問1:その羽は何処へ翔ぶか? 答え:多分文明が滅ぶ所 作:月食 撮影に失敗した姿
やっちまった感がすごいね!
そんな訳でゆっくりしていけこの野郎!(ヤケクソ感)
この世界は、個性に縛られている。
個性社会、個性と呼ばれる異能により人間以上の力を手にした人間、それが溢れている世界。
しかし個性がない一部例外もいる。彼女もその一人だった。そうだった。
彼女は生まれた時から異型型の様な形をした個性発動の為の機関である背部プラットフォームやふくらはぎにある脚部スラスタは持っていた。しかしいつまで経っても個性を使うことができなかったため“お飾り個性“としていじめられていたのだ。しかし親のサポートもあってなんとか乗り切ることができていたのである。
その日は旅行に行っていた。綺麗な景色を見て美味しいものを食べてとにかく楽しんで…それで終わるはずだった。
個性を悪用し犯罪を犯す敵(ヴィラン)。人は力に溺れる。いくら力を持ったところで人は人でしかない。強大すぎる力に飲まれれば容易に死ぬ。それは今までの歴史を見ればすぐにわかることだ。
昼食の時間に来たヴィランは彼女の両親を人質に取った。そして銃の個性であろうことか頭部を撃ったのだ。
それが発動のトリガーとなった。
「何を…なんで…あ゛あ゛ぁ゛ぁ゛!!」
背中から吹きでる虹色の光、それから飛び散った鱗粉が町を覆ってそこらへん一帯を文字通りの消し炭にした。
ヒーローが来た時にはもう手遅れで爆心地には一人の少女がただ倒れているだけだった。この事件では誰も死んでおらず両親は幸いと言っていいかは分からないが奇跡的に植物人間になるだけで済んだ。
その後の彼女の生活は散々なものとなった。特にメディアが事件の規模が大きいのをいいことに紛れ込み証拠の映像などを回収、公開して彼女を観光地を破壊したヴィランだと仕立て上げることによって彼女の評判を下げた。
「あっち行きなさいよ!」
バシンと平手打ちでよろける彼女。一瞬何が原因かと考える。が事件はヒーローの手により秘匿されている筈なのでやはり分からない。
「え?」
その次に帰ってきた言葉に彼女は驚いた。
「とぼけないで!あたしのおじいちゃん、あんたのせいで家を無くして死にかけたのよ。どうしてくれるの!?」
情報が漏れている。それが分かった瞬間彼女は息が詰まった。家に帰ってテレビをつけてみれば巨大な虹の羽の映像や実際に巻き込まれた人のインタビューがあった。
『あれはすごかったです。急にレストランの方からバァーッ!って感じで羽が出てきて、見てたら家が灰になり始めてたんですから。命の危険を感じましたよ。』
『はい、ありがとうございます。ところでこのヴィランについて個性学者のビーさんはどう思いますか?』
『ええ、あれは正に今の個性社会を風刺しているような現象でした。もしかしたらあれは行き過ぎた個性社会に終わりをもたらす全ての個性の終着点かもしれ…』
そして映る自分の名前。彼女は絶望した。明日外に行けば確実にヴィランとして皆からいじめを受ける。もはや両親もいない。
そして予想通りのいじめを受けた。誰も止めない。徐々にいじめはエスカレートしていき暴行まで受けていた。病院にも行けなかった。
生活に耐えられなくなった彼女は死のうとも思ったが死にきれず遂に精神が崩壊した。事件の時に助けてくれたヒーローの図らいで市外の病院で治療を受けた。
精神も回復してきたある日、ベッドの上で読んだ新聞は彼女の心を動かした。
それにはオールマイトがヘドロのヴィランを倒した事が書かれていたが、彼女が心を動かされたのはそこではなかった。彼女が見ていたのはある少年がヘドロに対して攻撃を仕掛けたことである。無個性であるにも関わらずもう一人の少年を助けようと彼はヘドロに突っ込んでいったのだ。出てきた彼女の言葉は、
「すごい…」
この一言だった。そして彼女は彼の様なヒーローになりたいと思った。
両親のお見舞いに行った時に決意は固まった。もう自分の様な人は出さないと。
こうして彼女は大事な物と引き換えに個性を手に入れることになり、そして自分と同じ者をこれ以上出さないためにもヒーローになることを決意したのだった。
彼女の名前は
「私は、ヒーローになって見せる…!」
夜、月に向かって放った言葉は果たして現実になるだろうか?
はい、どもです。
白月の見た目は髪の毛も肌も真っ白だけど目だけが金色の美少女をイメージしてくれればいいです。ついでに言うと背部プラットフォームなんかは体にくっついてるのを考えてくれればいいです。
では次で…
月光蝶である!
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ターンXさんは帰って、どうぞ。
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行け!ターンX!∀と殺りあえ!
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教えてくれゼロ、俺はどれを選べばいい?