超覇権主義国家のスプラトゥーン   作:re-moo

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文章力と語彙力ぅぅ!

うまくなりたい!!


後、この前イカスアートブックを買いました!!


本当に辞書みたいな太さで笑ってしまった、、


オクタリアンサイド

 これは、物語が始まったばかりの頃、ほんの数週間前の出来事である。

 

 

 

 

 

 

 

 ◇◆◇◆

 

 

 

 

 

 

 

 

 「国際連邦と名乗る者達が、我々と会談をしたいと?」

 

 

 

 オクタリアンのトップであるタコワサ将軍が、国際連邦について初めて知ったのはこの時からであった。

 

 

 

 「はい、国際連邦の方々が乗っている船には外交官も乗っていたそうなので」

 

 

 「何故我々に近づこうとする…外交なら我々ではなくイカ共とやっていればよいものを」

 

 

 

 現在イカ国との仲は最悪なのだ。そして、自分たちは地下という地上とは違って閉鎖的な空間にあるため、限られた場所でしか活動が出来ない。

 

 そんな状況下でイカ国との関係の悪化、簡単に言うと貿易が一切出来なくなったのだ。

 

 それも、シャケ達との貿易ルートもだ。

 

 

 これまで、長らくシャケ達とは貿易を行ってきたのだが、今から8か月ほど前にカラストンビ部隊を筆頭にイカ軍がシャケ達との貿易ルートを封鎖してしまったがために物資が滞ってしまった。

 

 その影響で、大量にイクラや金イクラを必要とする戦略タコツボ兵器等の兵器は製造・運用の停止または活動の縮小を余儀なくされてしまっている。

 

 さらに、生活物資においても大変厳しい状況へと追い込まれてしまっている。

 

 そんな、危機的状況下で新たな勢力による会談要請、これを断る理由は一つもない。

 

 ただ、我々と手を結ぶことは、すなわちここを除く地球全域をナワバリとするイカ国と敵対することになるのと同じ事だ。

 

 そもそも、ここに来るだけでもカラストンビ部隊やイカ軍の妨害を受けてもおかしくはない。

 

 そんな危険を冒してまでここにきて、我々と外交をしようとすることが彼には理解出来なかった。

 

 

 「それが…彼らはイカでやタコはおろか、地球上に存在するどの種族でもないのです」

 

 

 「どういう事だ?」

 

 

 

 部下の言葉に理解が出来なかったタコワサはいつも以上に圧をかけてしまう。

 

 しかし、そんな圧も次の言葉で意味をなさなくなる。

 

 

 

 「それが、彼らは自分達のことを『ニンゲン』と言っているのです」

 

 

 「なに…?ニンゲン…だと?」

 

 

 

 ニンゲンという言葉を聞いたタコワサは一瞬言葉の意味が分からなくなる。

 

 何故、大昔に滅んだ種族がこの世界のいるのか、彼の疑問は増えるばかりだった。

 

 

 「ニンゲンは、1万2000年も前に滅んだはずだぞ」

 

 

 「我々も、最初は違う種族かと思ったのですが、彼らは『自分たちは別の世界から来たと』と言っていたので本当だと思われます」

 

 

 「それに、彼ら…国際連邦はとても強力な軍隊がいると聞きました」

 

 

 「このまま、彼らと友好関係を結べば彼らの技術が手に入りますし、軍事同盟を結ぶ事ができれば…」

 

 

 「タコツボバレーやタコツボキャニオンを奪還することも可能になるでしょう」

 

 

 

 バレー、キャンニオンの奪還が可能と聞いたタコワサは考える。彼らをこちら側へと引き込むことができれば100年前の大ナワバリバトルで失ったシオカラ地方やその他の地方を…奪われたナワバリを奪還出来るかもしれない。そう考えたタコワサは一つの決断を下す。

 

 

 

 「まあよい、我が直々に赴くとしよう」

 

 

 「それで、彼らは今どこのにいるのだ?」

 

 

 「彼らは、軍本部にある来賓室にてお待ちしていただいております」

 

 

 「わかった、すぐに支度をしよう」

 

 

 

 タコワサは、普段の時はほとんど使うことのないヒト形態へとなり外交官が待つ来賓室へとむかった。

 

 

 

 

 

 

