悪役貴族は死にたくないので四天王になるのをやめました〜リピート・ヴァイス〜   作:黒川陽継

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134# 《精霊憑き》と《魔弾》

 その機人の異形の姿は、一言で言い表すならば人銃一体。

 

 リボルバー拳銃の銃口の如き頭部、全身を弾帯が巻き付き、無数のパイナップルを思わせる手榴弾が乱雑にぶら下がっている。

 

 そして武器として、赤黒く禍々く発光する一丁のアサルトライフルを携えていた。

 

『——帝国陸軍特殊部隊“武錆(むささび)”上級兵…《魔弾》のマゴロクだ。好きに呼んでくれて構わねぇよ、“オッサン”呼びじゃなけりゃな。改めて宜しくな、嬢ちゃん。恐かったら逃げても良いんだぜ?』

 

 人銃一体の機人——《魔弾》のマゴロク。

 

 赤黒く禍々しい銃口をフォルに向けると、躊躇無く引き金を引いた。

 

 響く撃鉄、舞う硝煙。

 

 直後、フォルが立っていた場所——廃ビルの屋上の半分が、消し飛んだ。

 

 フォルはそれを天高く跳躍して躱し、そのままマゴロクの元まで降下して舶刀(カットラス)を振り下ろす。

 

 舶刀(カットラス)の水の魔力を纏った刃は、赤黒く禍々しい銃により防がれた。

 

「——っ頑丈だな…!」

 

 ゼロ距離の水の斬撃が通らず、苦く笑うフォルに、マゴロクは口角を吊り上げる。

 

『だろう。俺の機人化(デストラクション)時の主武装——“空姫”だ。こいつは女みてぇに気分屋でな。姿をコロコロ変えるぜ』

 

 赤黒く禍々しい銃——空姫は、その形が歪み、形状がアサルトライフルからショットガンへと変化する。

 

 そして刃を受ける銃身がぐにゃりと曲がり、銃口がフォルに向いた。

 

「——!?」

 

 至近距離で放たれた散弾を、フォルは即座に頭を下げて回避する。

 

 しかし散弾は点では無く面の攻撃——肉迫する程のこの至近距離で、完全に避ける事は不可能。

 

 しかし避け切れなかった弾丸は、フォルの周囲を漂う暗い水——“深水”の玉が壁の様に広がり、全てを防いでいた。

 

 マゴロクは驚く。

 

『何だその水玉…魔法障壁程度なら諸共消し飛ばす空姫の弾丸を…』

 

「その弾丸ってのは、真っ暗な海の底にまで届くのか?」

 

『…は?』

 

「一応言っとくけどこれ(・・)、避けた方が良いよ——オニイサン?」

 

 舶刀(カットラス)の水の魔力を纏った刀身が、深く暗く変化する。

 

 直後、刃を受けていた空姫の銃身に罅が入った。

 

『——ッ!?』

 

 同時に、刃を押す力が凄まじい重圧となり、マゴロクは即座に空姫を手放して避けようと身を引くが、間に合わずに右腕の肘から先が吹き飛んだ。

 

 まるで凄まじい水圧に飲み込まれたかの様な、抗い様の無い感覚。

 

 続け様に振るわれる暗い水を纏った舶刀(カットラス)を、マゴロクは剣先の射線に入らぬ様に避ける。

 

『ウッソだろお前!? バケモンじゃねぇか!』

 

そんな見た目(・・・・・・)のアンタに言われたくねぇな!?」

 

 更に振るわれる舶刀(カットラス)をマゴロクは躱し、その折に身体にぶら下がる手榴弾を幾つか落とし、フォルの足元に転がした。

 

 フォルが連続する爆発に飲まれた隙に、マゴロクは右腕を修復しつつ、屋上から飛び降りて距離を取る。

 

 爆炎の中から飛び出したフォルは無傷——“深水”が全ての衝撃を吸収していた。

 

 フォルは飛び降りたマゴロクを追うべく、下を見ようと屋上より顔を出した瞬間——下から放たれた弾丸がフォルの頰を掠めた。

 

「——っ、んにゃろう…!」

 

 マゴロクの、自由落下しながらの精密射撃。

 

 なんで落下中(その状態)で狙いを定められるんだと、フォルは内心で舌打ちしつつ、持ち前の負けん気からもう一度下を覗こうとした所で、後ろから首根っこを引っ張られて止められる。

 

 尾を伸ばしたルーナマールだった。

 

“先行し過ぎるな”

 

 精霊語でそう叱責され、フォルは息を吐く。

 

 暗い水玉がフォルの速度に付いて行けず、今も防御が間に合って居なかった。

 

 暗い水玉は守りに入る時こそ素早く動くが、それ以外の時はふわふわと漂うのみ。

 

 フォルの疾走に付いて行ける程の速度は出ない。

 

