とある蝉様(絆10)とのカルデア物語   作:蝉様ファンクラブ

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第二十二話『マスターについて』

天草くんと教授の聖杯を回収し異間帯に戻った頃、カフェテリアにてキュルケーちゃんとアーラシュくんとお茶を嗜んでいた。

 

「そういえばマスターの事ってあんまり僕たち知らないよね?」

 

そしてキュルケーちゃんの一言から始まる。

 

「あー確かにマスターが良いやつなのは知ってるが___________教えちゃくれないか、マスターのこと?」

「う~んいいけど、そんな大した話なんてないよ?」

 

とまあこんな軽い気持ちで話を始めようとしたらセミラミスを始め我がサーヴァント全員がカフェテリアに集っていた。

 

「いつの間に.......」

 

しかも一様にワクワクとした表情で耳を済ませるのだ。

 

「はぁ、まぁいいけどさ。」

 

藤丸立夏くんと同じく変な人に街で声を掛けられてカルデアに来たってところまではまったく同じ。レイシフト適正99.9%がある事も確か。だけど魔術師であったかと言うと全然違う。そも一般家庭に育っただけの一般人だ。でも人とは違うものが一つだけあった。

 

___________【魔眼】

 

効力は二つ。右目には相手との絆値、まぁ仲の良さを測る事の出来る能力が宿っている訳です。

 

絆値0他人

絆値1挨拶する程度

絆値2会話はするけど、友達って程ではない

絆値3友達

絆値4親友/家族

絆値5大親友/恋人/家族

絆値6-7恋人/嫁/我が子

絆値8-10その人の事しか考えられないし考えたくもないレベルに溺愛してる

絆値10+1←頭がイかれるほどに相手の事を愛し過ぎている。世界がその人を中心に回ってる

 

まぁあらかたカテゴライズするとこんな感じかな。意外とこの能力って現代社会だと役に立つんだよね。カルデアに来るまではこの能力しか使ってこなかったし。

 

そして左目の能力________こっちはなんと言うか【強化】の延長線みたいな能力。

 

魔術なし、魔眼だけで何でも強化出来るって言うちょっとした凄い能力。魔術を覚えた今、自分は重ねがけして強化を出来る訳ですよ。反射神経だってその気になれば英霊のソレをゆうに超える事が出来る。

ただ、欠点はある。例えば下半身を強化すれば上半身は強化出来ないし、右腕を強化すれば他は強化できない。反射神経を強化したらその他は強化できないと行った感じだ。魔眼での強化は一部しか強化出来ない変わりに大きな恩恵をもたらす。もちろん現状、魔術を学んだ自分には魔眼を補う為に魔術で他部分をカバーしているのだけれど、やはり魔術の経験不足か、ワンテンポ遅れてしまう。

 

「まぁ此れが今の俺の能力ってとこかな。」

 

後はカルデアの戦闘服(概念礼装/ガ〇ツスーツ)を常に通常の服の下に着込んでいることくらいか。ちなみに能力についてはカルデアの皆には左目の事しか語ってない。絆値については墓場まで持っていくと決めているのだ。

 

「マスターって東洋出身なんだよね?」

「まぁ一そうだねー。血筋は完全な東洋人という訳ではないけどね。」

 

容姿についての概要、か。まぁ魔術回路があるのはどうやら母方の父が西洋出身で、大昔に魔術師の家系だったのだろうと推測する。知らんけど。まぁ一応、冬木の赤い悪魔こと遠坂さんと同じでクォーターと言うやつらしい。

 

「ふふ、キュルケーちゃんや、俺がイケメンだからって惚れるなよ〜」

 

容姿は普通って何を基準に普通と言うのだろう。自分を普通だと言う奴はブサイクであると言う可能性も考えなければならない。故に俺は敢えて言わせてもらう_______美青年であると。

 

「う、うん........」かたかた←周りの目が痛く刺さり怖がっているキュルケー

 

魔眼に名前はあるのか?グレードはあるのか?そんなもの知らないよ。魔術師の世界で育った訳じゃないし。ただ、2つの魔眼に名前をつけるならもう決まっている。

 

左目は『強化眼(ワンポイント・アイ)』

 

一点集中型の強化眼。

 

そして右目は『絆を紡ぎ見通す眼(グランド・オーダー)』と名付けよう。

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