16年後 ヴォルデモートは世界各地を旅していた。自分の姿が分からないように黒ローブに
そしてヴォルデモートはある町にたどり着いた。グロッタの町だ、旅の際手に入れた水晶で占った時にこの町が出たからだ。ヴォルデモートの占いは中々見えない。星を見て占っても分からない。水晶占いで出たのは片手で数えるほど。しかもその殆どが次の目的地が出る。 グロッタの町に来るのは初めてではない。ユグノア襲撃の際に避難させた民を確認しに来たことがある。町の人に聞いた結果、ユグノア国民はクレイモラン王とサマディー王が引き取ったことも知った。
「久方ぶりだな。この町に来るのは。」
俺はすっかり変わったグロッタの町を見て言う。グロッタの町に来たのは年ぶりとなる、その頃にはなかったデルカダール将軍のグレイグの巨像がある。 あの日の頃に感慨ぶかくなっていると。ビラ配りをしていたバニーガールが声をかけてきた。
「はぁい!お兄さん?仮面武闘会に興味ない?申し込みは明日までよ?」
「ふむ武闘会か?俺様は魔法使いだから関係ないさ。」
「大丈夫よ、戦士でも武闘家でも魔法使いでも僧侶でも誰でも参加可能よ。最低限のルールは仮面をつけることと、対戦相手の殺しちゃだめなだけよ。」
「なるほど。感謝する。」
俺は受付に向かった。商品を見て俺は気に入った、虹色の枝だ。見るだけでわかる。魔力を帯びた枝。俺が長年探していたものだ。俺がこの旅で見つけた魔力を帯びた枝はきりかぶおばけの残骸だけだ。あれで杖を作ったら暴走して一瞬で杖が燃え尽きた。
「この枝ならば。...杖を作ることができる。」
「ようこそ、旅の方。仮面武闘会の参加を受け付けておりますよ。 仮面武闘会とは仮面を付けた闘士たちが戦う武闘会でございます。」
「参加を希望しよう。」
「かしこまりました。おや?旅の方は既に仮面をつけているようですね、その仮面で出場することができますが?」
「この仮面で参加させてもらおう。」
「でしたら、参加のお名前を。」
「ヴォルデモート卿だ。」
「はい。承りました。ではこちらの紙をどうぞ。大会予選は明日以降行われます。大会出場者は宿屋が無料で使用できます。そちらでお待ちください。」
俺は10番の紙を受け取ると近くにある宿屋に入った。
「おや、大会の出場者かい?だったら2階の奥の部屋があいているよ。」
「あぁ、感謝する。」
宿屋の女将が開いている部屋を言い、それに礼を述べ上がる。
空いていた部屋に入り、俺は懐から虹色に輝く羽を取り出す。偶然、本当に偶然みつけたものだ。不死鳥の羽、忌々しい不死鳥だが、魔力伝導率の高い芯材となる。
「絶対に手に入れて見せる。」
「レディース&ジェントルマン!今年もホットな季節がやってきたぞ!グロッタ名物仮面武闘会。」
「皆さんお待ちかねの抽選会を始めます! 私が番号を読んだらこ舞台に上がってください!」
「さぁ。最初の番号は!...11! 11番の方、舞台に上がってください」
サラサラヘアーの茶髪ストレートの青年が上がる。
「さあさあ!11番のパートナーは?...8番! 8番の方舞台へ上がってください!」
司会が8番を上げると黒髪長髪ポニーテールの女武闘家が上がる。
「よろしくね。」
8番の女が11番の青年に手を差し出すと。
「ちょっと待った!」
1人の老人が異議を上げた。
(どこかで見たことが...誰だ?)
「どこの馬の骨か分からん奴に姫の相棒など任せられん。この抽選は取りやめてもらおう。」
「しかし、そう言われても規則ですので。」
抽選やり直しを求めた老人に、司会はしどろもどろに却下するが、老人は司会になにか耳打ちをする
「えっ!! ただ今聞いてまいります。」
司会は奥に確認しに行った。 5分ほどすると司会は息を切らせながら戻って来る。
「特別招待枠として8番の選手は老人のパートナーに決定しました。11番のパートナーは選び直しになります。」
「おい!ふざけるな!」
司会の発言により参加者から野次が飛ぶ
「決定事項ですので...11番の方のパートナーは...7番! 7番の方。舞台へどうぞ!」
「やあ..俺みたいだね。」
バンダナを付けた糸目の男は堂々と舞台へとあがる。
「ハンフリーだと…?」
「なんと!前大会のチャンピオンであるハンフリー選手が11番の選手のパートナーとなりました!」
「やあ、よろしく。一緒に頑張ろうな。」
「次の番号...10番! 10番の選手!舞台へどうぞ!」
俺の番号が呼ばれ部隊へ上がる。
「10番のパートナーは!...19番!19番の選手舞台へどうぞ!」
舞台から見ていると青い髪の青年が上がる
「よろしくな!あんたが俺の相方か。俺はカミュ、優勝までよろしくな!」
「俺様はヴォルデモート卿。精々がんばるといい。」
その後抽選は続いていき、最後の選手の抽選が終わった。
ヴォルデモートのドラクエ呪文使用について。
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