情報屋ジェイからの返事が届き、ジェイと合流し協力することになった。
ジャンたちはその合流場所に向かっている。
ジャン『まさか情報屋のジェイ自ら姿を現すとは意外だね』
クロエ「その上協力してくれるとは」
ウィル「心強いだろうな」
しばらく歩いていると
ウィル「そろそろ合流場所なんだが」
ジャン『あそこに人が3人いますね。誰がジェイなんでしょうか?
(ん?ひとりはなんか見覚えがあるような・・・)』
ジャンたちが近づくと、合流場所にいた3人の内ひとりはセネルだった。
ウィル「セネル!?」
クロエ「クーリッジ!」
ジャン『見覚えのある顔だと思ったら・・・』
セネル「ジャン・・・クロエ・・・ウィル!?」
クロエ「こんな所で何をしている!」
セネル「それはこっちのセリフだ!」
「ちょっとちょっと、いきなりケンカ始めないでよ!」
セネルとクロエのケンカにひとりの少女が止めにはいる。
ジャン『と、とりあえす。君が情報屋のジェイ?』
「ジェージェーはあっちの、ちびっこいほうね!」
少女はそう言って隣にいた少年に指をさす。
「変な呼び方しないでください!ちびっこいは余計です」
ウィル「オレが仕事の依頼を出したウィルだ」
ジェイ「はじめまして、ぼくがジェイです」
ウィルとジェイは握手をする。
ジャン『あの情報屋のジェイが本当に姿を現すとはね』
ジェイ「ちょっとした情報収集ですよ。シャーリィさんを助けるのにしばらく同行させていただきます。
セネルさんもあなた方の目的も同じだと思いますから、ここまでお呼びしました」
セネル、クロエ、ジャン、ウィルの間に沈黙が流れる。
ジェイ「シャーリィさんは現在、雪花の遺跡へ向けてヴァーツラフ軍に護送されている最中です。
まもなくこの崖下を通過するはずです。そこを狙ってシャーリィさんを助け出します」
ウィル「助け出す・・・?」
ジェイ「あなた方もそれが目的で情報を買いに来たんでしょう?協力していただけますね?
アーツ系がぼくを含めて4人、ブレス系がふたり、爪術士が6人います。
ヴァーツラフ軍も警備に力は入れているでしょうが比較的少人数です。これだけいれば十分でしょう」
ウィル「・・・まさかこのメンツで作戦を行うのか?」
今度はその場の全員に沈黙が流れる。
「はいはーいっ爪術士同士、仲良くしようよ~ってなわけでまずは自己紹介!」
セネルとクロエのケンカを止めに入った少女が突然、自己紹介を提案してきた。
ウィル「は?」
「は?じゃなくて~ほらほら、まずはそこのメガネおやじ!」
ビキッ
ウィル「だぁれがオヤジだっ!」
ゴスッ
「んごふっ」
ウィルのゲンコツが少女の脳天に炸裂する。少女はあまりの痛さにその場にうずくまる。
ウィル「ウィル・レイナードだ。ウェルテスの保安官を務める博物学者でブレス系の爪術士だ」
クロエ「クロエ・ヴァレンス、アーツ系だ。見てのとおり剣を使う。よろしく」
ジャン『ジャン・クローロです。僕はアーツ系で、武器はこのステッキに仕込んである刀を使うんだ。よろしくね』
「ふんふん。「ウィルっち」に「クー」と「ジャンジャン」ね!よろしく!」
ウィル「ウィルっち・・・」
クロエ「く・・・クー!?」
ジャン『ジャンジャンって・・・・』
セネル「あだ名のセンスないなお前・・・」
「いーのっあたしはあたし専用のあだ名をつけるのが趣味なの!」
ジャン『き、君の名前は?』
「よくぞ聞いてくれました!あたしはノーマ・ビアッティ!今をときめくすご腕トレジャーハンターよ!」
ジェイ「自己紹介が終わったので作戦を説明します。よく聞いてください」
ジェイの作戦が説明される。
To be continued
おまけスキット 見守るウィル
ノーマ「そういえばジャンジャンってさ、手品師みたいな恰好してるよね」
ジャン『みたいな、じゃなくて手品師だからね』
ノーマ「そーなの!?なんか手品見せてよ!」
ジャン『簡単なものだと・・・いきなり手から花が!』
ノーマ「おお!?すご~い!他には他には?」
ジャン『えーとそうだね・・・』
クロエ「・・・フンッ」
ジャンとノーマのやりとりを見ていたクロエは不機嫌になった。
セネル「どうした?クロエ?」
クロエ「なんでもない・・・」
ウィル(大変だと思うが、がんばれよジャン)
ジェイ(そろそろ作戦を説明したいんですけど・・・)