「くっ........不覚、んっ.........我は......ンッ.....はぅっ」
上半身裸の蝉様の背を優しくもみほぐしていく。マッサージの達人A++の力を見せてやるぜ。
「ちがっ......われ......んあ.............」
あまりの気持ち良さに呂律が回らない蝉様。えろいし可愛いし.......何なんだろう、このサーヴァント。紀元前800年頃のアッシリアの伝説上の女王でしたね、はい。
「甘くて蕩けてしまう様な感覚でしょう?」
人差し指に強化をかける。そして背中のGスポットを押す!押しますよ!!
「んぁん!!..........はぁ........はぁ.......もぅ.....みゅり」
パタンと意識を手放してしまった蝉様。そんなに気持ち良かったのか。涎も垂らしてるし。
「おーい、セミラミス!起きろー」
優しく擦ると少しづつと意識を覚醒させていく。
「_________もぅ!違うではないか!」
蝉様は怒っていらっしゃるようだ。顔はほのかに紅く枕を抱きしめながら口元を隠す姿はなんとも言えない可愛らしさではある。えろい。うん、もう一度言うがえろい。大切な事なので二度言いました。
「でも気持ち良さそうだったけど?」
「気持ちは良かった.........だが、違う.......我が求めていたものと違うのだ!」
「違う?」
鈍感主人公みたいにわざと分からないと言った表情で蝉様へと問いかける。
「我は抱かれる覚悟をしていた!.........と言うか抱け。今すぐに抱け。無理やりに抱け。激しく抱け。私を________抱けぇえ!!」
「はい」だき
よしよしと頭を撫でる。ふしゅーと煙が上がるが直ぐに上目遣いで此方を見上げて来た。
「だから違うといっておるだろう!!うぅ......もうよいわ」
拗ねて霊体化してしまったセミ様。拗ねた表情も本当に可愛いな。
(はぁ.......こんな毎日がいつまでも.......)
........続きはしないのだろう。英霊は人類史の過去の遺産。現代に本来はいてはならない存在だ。前にマシュが言っていた通り、全てが終わり次第、彼らは還ってしまう。
「セミラミス........」ぼそり
彼らは何れ座へと戻ってしまう。寂しいと感じつつも今を楽しまなければ。グランドオーダはまだ終わっていない。俺達には世界を正す役目がある。今はそれに集中しなければ。
__________そして時が来たときに笑顔で『さよなら』を言えるように。