アヴァロン・ル・フェの汎人類史との分岐点について語ろうと思う。
一万四千年前、宇宙から「セファール」という侵略者がやってきた。だが、六人の妖精が創造した神造兵器により世界は守られた。
「ところが、異聞帯の世界線ではこの妖精たちが仕事をサボったのであろう?きっひっひ」
「武器を作らなかった故に、世界は全て海に飲まれ、滅んでしまわれたのですね。誠に怠惰なことです。」
「何にせよ、そこがこの異間帯の分岐点であろうよ。」
セファールが、地球の神々も大地も何もかも滅した時、たまたまカルト神話の神ケルヌンノスは地球の裏側である妖精郷にいた為、滅びから免れていました。
そして、仕事をサボった六人を戒める為に、巫女となる人間を引き連れて地上に出てきた。初めは世界側に出てきた神様を歓迎していた妖精達だが.....
「神様のくせに私たちに大地をくれないなんて!って妖精さんたちが騒いだのでしょう。傲慢にも程があるのだわ。」
妖精達は言わずもがなケルヌンノスを騙し、毒のお酒を飲ませて殺してしまいます。
ケルヌンノスの体は地面に、巫女はバラバラにして六人で分け合いました。のちにこの巫女をクローンとして増やしたのが異聞帯にいた人間達なのだが。
「アチャ~、酷いネ!その神様が呪いの塊になるのは必然でーす!災厄が始まっちゃいマス!」
ケルヌンノスは呪いの塊となり、厄災が始まります。まぁ、少しずつ大地の上に増えた妖精達。そんな妖精達を戒め、改めて神造兵器の聖剣を作らせる為に妖精郷からモルガンが派遣されました。
「まぁみんな知っての通り、後の救世主トネリコだな。」
トネリコの活躍の後、大厄災が起きて世界は滅びます。残った数少ない妖精達のみが生き残り、先細りの世界ができて世界は剪定されました。
「そしてそんな世界にやってくるのは我らが知るクリプターの一人、ベリルだ。」
剪定事象となった世界にベリルが来ます。その土地で召喚を行った結果、汎人類史のルーラー・モルガンが召喚されてしまう。
この際、モルガンはカルデアやブリテン島について聞いて「ここでなら自分の理想の国が作れるかもしれない」と考えてしまいます。
「一番とヤバイのが、このモルガン、ベリルが来た日の夜、単独でのレイシフトを実行しようとしたんだ。」
だが、彼女の力を持ってしても完全なレイシフトは難しかったらしく、「自身の記憶を過去のモルガン(トネリコ)に渡す」のが精一杯で、負荷に耐えきれずに消えてしまいました。しかし、汎人類史の記憶を引き継いだトネリコは、世界の滅びに向けて対策を始めることになる。
「トリネコの行動力には驚かされるぜ。」
そして大厄災で一度世界が滅んだ後、生き残ったトネリコは空想樹に貯め込まれた魔力を全て使って大規模召喚を行います。それは大厄災で滅んだ妖精達全てを召喚し直す事で、新しい歴史「女王歴」を始めたのです。かくして、世界は新しい女王歴の世界に書き換えられます。何も知らずに目を覚ましたベリル。世界は女王歴の世界として作り替えられていたのです。
「ちなみにだけど、世界が丸っと作り替えられて、1週目の世界は無かったことになっているね。そのクリプターくん、世界と一緒に一度は消えてるんじゃないかな。目を覚ましたのは記憶から何からモルガンが再建した二人目のピグレット(ベリル)だろうね。」