「ほぉら〜こちょこちょ♪」
「や、やめっ!やめろーー!!」
めっちゃ嫌がるカドックくんの反応が可愛すぎる。てか向かい側にいるアナスタシアさんがめっさ笑うの堪えてるんですけど。
「マスター、いないと思えば此処にいたか。」
セミ様が霊体化を解き、姿を現す。すると先程までとは違いカドックとアナスタシアの警戒度が数段と跳ね上がった。
「そのような人質ともならぬものなど、生かして置く必要などなかろうに。」
「いやいや、カドックくんは必要でしょ!そう!例えばアナスタシアさんをカドックくんの前であんなことやこんな「ん?」...........はい、なんでもないです。」
ギロりと睨まれ、即座に視線を逸らす。
「我がいるであろう。他の雌など不要であると何故分からぬ?」
「英雄、色を好むと言わ「ない」ですよねー」
「さぁ、マイルームへと戻るぞマスター」
マスターの頭を掴み引き摺っていくセミラミス。
「また遊びにくるねーカドックくんー!」ザザザ
「カドック、私はカルデアのマスターを信じても良いと思うわ。」
アナスタシアはカドックに微笑を浮かべながらそう言う。
「カルデアの連中は甘い。これから立ち塞がる異間帯じゃあ生きられない。」
「それでも、貴方は心の底では信じているのでしょ?」
カドックは目をアナスタシアから逸らし舌打ちをする。
「チッ..................」
『マスターマスターマスターマスターマスターマスターマスターマスターマスターマスターマスターマスターマスターマスターマスターマスターマスターマスターマスターマスターマスターマスターマスターマスターマスターマスターマスターマスターマスターマスターマスターマスターマスターマスターマスターマスターマスターマスターマスターマスターマスターマスターマスターマスターマスターマスターマスターマスターマスターマスターマスター』
ちょっと煩いんですけどぉ!!雷光さん、マジでなんなんすか?朝の4時半ですよ、今!ようやく蝉様から解放され、睡眠が取れると思ったのに!
『母ですよ?開放してください。今すぐに貴方に会いたいのです。』
お母さんお母さん詐欺はやめて下さい。話はそれからです。
『こんな時間でもないと『マスター』とお話出来ません!あの毒婦がいつも邪魔ばかりするんです!開放してください!』
開放したら『塵芥となるがいい!』するでしょ?駄目です。あれやられるとカルデアの電気止まっちゃうんですから。
『またフランさんやテスラさんにでも直して貰えばいいじゃないですか!開放して母に貴方の姿を見せてください!』
そのフランさんとテスラさんは座に帰っちゃんたんです!それに今は魔力は節約しないと行けないんです!ヴリトラちゃんなんて冬眠に近い長い眠りについてかれこれ数カ月はイビキしか聞こえてきませんからね!
『嫌です!母が子に会うのは当然の事柄、何故拒絶するのですか!母は貴方をこの手で抱きしめたいと言うのに。』
定期的に連絡してるじゃないですか!
『冷たい!母はもっと構われたいものなのです!』
じゃあその大きな乳を揉ませろ!吸わせろ!
『そ、それは........恥ずかしい、です』
カマトトぶってんじゃねーよ!母なら子に乳を飲ませる義務がある筈でしょーがぁ!!
『む、確かに........ならば霊体化を開放をした暁には必ず私の乳房を与える事をや、約束します!』
よーし!マスター開放する手伝いしちゃ...........わないです、はい。
「マスター、分かっておろうな?」
はい...........
『あ、あれ?私は?ちょっ!母を一人にしないでくださーい!!』
その日、昼までマスターは毒婦に監禁され、絞りとられたと語られる。