に指名する」
「何で清掃係なんだ。まぁいいっか!!俺は白銀の役に立てるだけで幸せだからな」
そうして俺は生徒会に入った。まだサポートして足りないと思うから辞める訳にはいかないのだった。
「って事だ。オイ泣かないで聞いている」
「いい話じゃないかよ」
「結局どうして生徒会の清掃係に入れたんだろうね」
「あれ答え言っていなかったか!!まぁいい俺じゃ役不足だとわかった。頑張れよコミ」
彼はカッコよく立ち去ったのだった。