 フォルは改めて地上を見下ろす。

 

 飛び降りたマゴロクの姿は確認出来ず、それどころか煙幕が焚かれていた。

 

 廃ビルの下は煙幕で満たされ、視界は非常に悪い。

 

 当然、マゴロクが何処に行ったかも分からない。

 

「やられたな…」

 

 相手は遠距離武器持ち。

 

 近接戦に持ち込んだ段階で倒し切るのが理想であったが、それは失敗。

 

 マゴロクは行方をくらませ、対してフォルの居場所は露呈している。

 

 このまま屋上に居座れば遠方から狙い撃ち、地上に降りれば煙幕という視界の悪い中で一方的に撃たれる。

 

 僅かな時間で、マゴロクはまんまと、自身に優位なフィールドを作り上げた。

 

 フォルは舶刀(カットラス)を力強く握り締め、煙幕の焚かれた地上を見据える。

 

“袋の鼠だ”

 

 地上に降りるのは危険だ、とルーナマールは言う。

 

「そりゃ屋上(ここ)に居ても、だろ」

 

 フォルは好戦的な笑みを浮かべ、屋上より飛び降りた。

 

 

『——光線銃(ビームガン)は優秀だ。発砲音も殆ど無いし、かさばる弾倉を持ち歩く必要も無い。威力や速度だって申し分無い。速度落ちも無ければ、弾道が曲がる事も無い。風の影響だって受けない。成る程、こりゃ完全に実弾の上位互換だ。実弾銃が廃れる訳だぜ。でもよ、それでも俺が、骨董品だの雰囲気だけの無能武器だの言われてる実弾銃を使い続ける理由——分かるかい、嬢ちゃん?』

 

「…何やってんのアンタ」

 

 フォルが着地した場所の目の前に、マゴロクは居た。

 

 煙幕で視界が悪いにも関わらず、視認出来てしまう程近くに。

 

 そして着地したフォルと目が合うと、何やら長々と語り出した。

 

 罠か、切り掛かっても良いのか、とフォルは困惑する。

 

 問いの答えも聞かぬままに、マゴロクは両手を広げて言葉を続けた。

 

『俺が実弾銃を使う理由、それは——浪漫(カッコイイから)さ。破壊と死を告げる撃鉄の音、硝煙の匂い…弾倉の重みは戦場の重みだ。光線銃(ビームガン)は確かに便利だが、実弾銃と比べると些か軽過ぎる』

 

「…」

 

 罠かな、と思いつつ、フォルは試しにマゴロク目掛けて水の斬撃を放った。

 

 マゴロクは一切の回避行動を取らず、いつの間にか修復されていた赤黒い銃——空姫を持つ左腕が切断された。

 

 マゴロクは腕が切断されたというのに大した反応を見せず、左腕は即座に修復される。

 

『…軽いな、軽過ぎる。光線銃(ビームガン)と一緒だ。嬢ちゃんよ、お前さんの一撃にゃ重みが無い。何がなんでも殺してやるっつう、信念の重みが』

 

 マゴロクは深く溜息を吐き、言葉を続ける。

 

『隙だらけだったろう、今の俺。なんで急所狙わねぇんだ。やる気あんのか? いや、分かるぜ——嬢ちゃん、人殺した事ねぇだろ』

 

「…だったら何だよ。殺す気が無いのはお互い様だろ」

 

 フォルに言い返されたマゴロクは押し黙る。

 

 マゴロクが放つ銃弾は一撃一撃が非常に高い殺傷力を持つ。

 

 しかしその全てが、避けられる軌道のものばかりであり、仮に命中したとしても負傷するものの致命傷にはなり得ないもの。

 

 雰囲気だけは殺す気満々、頭部だろうと当たり前の様に狙うが、実際に当たったとしても掠める程度。

 

 手榴弾の爆発も、見た目こそ派手だが威力はそこまで高くはなかった。

 

 フォルからすれば、マゴロクは戦う姿勢だけは一丁前だが殺気が無い。

 

 やる気あんのか、とはフォルこそが言いたい台詞である。

 

「マゴロク…攻撃に“重さ”が無いのはアンタの方だよ。だからこっちもやり辛い。アタシは、例え殺されても先に進む。本当にアタシを止めたいなら、殺す気で来いよ」

 

『…殺す気で来いだぁ? ガキが知った風な口利きやがって。俺の銃の腕は、女子供を殺す為に磨いて来た訳じゃねぇんだよ…!』

 

 言いながらマゴロクは手を振り上げ、同時に投げ出されていた空姫が飛び上がると、その手に吸い寄せられる様に飛来する。

 

 マゴロクは空姫を掴み取ると、その形を六連リボルバー拳銃に変化させ、その銃口をフォルに向けた。

 

