もうぶっちゃけ、ここから原作崩壊のラッシュ…になると、思います、多分!滅茶苦茶保険掛けてる!おれ!
今回は完全にプロローグ扱いなので、短めです。
何なら時系列も滅茶苦茶で、しかも今後の事を考えて結構あやふやにしています…原作通りの時系列になるかは、現状自分でも怪しい。
つまり本編も滅茶苦茶保険掛けた文章になってるってコト。
第26話
リ・エスティーゼ王国とアインズ・ウール・ゴウン魔導国…両国との間柄を取り持つ外交団。
その長として、アインズ王の勅命により派遣された守護者総括アルベド。
只今、王国領内にて滞在する彼女の元へ、尋ね人が現れた。
「…アルベド様。
ここに謁見を申し出たいという者が」
「…。
いいわ、通しなさい」
同室に居たヒルマに支持を出し、その者を招き入れる為…扉を開けさせる。
…正直、アルベドは不機嫌だった。タダでさえ
しかし、それもまた“愛しの”アインズ・ウール・ゴウンの命令だと思えば…。
彼女は表情を繕った。
――――果たして、やって来たのは、本当に冴えない顔の貴族だった。
モなんとかにだって、雀の涙程度の飾り気がある…田舎貴族なりのしょうも無い、意地っ張りだろう。
しかし、目の前の男にはそれすらない。
ふとした瞬間に、平民かと間違えてしまいそうだった。
「お初にお目にかかります…アルベド様。
私、リ・エスティーゼ北方より参りました、名を【レオン・マチルダ・リュック・ベンソン・ランドー・モンタナ】と申します。以後、お見知りおきを」
貴族式に則った礼をしたレオン…なる男は、見た目の割に名前だけは、一丁前に長かった。
覚えるのも億劫だし、こんな名前が記憶に刻まれてしまった事は何よりも腹立たしい。
「…何の用かしら?」
「はい。
つきましては、先日…えぇ、交流のある者から、アルベド様…ひいてはアインズ・ウール・ゴウン王への“届け物”を頼まれまして。その者はどうにも、過去アインズ王との親交があったとか――――」
瞬間、アルベドの目が鋭くなる…!
当然だ。彼女の主アインズと、この世界で“過去に”親交がある…それは詐欺師の口上として、最も陳腐かつ安直で、そしてしょっちゅう使われる部類であるのだから。
或いは…もっと別の可能性、しかしそれこそ“ありえなく”て、それでも捨て置けない。
…ともあれ彼女は今、物凄い怒気を発している訳だ。
表情に出なくとも、ちょっと神経が通っていればしっかり分かるくらい。
けれども目の前のレオン…なんだっけ?は、それが屁でも無いかのように、ケロッと突っ立っている。
余程鈍い馬鹿野郎か、それとも大物なのか。
どうせ前者だろうが…と、尚も怒気を発し続けるアルベドは考えた。
何はともあれ、念の為受け取る事にはした。
内容を自分自身が検閲して、余りに下らない様だったらさっさと焼却してしまえばいい。
「…それで?
贈り物は何?」
「はい、こちらとなります」
そう言って、レオンは彼女に一通の封筒を差し出した。
中央には【agent 42】と掛かれている以外は、何の飾り気も無い…真っ白な封筒だ。
こんな地味なものを渡すとは…目の前の男も、そして“送り主”も、果たして貴族なのか疑わしくなってくる。
「――――それと伝言も預かっております。
“これでまた、デカいの作れますね”だそうで…では」
要件が済んだレオンは再び一礼し、扉の向こうへと消えていった。
…正直、何かが引っかかる。
言ってしまえば、何もかもが怪しい…そもそもあんな顔の貴族は、いや、そんな有象無象を一つ一つ覚えて等居られないのだが。
ともあれ…と、彼女は再び封筒へと視線を写した。
――――そして驚愕した。
先程迄空白だったはずなのだ、そこは…けれども今、はっきりと、大きな文字で記されている。
“緑玉碑文の娘へと告ぐ”と。
その言葉の意味を、アルベドが理解しない筈も無かった。
「そんなッ…!」
内なる衝動が、彼女を急かす。
咄嗟に封筒を開封し、中身を引っ張り出す。
…入っていたのは、何の変哲もない手紙だった。
しかし問題はそこではない、記されている内容が…あらゆる“驚愕”の類義語を用いたって、とても足りやしない。
それ程の衝撃力を秘めているのだから。
手紙を最後まで読み切った時、その端麗な貌は…最早一周回って、驚くほど冷静になった。
しかしその視線は、余りにも冷たい…絶対零度とはこの事だ。
「…ヒルマ」
「ッ!?
は、はい…」
視線同様、極限まで温度を引き取った声で…部下である、人間の女を呼ぶ。
――――これから、戦争が始まるのだ。
~いつかの記憶~
ランドナ
「いやぁ、あれも異形種狩りですか…全く、こんな所まで来てって感じですよね。
――――あ、私、ランドナと申します」
モモンガ
「――――ど、どうも、モモンガです。
本当に、大変ですよ…こうして僕たち、団体で行動しても…その倍くらいの数で押しかけられるんですから」
ランドナ
「ええ、本当。
全く…生き物は自分以外、結局異形だってのに…」
モモンガ
「とは言っても、システム的に狩りやすいですからね…異形種プレイヤーって」
ランドナ
「お陰でレアアイテムに困らない訳ですが…w」
モモンガ
「それはまあ…w」
歯車は大昔から狂い始めていた、オマケに今…暴走を始めている。
元に戻す事など出来ない…時間さえ限られている。
――――そのスピードは、目に見えるそれを超えていた。
「ッ!…」
ツアーが、自前の“白銀鎧”で対峙しているのは、同じく【竜】。
――――いや、これが、この“異質”が、同じ竜である筈などない…!
