超覇権主義国家のスプラトゥーン   作:re-moo

11 / 11
 遅れてしまいすみませんでした、、、、


理想とはかけ離れたもの

 

 博士の願いヲ、叶えるコトハ出来なかッタ。

 

 

 博士の理想ヲ叶えるコト、、

 

 

 このまま終わってしまうノカ?

 

 

 全てが無意味に終わってしマウ、、

 

 

 

 海産物共のおかげで、私の理想が、、、、

 

 

 

 タルタルは沈み逝く自身の身体を眺めながらそっと目を閉じた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「ん?どういうことだ?ワタシは壊れて死んだはずデハ?」

 

 

 タルタルは確認ため近くにあったパネルを操作する。

 

 

 「24年?!もうそんなに経っていたのか?!」

 

 

 パネルから出てくる情報に驚きが隠せないタルタル。

 

 

 ふと、彼は何を思ったのか、衛星からのデータを引っ張り出し目の前のパネルへと映し出した。

 

 

 見慣れた海産物共の陸地、かつては関東といわれた栄えた場所にはハイカラ地方が広がっていた。

 

 しかし、、

 

 

 「どう見ても合わん、なんだこの大陸は?」

 

 

 彼が見ている大陸。

 

 ハイカラ地方からさらに横に行った場所にある大陸だ。

 

 疑問に思った彼は、前の画像と照らし合わせ確認を行う。

 

 判明したことは、そんなところに陸地など存在していないことであった。

 

 いや、それはもういい、、

 

 

 問題はそこではない。

 

 

 「な、何故、、滅んだはずの人間がいるんだぁ!?」

 

 

 そこには、かつての東京、、いや、ニューヨークでさえも小さく見える程に巨大なビル群が雑草のように生えているアスバウルの街並みが広がっていた。

 

 

 さらに画像を拡大させていくと、大都市と地方を結ぶ道路の上には大量の自動車が走っているのが確認できた。

 

 しかし、一部の車両は明らかに宙に浮いていたのである。

 

 タルタルは驚きのあまり手に持っていた鍵を落とす。

 

 

 「まるでSFみたイダ、、」

 

 

 そして、もう一つ変化が起きていることに気がついた。

 

 

 ハイカラスクエが瓦礫の山と化していることであった。

 

 

 復興がされているようだが、つい最近まで何かと戦っていたかのように、、

 

 

 さらにハイカラシティへと目を向けるが、ハイカラシティの方はいつもと変わらない、、

 

 だが、街のあちこちにある文字は彼の知る魚貝類の用いるどの言語にも無かった。

 

 だが、彼にはその文字が理解することができた。

 

 

 なぜなら、それは、、かつての世界で共通語であった『日本語』と『英語』であったからだ。

 

 

 なんなら、ハイカラ地方の先のシオカラ地方とシオエイ地方との境界線には8mもの壁とその周りを囲む有刺鉄線が張り巡され、通れないようになっていた。

 

 大方この国が原因だろう。

 

 ただ、こんな地形は過去の地球にはなかったものだ。

 

 一体どこから来たのだろうか?

 

 いやそんなことはどうでもいい、、、

 

 

 「コレで、ハカセの夢が叶う!!」

 

 

 

 

◆◇◆◇

 

 

 

 

 『ホクブ領土についての協議が再開か!?』

 

 「アレサイ合衆国とイカ国との間で長年領有を主張し合っていたが、ついこの間その協議が再開された。

 

 先の講話条約によってホクブ領土は軟体連邦の領土となったためだろう。

 

 なんであれ、今現在の国際情勢を考えると早急に解決しなくてはならない問題だろう」

 

 エクシオンタイムズ

 

 「傀儡者と強者の話し合いだぞ、どうなるかわかるだろ?」

              ーユカ・メルー

 

 

 

 

 国際連邦 アスバウル

 

 

 国連議事堂には多くの参加者が集まっていた。

 

 今回の議題は『別銀河における破局破壊の確認』についてだ。

 

 しかし、参加者たちはこの事を聞いたとたん騒ぎ始め議長がその場を中止しなければならないほどであった。

 

 「馬鹿な!!この世界にもラスダロがいるというのか?」

 

 「もしいたら大変なことになるぞ、、、」

 

 「280億国民共々片道切符ですか、、嫌ですね、、」

 

 ラスダロというのはかつての世界で銀河を巻き込んだ超災害を引き起こした元凶のことだ。

 

 ラスダロはその生態や実態も一切判明していない、まさにUAMな存在だ。

 

 その存在が確認されたのは今から180年ほど前、西暦2109年だ。

 

 この年から2127年までは『暗黒の期間』と呼ばれる。

 

 ラスダロは通常兵器の攻撃ではまるで効かないのだ。

 

 それどころか、彼の一度攻撃すれば、、その大きさによっては銀河の一部を破壊できるほどの威力を持っていた。

 

 現在は放棄されているオスメル帝国の多数の星がラスダロの攻撃によって一瞬で廃墟と化してしまった。

 

 もちろん帝国側も激しく抵抗したものの大したダメージは入らず怒ったラスダロにより別世界の生物を転移されさらなる被害を生む結果となった。

 

 27年に入ると別銀河から来たメルラシオ連合の力を借りてようやく倒すことが出来た。

 

 それ以降はメルラシオの支援を受けた天の川銀河諸国は恐ろしい勢いで発展していき、彼らから西暦2289年時点で西暦2600年の技術を有していると言わしめたほどであった。

 

 メルラシオのメルーラ銀河は天の川銀河と比べてとても大きい銀河であった。

 

 天の川銀河を1とすると、メルーラ銀河は440という超巨大な銀河であった。

 

 ただ、メルーラ銀河は2240年早々に銀河の約40%で超災害が発生したことで、国際連邦も自力で超災害に対抗する作らなければならなくなった。

 

 これにより新たに設立されたのが特別災害管理省である。

 

 

 そしてメルラシオの支援なき今、ラスダロ交戦うというのは非常に避けたいことである。

 

 しかも最近になってようやく宇宙艦艇を飛ばせるようになったばかりだ、全部ではない。

 

 少なくとも、後2年はかかるだろう。

 

 そんなこともあり、彼らの焦りがこの議会に表れていた。

 

 「落ち着け、まだそうと決まったわけじゃない、それに、、、」

 

 「あそこの銀河にもどうやら文明が存在しているようだ」

 

 それを聞いた彼らはひどく驚く。

 

 それもそのはず、ラスダロがいる銀河など終わったようなものだ。

 

 「もしラスダロを倒す事が出来るならもうとっくに倒してるもんな、、」

 

 「なんと不幸な、、」

 

 「せめて、後方支援だけはしておこうか、、、」

 

 「とにかく、今はラスダロらしき生物の監視の強化と交戦している勢力に対する支援の検討だな」

 

 「これに異論は?」という問いにだれも答えなかったのでそのまま議会はお開きとなった。

 

 

 

 

◆◇◆◇

 

 

 

 

 『別銀河においてラスダロらしき生物を発見!!政府表!!』

 

 「今日の緊急記者会見において、アルオ大統領は『ラスダロらしき生物が発見された』『監視の強化と交戦している勢力の支援の検討をする』と発表した。

 

 もしも、ラスダロならメルラシオ無き今、奴らに対抗することは難しくなるだろう。

 

 今後の政府の対応が気になる」

 

 全土タイムズ

 

 

 『今回は前のようにはいかんぞ?』

   ーとある国連宇宙軍兵士ー




 イカす知識

 現在の国際連邦の人口は約112億。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。

評価する
※参考:評価数の上限
評価する前に 評価する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。