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『連合国とアレサイ合衆国、国際連合の設立で合意』
「7月28日、シーニュークで首脳会談を行なった参加国はそれぞれ海洋連合に変わる新秩序建設のための新しい国際組織への設立に話し合った。この会談で『自由と平等で包まれた世界を目指す』組織として国際連合の設立が決定された。国際連邦の登場により世界は揺れ動いていたが、次に彼らはなにをするのだろうか、」
ヤングリーン紙
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イカ国 臨時首都 ホウオクシティ 臨時官邸
本来であればハイカラシティの一等地でああでもないこうでもないと言い合う彼らであるが、今日はいつにもまして沈んでいた。
「それでは、緊急会議を開始いたします」
司会進行が張り詰めた空気に緊張をしながら開催を宣言する。
「まず初めに外務大臣からどうぞ」
呼ばれた外務大臣は冷や汗を流しながら話を始める。
「7月28日に、連合国とアレサイとの間で新世界秩序建設のため、国際連合の設立が決定されました。また既存の海洋連合は解体が決定しました」
「まっ、、待ってくれ!!こちらは国土も人口も過半数を失ったんだぞ?そんな状況で我が国の影響下にあった海洋連合さえも解体されるとは、、」
海洋連合解体の報告を聞いた参加者たちは顔を真っ青にする。
海洋連合は元々、海洋機構の後進であり時代の流れとともに規模と組織が拡大されていき連合となった。
現在では、世界中で関連を含めれば40万人の職員を有している大連合であった。
しかし、その国際組織が今にも解体されようとしているのだ、彼らの焦りが隠せないでいた。
「くそっ!!こんなことなら、大人しく5号の引き渡しを行っておくべきだったッ゙!」
「今からでもなんとかならないのか?」
「それは無理ですね、数日前に5号は名誉退職という形でカラストンビ部隊を退職しています。さらに言えば、新イカ政府の率いるナンタイ国政府は、国際連邦に対して正式に安全保障条約と同名を締結しています。この中には、戦犯の処罰及び引き渡しは行わないという文章もあるので、もはや必要なくなったのでしょう」
「そもそも、首相がこの場にいない時点でだめじゃないのかね?」
首相の亡命
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ミロア連邦 モルマリ カラレリン 大統領執務室
「はぁ、なんとか逃げ切ったな、、まさか、国際連邦があんなに強かったとはな、、」
「はは、、首相殿も大変ですな、ですがご安心ください、我がミロアはイカ国の友好国、同盟国として支援を惜しみません!!」
「あっ、いや、それはやめておいたほうがいい。あの国は異常だ、技術から兵器までな、」
「あっ、そうなのですか?」
現状イカ軍は国際連邦に手も足も出ないでいた。
ここ数日の戦線硬直は、国際連邦本土におけるサーモンランの多発による影響だった。
そのため、本土に大部分の人員を派遣しなければならず迂闊に戦線を拡大できないでいた。
「何はともあれ、我々は此処に居れば安心だな。此処には首都防衛軍第零師団が居るのだから、」
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『イカ国政府より国民の皆様に大切なお知らせがございます』
『現在、我が国と戦争状態にある連合国との間で"今後に関わる重要な会談"が先ほど開催されました』
『会議の結果、我々イカ国は現在領有する領土のみ統治可能とし残りはナンタイ国政府に統治権が移行することが決定されました』
『この決議は翌日から「アスバウル条約」として正式になります』
『現在、ナンタイ国国境線より先へは進めますが、翌日以降よりパスポート及び政府が指定する出入国管理所からの手続きが必要となります』
『国民の皆様には大変なご不便をおかけしますがご理解とご協力をお願いいたします』
『国際連邦とイカ国と講和条約を締結!』
『8月29日、国際連邦とイカ国との間で講和条約を締結したことを国際連邦報道官は発表した。この条約によりイカ国は28%の領土と18%の人口まで減少、戦後のイカ国は早々に国難に立ち向かわなくてはならないようだ』
ハイカラ新聞
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ハイカラ特別市 連合国軍総司令部
かつて、カラストンビ部隊の本部があった建物には連合国軍の総司令部が設置されていた。
総司令部の役割は、ナンタイ国に駐留する連合軍の管理とナンタイ国政府への支援が主が任務内容であった。
そして、総司令部はこの数ヶ月の間に、本土からの移住者を募り数百万人のハイカラスクエアへの移住を全面支援していた。
そのため街中には国際連邦の公用語が書かれた看板で溢れかえり、ナンタイ国の中でも異質な存在となった。
現在首都のハイカラ都は、連合国統治地域ハイカラ都という名称のもと国家運営されており、政府も総司令部の指令に従うことが多かった。
そして、現在ナンタイ国の首脳陣と今後の方針について話し合っていた。
「まず、北部のイカ政権についての方針だが、、どうするのが正しいのだ?」
「すでに両国の死傷者数は1000万人を超えている。折角講和にこぎ着けたのに、再度戦争を起こせば国民が黙ってはいないだろうな、、」
「それに、そちらにいる国際連邦の方々も今は国内のサーモンランの事で手一杯のようですし」
国際連邦におけるサーモンラン関連での死傷者は既に100万人を超えており、国民の不満が高まりつつあった。
終わりのない戦いに多くの軍関係者からはも不満の声が上がり、手のつけられない状態となった。
そして、つい先日『シャケに対する核攻撃』を実行した。
これにより、国際連邦本土とその周辺海域から大漁のシャケたちが消滅した。
被害が激減したのだ。
しかし、シャケたちも黙ってはいなかった。
シャケにも国は存在する。
『シーサモン共同体』
特徴的なのは、彼らには統一された政府が無いことと、トップがいないことであった。
しかし、各都市にいる長が何万、何十万とおりオクタリアンから提供された無線機でいつでも意思疎通ができるようにしていた。
彼らからなる首長共同議会が政府、行政、司法を兼ねていた。
ガラクタでツギハギだらけでも大都市を形成しそこで何百万ものシャケたちが集団で生活している。
国際連邦周辺の海域には運悪く世界のシャケの建設した都市の実に2割が集中していた。
ここだけでも何百億いや何千億ものシャケたちが暮らしていた。
その生活圏に突如としてよくわからない大陸かやってきて、水中を破壊する核兵器を使用したとなれば集団意識が強い彼らが報復を望まないわけがなかった。
そして彼らは
ビッグラン警報!!
ビッグラン警報!!
ナンタイ側国際連邦領土において数兆ものシャケの大移動を確認
目標は、国際連邦の各都市である想定される
目標想定都市は、ラルソン、メルバ、ラテイ、マルバ、レクレソン、ジャルマリー、メソルタ、アマルイ以下40都市である。
国家の非常事態につき『国家非常事態宣言』を発令し事態の収束をはかることとする。
平和にはなりません、、