 タコツボシティ オクタリアン軍本部 来賓屋

 

 

 

 

 タコワサが部屋に入ると、イカともタコとも違う特徴を持った二人の外交官が居た。

 

 タコワサが入室したことで会談が始まった。

 

 初めに互いに自己紹介から始まる。

 

 

 

 「オクタリアン全体の指導者をしているタコワサという者だ」

 

 

 「初めまして国際連邦から参りましたラインズ・ウァームと申します」

 

 

 「同じく、マレント・アルエです」

 

 

 

 「本日は我が国との会談の場のを設けてくださりありがとうごさいます」

 

 

 「こちらこそ、あなた方と会談ができたことをうれしく思う」

 

 

 「それでは早速ですが、我が国についてご説明いたします」

 

 

 「こちらの資料をご覧ください」

 

 

 資料がオクタリアン側へと配布される。

 

 配布された資料に目を通すタコワサ。

 

 

 

 「失礼だが、この海域にはこのような巨大な陸地はなかったはずなのだが、」

 

 

 「そのことなのですが、我々はこの世界の住民ではありません」

 

 

 「地球という星から、原因は不明ですが、何らかの要因が重なってこの星に転移してきたと考えられています」

 

 

 

 その言葉をきいたタコワサは驚愕する。

 

 無理もない、いくら事前に聞いていたとしても実際に外交の場でそのようなおとぎ話をされれば誰であってもだろう。

 

 そして、もう一つタコワサは驚いた事がある。

 

 それは、彼らが『地球』からこの世界へと転移してきたと言っていた事にだ。

 

 

 

 「地球か…」

 

 

 「驚かれると思うが、、、」

 

 

 「この星の名前も地球といわれている」

 

 

 「「そうなのですか!?!?」」

 

 

 

 タコワサの衝撃的な発言に驚きを隠せない外交官の二人。

 

 

 「ということは、ここは未来か過去の世界と言うことですか」

 

 

 「仮にここが地球なら、人間がいるはずです」

 

 

 「ですが、この場所に来るときに陸地越しに見えた街には人間は一人もいませんでした」

 

 

 「この世界の人間はどこに住んでおられるのですか?」

 

 

 「ニンゲンは地上の哺乳類を含む地上生物たちのほぼすべては1万2000年前に海面上昇などで滅んだと言われている」

 

 

 「ほ、滅んだ!?なるほど、それなら人間を見つけられないのも納得できます」

 

 

 

 人間が滅んだことに驚愕する国連の外交官達。

 

 しかし、物分かりが良いのか、理解するのにさほど時間はかからなかった。

 

 

 

 「次に我がオクタリアンについて説明しよう」

 

 

 タコワサは国連の外交官達に資料を配付する。

 

 

 

 「貴国は、何故地下のみに生活圏を置いているのですか?」

 

 

 「あぁ、昔は地上のインクリングたちやその他の海洋生物たちと共存していたのだが」

 

 

 「110年前にイカたちと地上のナワバリを巡った大ナワバリバトルが起き」

 

 

 「そのバトルに敗北した我々タコは旧人類が遺したと言われているシェルターがある地下へと追いやられ」

 

 

 「そして、今の状態になった」

 

 

 「では、地上はすべてが、イカたちの支配圏ということですか、」

 

 

 「そういう事になる」

 

 

 「我々がこの時代の時は200を超える国々が乱立していたことを考えると、この世界の方が平和なのかもしれないですね」

 

 

 「同じニンゲンだけで200も国ができるとは、あなた方の世界はとても過酷な世界だったのだろう」

 

 

 「今は一つの国家になっているのでこの世界とほとんど大差はないと思いますが」

 

 

 「今は全世界におよそ80の国家が存在する。人口も先月で84億人を突破したばかりだ。ただ、その過半数の国家がイカ国の傀儡に過ぎない。だからある意味ひとつなのかもな、、」

 

 

 

 その後、地下の施設、観光名所、代表的な都市、歴史などをそれぞれ説明し終了した。

 

 

 国連とオクタリアンの国家説明が終わり本題へと入る。

 

 

 「本題に移させてもらうが、貴国は我々オクタリアンに何を求める?」

 

 

 

 タコワサが一番聞きたかった事がこれである。

 

 もしここで、彼らが服従を迫るようであれば丁重にお断りして帰ってもらうつもりだ。

 

