とある蝉様(絆10)とのカルデア物語   作:蝉様ファンクラブ

6 / 30
第六話『新章の雰囲気っていいよね!』

異間帯、ロストベルトなんて呼ばれる物語が始まった訳ですけどもね。案の定、ダ・ヴィンチちゃんが刺されましたよ(笑)いや、本当に神父に刺されるなんて思わないじゃん?

 

"地獄に堕ちろ"

 

死ぬ間際にダ・ヴィンチちゃんが自分に対して口パクで告げた台詞だ。

 

(絆2に上げたじゃん!再臨60LVにしたじゃん!)

 

「ん?おかしいなぁ......妹(くだ子)からの定期連絡だとロリんちちゃんなるものが現れるって聞くけど......」

 

それにホームズさんもなんか天草くんと教授の悪事を暴くとかいって数日前に何処かにレイシフトしてから戻って来てないんだよね。

 

「ふあぁ〜」

 

ちょっとウチのグランドオーダー欠員多すぎでしょ!

 

(それにしても呑気すぎやしませんかね、この女帝様は?)

 

あくびをしながら頭を自分の膝の上に乗せるセミラミス。

 

「慌てるでない。今は我以外は霊体化して魔力を温存しておる。現存する戦力は我、翼竜、悪龍、小童、そして自身を母だとのたまうバーサーカーのみだがいずれも強力無二の英傑達。我らに敗北の2文字はないだろうよ、くく。」

 

セミ様は霊体化しないのでしょうか?

 

「は?」

「..........何もいってませんよ?」

 

目を逸らすようにマシュへと視線をむけると、彼女は緊張した面持ちをしていた。

 

「マシュ、安心していい。俺たちがついてる。」

「センパイ........」

 

歓喜とした様子のマシュ。

 

「ペッ」

「セミラミスさん!?」べちゃ

 

しかしセミ様はマシュの額に唾を飛ばしやがった。

 

「ここから先の線に入るでないぞ、下郎。」

「そ、そんな!」

 

とこのようにマシュとのフラグをことごとく潰していくセミ様には圧巻としか言いようがない。

 

「こら、動くでないマシュ」

 

とはいえ一応、セミ様は律儀なのか唾をハンカチで拭いてあげてる。なら最初から吐かなければいいのにとは敢えて言わないでおこう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

なんだあのマスター........

 

異間帯の王、神霊級サーヴァントを一体何体と所有しているんだ?

 

「カドック、大丈夫?」

 

「あ、あぁ........大丈夫だと思いたい」

 

頭が痛い。自分達の異間帯は既に終わっているというのにカルデアのマスターでさえ最強に近い戦力を揃えている。自身の不運さに絶望しか感じない。

 

 

 

 

 

「クリプターの皆さんー出てきて下さーい」

 

 

 

 

カドックは声のする方へと顔を向けると巨大な要塞が空を覆っていた。そして要塞は12の主砲を展開する。その一つ一つが対軍宝具並の威力を誇り聖杯を捧げられた女帝のそれらは対国宝具と同等の威力を誇ると言われている。

 

「貴方方を保護したいので早く姿を現してくださーい」

 

カルデア側からの警告に拳を握るカドック。

 

「クソッ!!やってやる!!!」

 

アナスタシアは苦笑を浮かべカルデア勢の前へと姿を現す。

 

「その勇姿を待ってたデース!!」しゅ

「あっ、こら!待て!!」

「アナスタシア!!」

 

カドックはアナスタシアへと攻撃の指示をする。そして近づいてくるコアトルさんに対してアナスタシアは手を翳した。

 

「ビィ!!!」

 

氷結攻撃。数多のつららが槍と化しコアトルさんを襲う。

 

「甘い!甘い!ショコラテの様に甘いデース!」

 

ノコギリの様な剣を軽々と振り回し全てを叩き落とすコアトルさん。

 

「クッ.....凍りなさい!!」

 

周囲一体が凍りケツア・コアトルもまたその波に呑まれた_______

 

「ふぅーーー٩(๑òωó๑)۶気持ちぃデース♪」

 

がすぐに蒸発し、辺りが霧につつまれる。アナスタシアはコアトルさんの姿を見失い辺りを見渡すが見つからない。

 

「何処にきえ「ココでーす♪」ガシ

 

背後を取られたアナスタシア。

 

「離しなさい、無礼者!」

 

そして腰を後ろから捕まれるアナスタシア。

 

「シリウスライッ」

 

カドックはすぐに大令呪を行使しようとするがマスターによるガンド攻撃をくらい、身動きが出来なくなった。

 

(くっ!カルデアのマスター!!!)

 

「俺を誰だと思ってる________________」

 

空中庭園から見下すマスターの眼光がカドックへと差し込む。

 

「_____________人理を救った【最後のマスター】だとでも言うのだろ?」

 

「ねぇ、今最高のかっこつけシーンなのに台詞取らないでくれません?」

 

セミラミスに台詞を取られたマスターは項垂れながらもカドックへと言葉を続けた。

 

「まぁ何が言いたいかっていうとね、アンタらAチームより修羅場はくぐって来てんだ、負ける訳ないだろってこと」

 

その言葉を最後にアナスタシアはコアトルさんによりジャーマンスープレックスをきめられるのであった。

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。