「アビゲイル、いけない子です。」
アビゲイルを見下す様に見下げる雷光さん。その反対にアビゲイルはジト目で雷光を見上げる。
「妊娠もしたこと無い年増が母親ぶるのは角違いではなくて、おばさん♪」
「まぁ、酷い........どうやら教育が必要なようですね、糞餓鬼。」
やばい、この雰囲気.........『塵芥となるがいい!』と『らいぞぉむっ!』しそう。
「ま、まぁまぁ!落ち着いて、二人とも!そ、そうだ3人でおままごとでもし「「マスターは黙ってて(なさい)!!」」はい」
よし........見なかったことにして部屋を出よう。うん、そうしよう!まぁその後、部屋とその周囲の部屋共々に塵芥となったのは言うまでもないが。
「よぉマスター。あの頭の可笑しい、あー、ユニークなお嬢ちゃん達と一緒じゃないなんて珍しいな。」
「ふふ、僕のキュケオーンを食べに来たのだろう?そら、お食べー♪」
アーラシュとキュルケーがカフェテリアエリアにいたので立ち寄る。この二人は正直に言うと空中庭園(カルデア)に置ける唯一の癒やしになりつつある。
「はい、あーん」ぱくり
キュケオーンおいし...........ん、なんか塩気が足りないなぁ。まぁ、美味しそう表情だけはしておこう。
「はぁ君とアーラシュだけだよ、僕のキュケオーンを食べてくれるのは、とほほ」
項垂れながら言うキュルケーさん。まぁただのお粥だしなぁ。て言うか豚にかえるお粥だし。ちなみに絆値は4.7。結構いい信頼関係を築けていると思う。
「まぁマシューとの契約もあるけど、セミ様のおかげで毒耐性はほぼほぼ完璧だからなぁ。」
空中庭園内ではセミラミスの特性を付与されているらしく、どのような毒も身体に害をなさなくなる。
「ピグレットぉお!」
と言われてもなれないものはなれないのだ。
「はは、俺も一応頑丈に出来ているからな!」
アーラシュもスキルで耐性を得てる為、ピグレットにはならない。ちなみに絆値は4.5である。ステラを何発も撃たせてこの絆値は聖人かなといつも思っております。切実に。
「センパイ、こんなところであぶらうってていいんですか?」
「うわぁ!?びっくりしたぁ」
い、いつの間に隣に座ってたんだ、この後輩?
「センパイ言いましたよね?私はいつだってセンパイの横にいますって。」
アーラシュとキュルケーに視線を送ると顔を横に振っていた。英霊二人の感知をすり抜けて何食わぬ顔で座っていたのか、この後輩は。怖いを通り越して逆に関心してしまうわ。