突然ジャンの家を訪ねて来たのは、街の保安官であり博物学者もあるウィル・レイナードであった。
ジャン『頼みというのは?』
ウィル「さっきのマジックショーで宝石をあげた少女がいただろ?」
ジャン『ああ!お兄さんも一緒についてきた娘ですね!』
ウィル「その少女・・・・シャーリィと言うんだが、山賊モーゼスにさらわれた」
ジャン『ええ!?』
ウィル「しかも、シャーリィはメルネスだ」
ジャン『メルネスってたしか・・・・この遺跡船を自由に動かせる存在…』
ウィル「そうだ。モーゼスもメルネスを狙っていた・・・・そこでだ、ジャン、おまえにシャーリィ奪還を手伝って欲しい」
ジャン『なるほど・・・・分かりました!僕でよければ力になりましょう!』
ウィル「助かる。じゃあ、さっそく出発しよう」
ウィルとジャンは街の出口へ向かった。
街の出口
街の出口で、シャーリィの兄とひとりの少女が待っていた。
そこにウィルとジャンがやってきた。
「遅いぞウィル!っておまえはさっきの・・・」
ジャンを見てシャーリィの兄がそう言うと、次に少女が
「レイナードが言っていた助っ人とは、さっきの手品師なのか?」
ウィル「ああそうだ。ジャンは手品師であると同時にアーツ系の爪術士だ」
ジャン『話は聞かせてもらいました!一緒にシャーリィを助けましょう!』
「・・・・シャーリィの兄のセネル・クーリッジだ」
「私はクロエ・ヴァレンスだ」
ジャン『ジャン・クローロです。よろしく』
シャーリィの兄・・・セネルと少女・・・・クロエの自己紹介がおわり、一行はシャーリィ奪還のため山賊のアジト向かい、出発した。
クロエ「そういえばクローロ」
ジャン『なに?クロエ?』
山賊のアジトを目指している途中にクロエに話しかけられた。
クロエ「おまえの武器はなんなんだ?武器らしい物を持っているには見えないんだが・・・・」
ジャン『僕の武器はね・・・・「おい!魔物だ!」
魔物・・・・ウルフの群れが現れた。
ジャン『ちょうどいいや。説明する手間が省ける』
ジャンはウルフの群れに向かって行く。
クロエ「おい!ひとりじゃ無理だ!」
クロエが呼び止めるが、ウィルは
ウィル「いや。ジャンなら大丈夫だ」
ウルフの群れが一斉にジャンに飛び掛かる。
ジャン『瞬天・・・・』
ジャンは瞬時にウルフの群れの後ろに移動し
ジャン『孤月刃!』
ステッキから刀を抜き、大きくなぎ払いウルフの群れを一気に斬った。
クロエ「ステッキに刀を仕込んでいたのか・・・・」
ジャン『そういうこと。僕の武器はこのクローロ家に代々伝わる刀、星刀・落星!』
クロエ「綺麗な刀身だな・・・・少し見せて・・・・「先を急ぐぞ!」
セネルの言葉がクロエの言葉をさえぎった。
ウィル「焦る気も分かるが、無茶をするな!」
早足で先に進むセネルをウィルが追いかける。
ジャン『ちょっと待ってよ』
ジャンもその後を追った。
クロエ「クーリッジめ・・・・」
ひとりそうつぶやいたクロエであった。
To be continued
おまけスキット
ジャン『クロエ』
クロエ「なんだ?」
ジャン『落星なら一段落したら、見ていいよ』
クロエ「本当か!?あ、ありがとう」
ジャン『どういたしまして』
ニコッ
クロエ「!?/////」
ジャン『どうしたのクロエ?顔が赤いけど?』
クロエ「な、なんでもない/////」