ドラゴンクエストⅪ 闇の帝王の君臨   作:紫玉ねぎ

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バンデルフォン王国跡

俺はバンデルフォン王国跡に来ている。一つ目の地下壕は宝物庫だった。紫の宝玉のようなものと驚いたことに壊れた逆転時計の残骸を見つけた。しかし、レパロで直らないほど古く、壊れていた。

 

過去へ戻れると思った望みは一瞬で砕け散った。

 

 

そしてもう一つの地下にはダンジョンのようなものが広がっていた。地下とは思えなほどの広大な自然があった。

 

 

俺はそのダンジョンを進む、立ちはだかる魔物は全て悪霊の火で焼き払い進む。

 

ゴールらしき場所へ到達すると、どこかへと転移した。転移した先は神殿のような場所で。真ん中には一人の男がいた。

 

「おい、お前は誰だ?」

 

「俺は戦士ネルセン。かつて勇者ローシュと共に邪神を倒すたびに出た者だ。」

 

「???」

 

「状況が呑み込めてないようだな。質問を許そう。」

 

「ローシュやネルセン、邪神を関係。この地下施設。いきなり言われても分からない。」

 

「いいだろう。太古の時代、勇者ローシュは邪神を倒す旅に出た。命の大樹に選ばれた勇者、邪神を。闇を祓う光の存在。..まぁ勇者の話は置いておこう。長い旅の途中、俺ネルセン。聖地ラムダで賢者セニカ、ドゥルダ郷で魔法使いウラノス。この四人で邪神討伐の旅が始まる。なんやかんやあり、邪神を倒す直前、勇者ローシュは失意のうちに死亡。邪神を滅ぼすことができるのは勇者の力だけ。残された俺とセニカは神の民の協力の元、邪神の肉体を勇者の星として封じ込め、打ち上げた。セニカはローシュを生き返らせる術を探す旅に出て。俺は後世の者がいつか邪神を倒せるように準備をした。命の大樹に到達するための6つのオーブ。デルカダールにレッドオーブ、クレイモランにブルーオーブ、サマディーにイエローオーブ、ユグノアにシルバーオーブ、海底王国にグリーンオーブ、そして俺が建国したバンデルフォンにパープルオーブを残した。そしてこの地下迷宮に邪神を倒すための力を残したのだ。」

 

「なるほど、ではこの場所は勇者のための試練というわけか。」

 

「そうだ。俺はここで勇者が来るのを待つだけ。」

 

「ではお前は何なんだ?神話の時代の戦士がなぜここに存在している。」

 

「記憶か、それもの怨念か幽体か。俺には分からない。しかし、俺が本体ではないというのは分かる。」

 

「フーン。分かった。」

 

「さて、ここに来たと言うことは試練を受ける資格がある。」

 

「勇者だけが受けれるのではないのか?」

 

「確かに俺は勇者のために残した。しかし、力を持つことは誰にも許されること。更には邪神を滅ぼすことができるのは勇者だけだが、邪神を追い詰めることはできる。」

 

「よし、試練を受けよう。内容はどんなものだ?」

 

「試練の内容は難しい。自分の恐怖に打ち勝つのだ。恐怖を乗り越えた先、新たなる力を得る。」

 

「恐怖に打ち勝つ?」

 

「その通り、恐怖を乗り越えるのは容易くない。試練を乗り越えた暁には可能な限り願いを叶えよう。」

 

「願いを?」

 

「その通り、では始めるぞ。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヴォルデモートは構えた、バンデルフォン地下で見つけた粗末な杖を片手に。

 

ネルセンが始まりの掛け声を上げると、黒い煙が形を作っていく。人型になっていき、黒い煙が晴れるとそこには一人の男が立っていた。

奇妙な服装、長いひげ、半月眼鏡を掛けた、老人。目には穏やかな笑みが宿っているが、その奥には鋭い眼がある。そうアルバス・ダンブルドアだ。

 

「ダンブルドア...ふははは!面白い!長い恨みを晴らしてやる!」

 

ダンブルドアの影は杖を大きく振るい、失神呪文を多数放つ。

 

プロテゴ(盾よ)クルーシオ()

 

ダンブルドアの影は磔の呪文を食らい、苦しんでいる。影は杖を真上に掲げた。すると雷を呼び出した。

 

「チッ!、悪霊の火よ!」

 

銀の盾で雷を防御し、悪霊の火でダンブルドアの杖を燃やし尽くす。 ダンブルドアの影は無杖呪文で失神呪文を放つ。

 

プロテゴ(盾よ)。終わりにしよう。アバダ・ケダブラ(息絶えよ)!!」

 

緑の閃光がダンブルドアの影を貫き、影は消え去った。

 

 

 

 

 

「恐怖を乗り越えたようだな。良くやった。3手で恐怖を乗り越えた。」

 

「さて願いを聞こう。」

 

ネルセンは拍手をしながら願いを聞いてくる。

 

「俺様に一番相性の良い杖が欲しい。」

 

ヴォルデモートは杖を願った。この世界では前の世界のような杖を手に入れることはできない。この世界の杖、ステッキや両手杖はどうもしっくり来ないのだ。オリバンダーを攫った時、杖作りを見たから作ることはできる。しかし、材料がないのだ。魔法伝導率が高い素材、木材もない。

 

「いいだろう。さぁこの杖を受け取れ。」

 

ネルセンは何もない空間から、黒い無難な杖を取り出した。

 

『ヴォルデモートは杖を手に入れた。』

 

 

 

俺は杖を振るう、俺のイチイの杖程ではないが、この世界で最も使いやすい。

 

「まぁ、これで妥協するか。」

 

「さて、試練に挑みしものよ。再び到達したならば、もう一度試練を挑める。入口に転移させるぞ。」

 

「まて、最後に一つ。」

 

「なんだ?」

 

「俺はどこへ向かえばいい?」

 

「...それは俺の言う管轄外なんだがな。まぁいいだろう。世界各地を回れ、何年、何十年掛かろうと、しかし、旅路で運命の相手に出会うだろう。」

 

「そうかよ。」

 

ヴォルデモートは気が付いたらバンデルフォン地下に戻っていた。

 

「...邪神か、その力があればウルノーガを殺せるか?いや、俺様の力で殺す。」




次回から本編予定

ヴォルデモートのドラクエ呪文使用について。

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