とは言え実力は同等で、どうにか動きを封じ込めている…なので問題ではない。
…本当に問題なのは、今も超速でこの空間を走り回る、一匹の【牙獣】だ。
あれでは庇いきれない、【竜】を封じ込めているのと同時に、己もこの【竜】に封じ込められている。
そうでなくとも、アレには追い付けないのだ。
だから庇いきれない。
誰を?そう…半壊した深紅のパワードスーツで片膝を付く、
「ッ!危ない!
避けろ!」
彼に警告を飛ばすツアーだが、時すでに遅し。
【牙獣】の
~いつかの記憶~
ランドナ
「あー、モモンガさん。
ちょっとこの剣装備してもらえます?」
モモンガ
「?、はい」
ランドナ
「んで、このマッスルスーツ(蛍光)を着て」
モモンガ
「はい…」
ランドナ
「剣を天高く掲げて」
モモンガ
「は、はい…(何する気だ?)」
ランドナ
「んふ”、んふ”…。
スゥー…グレイスカルによって、
モモンガ
「!??!?!?!??!??!??!?!??!!?」
ランドナ
「あ、もう満足したので大丈夫です。
ありがとうございました…あ、お礼と言ってはアレですけれど、このマジックキャスター用の海苔丼*1送りますね。昨日単騎ダンジョンアタックで見つけまして」
モモンガ
「??????、?????、???????」
アインズ・ウール・ゴウンには一つ、やるべき事がある。
…とまぁ、壮大に話を始めて見せたが、そんな生涯かけての使命みたいに扱う程のものでもない。
あの
デミウルゴスからの報告で、遂に住居を突き止めた訳だが…彼もアインズも、そこまでの優先順位は無いとしていた。
ダゴンを甘く見ていた訳では無いが、他の計画の重要性が余りにも高かった。
結局の所、多少の監視だけを配置して、他の計画を先んじて進めていた。
寧ろ、その目に見えた危険性故に…十全な対策を取るべく、他を優先した、という面もある。
そしてこの度、ダゴンの少女と親交があったと言う
…まあ、名目が“侵攻”であるだけで、話し合いで済むのならば、それに越したことはない。
――――というのはアインズのみの考えである。
何かあった時の為に、シャルティアこそ連れて来てはいるが…これも最終手段である。
「……ハァ(アルベドは…まあ、連れてこれないけど、それで良かったかもなぁ。絶対印象が最悪だろうし)」
それに、彼女らと戦わないのは、ザリュースやクルシュをはじめとする、リザードマン連中の望みでもあった。
…本音としては「出来れば強力且つ希少なダゴンを味方にしておきたい」と言う部分が大きい。
しかしそれで、部下達の要望に応えられるのであれば、良いに越した事はないのだ。
一応、自分が先に出会ったインスマスの纏め役は、結構話が分かる印象だった。
しかし…子供であると言うダゴンは、果たしてアインズを許すだろうか?
それで話が拗れないか…これだけが心配だった。
リザードマンのゼンベル曰く「そんなんでへそ曲げる野郎じゃありませんぜ」との事だが。
はぁ…と、彼はまたため息をついた。
「?、アインズ様?
どうかされました?」
「!、アウラ…いや、少し考え事をな」
アウラに心配され、彼は我に返った。
彼女はトブの大森林内且つ、報告によれば「大量の罠が存在する」と言う事で、レンジャーとしての能力を頼りに連れて来たのだ…実際、既にいくつかのトラップを見破ってくれている。
下手な罠では傷一つ付かないアインズとナザリック守護者ではあるが、配下のリザードマン達は別だ。
中には毒や糞便が塗りたくられた罠があったようで、喰らえばひとたまりも無かっただろう。
そろそろ目的地も近い。
目的地――――そう、デミウルゴスの報告にあった、
想定される戦力は、場合によっては階層守護者級か、それ以上…何せダゴンと、それと同等の飛行可能実体。
そして…
これらが集う、大森林の謎めいた屋敷…。
緊張や不安も無いと言えば嘘にはなるが、それ以上のワクワク感が彼をどこか後押ししていた。
俯いた顔を挙げ、杖を握り直したアインズは「よしっ…!」と、気合を入れ直した。
「――――!?
待て、お前達」
だからこそ…今を見つめ直したからこそ気付けた。
既に起こってしまった異変に。
「?、今度は何か?
アインズさ――――」
アウラもまた、異変に気が付いた。
いや…どうして今の今まで気が付かなかったのか?起これば直ぐにでも分かりそうな異変を。
ただならぬ気配を感じ、アインズとアウラだけでなく、リザードマン達もまた臨戦態勢に入る。
彼はその、骸骨の口をゆっくりと開き…言葉を発した。
「――――シャルティアは、何処だ…!?」
この問いに答えたつもりだろうか?
アインズらの上空で――――ひゅるるるる、と…何かが空を切った。
↓前回張るの忘れてた設定集でやんす。
https://syosetu.org/?mode=kappo_view&kid=308663&uid=192120
しっかし、この小説のシャルティア、やたら変な目に遭ってばかりだな。
これはまた「マナカケンゴォ!」案件か?
ぶっちゃけ、主人公(ランドナ)の正体の設定、気が付いてた?
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分からんわボケェ!
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まあ、あれだけ匂わせたら…ね?
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わ、分かってたし…(見栄張りたい人用)
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え?何の話(高速流し読み勢)
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がん × そーど (無効票)