『——決闘だ、嬢ちゃん。互いに譲れねぇもんがある、殺したくもねぇ…ならもう、これ(・・)で決めるしかねぇわな。ルールは単純、先に攻撃当てた方が勝ち。負けた奴は、勝った奴に従う。シンプルだろ』

 

 マゴロクからの提案に、フォルは目を細める。

 

 先に攻撃を当てた方が勝ち——フォルには暗い水玉の防御があるが、それを踏まえても飛び道具を有するマゴロクに有利なルール。

 

“耳を傾けるな”

 

 ルーナマールが囁く。

 

 マゴロクは、まるで挑発するかの様に口を開く。

 

『まさか、受けないなんて事ねぇよな? こちとら、煙幕巻いた時点で隠れ潜んで嬢ちゃんを蜂の巣にする事だって出来たんだぜ』

 

「…確かにな」

 

 提案を受けかねない雰囲気のフォルに、ルーナマールは制止を掛ける様に精霊語を発する。

 

“乗せられるな”

“見え見えの挑発だ”

“馬鹿”

 

 そんなニュアンスの精霊語をがみがみと耳元で言われ、フォルは顔を顰める。

 

「ルナ、お前ちょっと黙ってろ…あと馬鹿は余計だろ」

 

 フォルはマゴロクに向き直り、舶刀(カットラス)を構える。

 

「マゴロク…理屈は通ってる様に聞こえるけど、アンタはただ、女子供《アタシ》相手に一方的に痛ぶる様な戦法を取りたくなかっただけだろ。アンタは多分そういう(・・・・)奴だ」

 

 マゴロクはバツが悪そうにやや顔を逸らす。

 

『…で、やるのかやらねぇのか』

 

「ま、良いよ。勝てば良いだけだし」

 

『良い度胸してるじゃねぇか』

 

 何でも無いかの様に言うフォルに、マゴロクは口元をひくつかせつつ、空姫——リボルバーの回転弾倉より一発の弾丸を取り出して手の平に乗せた。

 

『合図は指で弾いた弾丸(こいつ)が地面に落ちた瞬間(とき)だ』

 

「ああ、それで良いよ」

 

 そうこうしている間にも耳元でガミガミと怒るルーナマールを、フォルは無視する。

 

 そしてマゴロクが弾丸を指で弾こうとした瞬間——フォルは暗い水玉を消した。

 

 それにルーナマールはビクッと身体を震わせて黙ると、その姿を消す。

 

 マゴロクは異形の口元を歪める。

 

『…おい、なんで黒玉を消した。待っててやるから出しとけ』

 

「待たなくて良いからさっさと合図出せよ。正々堂々の決闘に、“深水”の守りは卑怯だからな」

 

『そうかい。だが…そりゃちと、決闘を舐め過ぎだぜ』

 

 マゴロクは弾丸を弾き、緩やかな放物線を描きながら宙を舞う。

 

 悪いな、とマゴロクは心の中でフォルに謝罪する。

 

 ここらの周囲一帯の地中には、空姫の弾丸が無数に撃ち込まれている。

 

 空姫はあらゆる銃火器に変化する能力を持つが、それは放たれた後の弾丸にも作用する。

 

 マゴロクは地中に撃ち込んだ空姫の弾丸を、地雷に変化させていた。

 

 つまりここは、マゴロクを囲む様に地雷原が形成されている。

 

 “深水”の水玉という防御手段を捨てたフォルは、一歩踏み出した時点で爆発に飲まれる事になる。

 

 卑怯なんて言うなよ、防御を捨てた嬢ちゃんが悪いんだ——マゴロクはそう内心で嘯きながら、銃口をフォルに向けた。

 

 そして弾丸が、静かに地面に落ちた——それは決闘の合図。

 

 フォルは、地雷原とは知らずに真っ直ぐにマゴロクの元へ突き進んだ。

 

 勝った——そう思った瞬間、マゴロクの視界はぐるりと回り、凄まじい衝撃と共に背を地面に叩き付けられる。

 

 空姫は宙を舞い、マゴロクは首筋に舶刀(カットラス)の刃が押し付けられた。

 

 見上げるマゴロクの目に入ったのは、冷たくも美しいスカイブルーの瞳と、竜を思わせる鱗。

 

 フォルのその姿は人と呼ぶには現実味が無く——異形と呼ぶには美しい。

 

 少し遅れ、地雷が反応して爆発した。

 

 爆発が爆発を呼ぶ連鎖。

 

 爆風が晴れると、フォルは元の少女の姿に戻っていた。

 

 それはまるで戦場で見た刹那の幻。

 

 マゴロクは力が抜けた様に手足をだらしなく伸ばし、機人化が解除された。

 

 この決闘は、マゴロクの敗北で終わった。

 

「…今の別嬪さん、噂の魔人化ってやつか?」

 

「別嬪て…いや、アタシは魔人化出来ないんだよ。素質無くてさ」

 