 

 

 「我々国際連邦は転移により、首都大陸以外の大陸と惑星との一切の交流ができなくなりました」

 

 

 「交流ができなった影響で大陸全土の経済のさらなる悪化が予測されています」

 

 

 「そこで、貴国との交流を行うことで低迷している経済を立て直すためにも」

 

 

 「貴国との貿易を強く要請いたします」

 

 

 

 だが、彼らが求めたのは平等な貿易であった。

 

 彼らとの貿易を行うことによって手に入る技術や物資などに期待するタコワサ。

 

 一方で不安要素も存在した。

 

 

 

 「貿易を行う事に関しては問題ないのだが…」

 

 

 「貿易を行うにはハイカラ港付近へと近づかなくてはならない」

 

 

 「そのルートには多数のカラストンビ部隊や近年ではイカ軍兵士が活動している」

 

 

 「我々は現在、イカたちとは外交を断絶しているため貴国との貿易を妨害される恐れがある」

 

 

 「現に我が国とイカ国の国境線では両軍による衝突が絶えない」

 

 

 「最近では、こちらの物資にも滞りが見え始めてもいる」

 

 

 

 今までに、何回もイカによる妨害をうけていた彼らだからこそ言えることであった。

 

 さらには、ここ数年のイカ軍との衝突による死傷者の数も馬鹿にならないものになりつつあることや、各種資源の不足も目立ち始めている。

 

 

 

 「それに、この世界ではニンゲンの生み出した物で様々な事件が起こっているために」

 

 

 「ニンゲンに対する感情はいいといえるものではない」

 

 

 「つまり、不当な攻撃を受ける可能性があると?」

 

 

 「そういうことになる」

 

 

 

 この世界に転移してきたばかりの国連にとって、相手の完全な情報を手に入れられていない状況下で戦争が起こることは避けたいことである。

 

 だが、外交官はタコワサの真の狙いを見抜いてもいた。

 

 

 

 「ようするに、我が国との軍事同盟を締結したいと?」

 

 

 「前向きに検討していただきたい案件ゆえ、早期の締結をお願いしたい」

 

 

 

 ラエンズは考える、オクタリアン側に立つことの利点について。仮にオクタリアンについたとすれば、イカとの戦争において広大な領土を保有できるかもしれないということ。

 

 一方、イカ側についたとして、得られるメリットは多分少ないだろう。それに、彼らの言っていることが本当だとしたら、海面上昇を理由に首都大陸の領有権を主張されかねない。

 

 そんなことになるくらいなら、オクタリアン側についた方が得策だな。

 

 

 

 「わかりました。軍事同盟に関して、前向きに検討いたしましょう」

 

 

 「本当か!それは助かる!」

 

 

 「それと、相互貿易条約については、後日二国間会議において決定することでよろしいですか?」

 

 

 「了解した」

 

 

 

 この後、細かい日程や話し合いが数十分ほど会談が行われた後終了した。

 

 

 

 この会談の数日後、オクタリアンと国際連邦との間で相互貿易条約を締結を発表。

 

 この発表にイカ政府は『大変愚かな行為だ』と非難声明を発表し両国の関係はますます悪化することになる。

 

 さらに、イカ政府はこの発表の後にタコツボバレー、タコツボキャンニオンの占領地域でそれぞれイカ軍2個師団を投入することが決定された。

 

 

 

 

 

 

 

 

◇◆◇◆

 

 

 

 

 

 

 

 ハイカラシティ 大統領府

 

 

 

 

 ハイカラシティの中心地から少し離れた場所に立てられた超高層ビルの最上階には、タコツボバレーとタコツボキャンニオンの方角を睨みつける老人がいた。

 

 

 

 「ニンゲンかぁ…数年前を思いだすのぉ」

 

 

 「まさか、タコと手を組むとは」

 

 

 「タコワサめ、一体奴はなにを考えているのやら」

 

 

 「これは、カラストンビ部隊の隊員たちにも気を引き締めるように司令に言っておかねばな」

 

 

 

 アタリメ大統領はその後もハイカラシティの街並みを眺めていた。




イカした国連とタコによるナワバリバトルは地球全域へ、、


イカ国以外にも国家は存在します。


後で設定集を作る予定です。
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