ロストマジシャン   作:浮雲のソル

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第2話 緊急事態

突然ジャンの家を訪ねて来たのは、街の保安官であり博物学者もあるウィル・レイナードであった。

 

 

ジャン『頼みというのは?』

 

 

ウィル「さっきのマジックショーで宝石をあげた少女がいただろ?」

 

 

ジャン『ああ!お兄さんも一緒についてきた娘ですね!』

 

 

ウィル「その少女・・・・シャーリィと言うんだが、山賊モーゼスにさらわれた」

 

 

ジャン『ええ!?』

 

 

ウィル「しかも、シャーリィはメルネスだ」

 

 

ジャン『メルネスってたしか・・・・この遺跡船を自由に動かせる存在…』

 

 

ウィル「そうだ。モーゼスもメルネスを狙っていた・・・・そこでだ、ジャン、おまえにシャーリィ奪還を手伝って欲しい」

 

 

ジャン『なるほど・・・・分かりました!僕でよければ力になりましょう!』

 

 

ウィル「助かる。じゃあ、さっそく出発しよう」

 

 

ウィルとジャンは街の出口へ向かった。

 

 

 

 

 

 

街の出口

 

 

街の出口で、シャーリィの兄とひとりの少女が待っていた。

そこにウィルとジャンがやってきた。

 

 

「遅いぞウィル!っておまえはさっきの・・・」

 

 

ジャンを見てシャーリィの兄がそう言うと、次に少女が

 

 

「レイナードが言っていた助っ人とは、さっきの手品師なのか?」

 

 

ウィル「ああそうだ。ジャンは手品師であると同時にアーツ系の爪術士だ」

 

 

ジャン『話は聞かせてもらいました!一緒にシャーリィを助けましょう!』

 

 

「・・・・シャーリィの兄のセネル・クーリッジだ」

 

 

「私はクロエ・ヴァレンスだ」

 

 

ジャン『ジャン・クローロです。よろしく』

 

 

シャーリィの兄・・・セネルと少女・・・・クロエの自己紹介がおわり、一行はシャーリィ奪還のため山賊のアジト向かい、出発した。

 

 

 

 

 

クロエ「そういえばクローロ」

 

 

ジャン『なに?クロエ?』

 

 

山賊のアジトを目指している途中にクロエに話しかけられた。

 

 

クロエ「おまえの武器はなんなんだ?武器らしい物を持っているには見えないんだが・・・・」

 

 

ジャン『僕の武器はね・・・・「おい!魔物だ!」

 

 

魔物・・・・ウルフの群れが現れた。

 

 

ジャン『ちょうどいいや。説明する手間が省ける』

 

 

ジャンはウルフの群れに向かって行く。

 

 

クロエ「おい!ひとりじゃ無理だ!」

 

 

クロエが呼び止めるが、ウィルは

 

 

ウィル「いや。ジャンなら大丈夫だ」

 

 

ウルフの群れが一斉にジャンに飛び掛かる。

 

 

ジャン『瞬天・・・・』

 

 

ジャンは瞬時にウルフの群れの後ろに移動し

 

 

ジャン『孤月刃!』

 

 

ステッキから刀を抜き、大きくなぎ払いウルフの群れを一気に斬った。

 

 

クロエ「ステッキに刀を仕込んでいたのか・・・・」

 

 

ジャン『そういうこと。僕の武器はこのクローロ家に代々伝わる刀、星刀・落星!』

 

 

クロエ「綺麗な刀身だな・・・・少し見せて・・・・「先を急ぐぞ!」

 

 

セネルの言葉がクロエの言葉をさえぎった。

 

 

ウィル「焦る気も分かるが、無茶をするな!」

 

 

早足で先に進むセネルをウィルが追いかける。

 

 

ジャン『ちょっと待ってよ』

 

 

ジャンもその後を追った。

 

 

クロエ「クーリッジめ・・・・」

 

 

ひとりそうつぶやいたクロエであった。

 

 

To be continued




おまけスキット


ジャン『クロエ』


クロエ「なんだ?」


ジャン『落星なら一段落したら、見ていいよ』


クロエ「本当か!?あ、ありがとう」


ジャン『どういたしまして』


ニコッ


クロエ「!?/////」


ジャン『どうしたのクロエ?顔が赤いけど?』


クロエ「な、なんでもない/////」
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