「へぇ…」

 

 魔人化以外にもそんな変身能力が王国人にあったとは初耳だ、とマゴロクは肩を竦める。

 

 聖竜国人の竜人化(ベルセルク)とも違う様だが、一体何なのか——見当も付かないなとマゴロクは息を吐く。

 

「…アタシの勝ちって事で文句は無いな」

 

「あぁ…まあしゃーねーわな。約束は守る。好きにしな」

 

 何処か投槍に言うマゴロク。

 

 フォルは近くに落ちていたテンガロンハットを拾うと、大の字で脱力するマゴロクの顔にすとんと被せた。

 

「じゃあ行くけど、もう邪魔すんなよ」

 

「…」

 

 マゴロクは返事もせず、静かにテンガロンハットを持ち上げてフォルを見た。

 

「一つ聞きたいんだが…お前さんら、なんで今になって帝国(うち)を襲撃して来たんだ。ガキの遊びじゃ済まねぇんだぞ」

 

「はぁ? 昨日の晩、突然王国に攻めて来たのは帝国軍(そっち)だろ。アタシの恩人もその時にやられたんだ」

 

 フォルの言葉に、マゴロクは驚いた様に目を剥くと、何とも言えない面持ちで再び顔をテンガロンハットで隠した。

 

「その話…マジかい?」

 

「知らなかったのか?」

 

「いや、まさか……マジか…」

 

 マゴロクは力無く呟く事しか出来なかった。

 

 半世紀の時を経て、帝国軍が王国に襲撃を仕掛けた——それはマゴロクにとって初めて聞く話。

 

 この王国の少女の言葉を馬鹿正直に信用する程、マゴロクは純粋ではない。

 

 ただ昨夜、空軍が慌ただしく動いていたというのをマゴロクは知っている。

 

 それについての情報は、データにプロテクトが掛かっていて一切得られず、少々きな臭くは感じていた。

 

 所詮は一人の軍人でしかないマゴロクが疑問を抱いた所で、何がどうなる訳でも無いが。

 

 ただ今回マゴロクが受けた任務は、突如攻め入って来た王国の武装勢力を治安維持の為に排除せよ、というもの。

 

 その一環で、早朝にレイモンドを襲撃する折に狙撃手として駆り出された。

 

 そして今は、武装勢力が帝国民に危害を加える前に排除せよとの上からのお達しであった。

 

 軍が信じられなくなる——それは軍人として致命的。

 

 やはり自分は軍人には向かないなと、マゴロクは肩を落とす。

 

「…立場上、お前さんの言葉を信用する事は出来ねぇ。だが約束は約束だ——行けよ」

 

 マゴロクに促される形で、フォルは背を向ける。

 

 フォルの背に、マゴロクは声を掛けた。

 

「…但し、民間人に手出しする事は許さねぇ。もしやってみろ、その時は——」

 

「だから出さねぇよ。ここに来た連れの中に、そんな馬鹿な真似をする奴は一人も居ない」

 

 それだけ言い残し、フォルは駆け出した。

 

 その場に一人残された仰向けのまま動かないマゴロクに、無線による着信が脳内に響く。

 

『——任務は敵勢力の殲滅です。早急に対応を。でなければ、命令違反と看做され処罰の対象となる可能性がありますよ、マゴロク上級兵』

 

 オペレーターからの警告に、マゴロクは言い返す。

 

「…任務は防衛だろ。間違えんな」

 

『同じ事です』

 

「全然違ぇ——てか、聞きてぇんだが…昨晩王国を襲撃したってマジ?」

 

『…』

 

 マゴロクの問いに、沈黙するオペレーター。

 

 沈黙は肯定——と判断するのは些か早計ではあるが、否定の言葉が直ぐに出ないというのもおかしな話である。

 

「ラグか? 返答が聞こえねぇぞ、オペちゃんよ」

 

『…任務に無関係な情報です』

 

「襲撃がマジなら無関係な訳ねぇだろ。嘘でも否定して欲しかったがねぇ」

 

『貴方の任務は、王国という脅威から帝国を守る事です』

 

「その通りだな。侵略の片棒を担ぐ事でも、ガキを殺す事でもねぇ」

 

『貴方の感情や思想は、今は不必要です。軍人である以上、為すべき事を成して下さい——これは命令です』

 

「…オーケーだ。そっちがその気なら、俺は俺で為すべき事を成す(好きにやらせて貰う)ッ!」

 

 マゴロクは無線を一方的に切り、その後の着信も全て無視する。

 

 そしてテンガロンハットを目深に被り、血中のナノマシンを操作して手の中に一丁のリボルバー拳銃を生み出す。

 

「さて——先ずは何をするかね…」

 

 感情任せに大見得を切ったマゴロクだったが、無計画故に途方に暮れた。

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