アレサイ合衆国 首都 シーバードA.S.D. ホワイトハウス
イカ国を除いては世界最強の国家であるアレサイ合衆国は、人口は14億以上であり、国土面積は2470万km2を有する超大国である。
合衆国最大の都市シーニュークの超高層ビル群は圧巻であり、これぞ100万ゲルの夜景と言われるほどの価値があった。
経済においては、シーニュークを中心とした東海岸経済圏。カイサンレスルを中心とした西海岸経済圏、マレルシティを中心とした大陸中央経済圏そして、本土外経済圏の4つにに分けらる。
文化では、バンカラ地方とハイカラ地方を合わせたようなものになっており世界からはよそ者にも優しい国というイメージを持たれている。
軍事においては、400万を超える軍人を有している。また、この国では主武装がなんとインク式ではなく火薬式を標準装備としていた。
もちろん昔からというわけではない。80年ほど前に、
代表的なもので言えば、n-2カービンであったりとかn-16などである。
それぞれ5.56mm弾を採用しているだけに多くの銃弾を装填できるほか、命中率の向上につながった。
当初こそ過剰すぎてかえって無力という評価であったが、
40年ほど前にイカ国と領土を巡って紛争が起きたときには、これらの兵器が大活躍した。
戦時中のイカ軍からは『第二のカラストンビ』と恐れらるようになり、それ以降イカ国からの徴発行為はなくなった。
この戦争の勝利以降、世界各国からは自由同盟機構としてイカ国との相対勢力として期待をされることとなる。
そしてそんな超大国アレサイのホワイトハウスの執務室に腰掛ける40代のイカは若い国防大臣と会話をしていた。
「カラマリのお荷物共が国際連邦に戦争を吹っ掛けたそうだな?」
「国際連邦側に非は全くありませんからね、これはイカ国とはいえども無事じゃ済まされませんね、もしかすると全国民浄化かも?」
「それは勘弁だな、、今彼らに倒れられると東のユニーロープ連合や南部大陸のラトルヲ民衆連邦が動き出するからな」
現在の世界は、主に8つの超大国と40の国で構成されていた。
まずはイカ国
アレサイ合衆国
ユニーロープ連合
ラトルヲ民衆連邦
カリアフ統一国
アルア共栄連合
ミロア連邦
サンルゴール
そして、40もの国である。
ちなみにであるが、9つ目の超大国が存在していた。
旧カレウト連邦である。
1994年の崩壊により表舞台からは姿を消したが、ミロア連邦政府公文書にはカレウト・ミロアと表記されている事から、完全に消滅したわけでは無いと見られる。
東西南北、自由主義者、社会主義者、保守的独裁主義、慣例的民主主義、放置的民主種族主義、ありとあらゆる思想が入り混じっていた。
「しかし、彼らの持っている装備がここまで似ているものなのか?」
「たしか、80年以上前だったかな、、?
「確かに似ていますね、、もしかすると国際連邦は彼の国と関わりがあるのかもしれないですね、」
「まぁ、こっちとしてはカラマリ共の勢力が縮まるのなら何でもいいのだがな」
大統領と国防大臣との会話は続くのであった。
◆◇◆◇
2025年7月14日 ナンタイ国 暫定首都 ハイカラ特別市 国会議事堂
晴れやかな今日の日、いつもなら立ち上る烏賊章旗。そして、隣にはイカ国旗の姿。
しかし、そんな風景が見られたのは数日前のことである。
6月29日に大部分の制圧が完了した連合軍は残るイカ軍残党の掃討作戦の実行に移した。
これにより、残る数個師団のイカ軍含めた武装部隊は壊滅へと追いやられ、7月8日には最後の部隊が投降した。
この敗北でイカ国は残された28%の領土と18%の人口を防衛するため、国境付近に大規模なインク条網の建設が開始された。
この頃から戦争を継続しづらくなった国際連邦と軍の大半を失ったイカ国との間で膠着状態が続く。
「賛成が422票。反対が0票。棄権が0票。全会一致でナンタイ国への設立を宣言します」
クーデター政権は、ナンタイ国の設立を決定した。
イカ国時代には、24億を超える人口を有していたが、クーデターにより20億人にまで低下してしまった。
しかし、首都圏と南部の大都市圏の全てを領有しているために、大した損害は出ていなかった。
しかし、それでも多くの企業が休業や閉鎖を余儀なくされるなど、主に職の面で損害が多数出ていた。
国際連邦も支援はしているものの、その数は日に日に減少していた。
この頃から国際連邦では首都大陸にもシャケ達の大規模上陸が発生し多数の死傷者を出していた。
軍の4分の1と大部分の警察・州兵・保安隊 を動員した総力戦とかしていたのだ。
さらに、国内に潜んでいたオスメル帝国軍によってラスアル州の複数の都市が攻撃を受けるなどして余裕がなくなってきていた。
また、宇宙分野においては、この世界ではある程度の高さまで上昇するとそれ以上の高さに上がることができないことが報告されていた。
特異的世界調査委員会はこの現象は、『特異的電磁現象ではなく何らかの影響によって
これにより、現在保有する空中に浮遊できる機関の今世界への適用できるように研究開発をし直さなくてはならなくなった。
不幸中の幸いか、大部分の基盤は出来上がっているため一部を書き換えるだけでいいという。
この戦争に終わりが見えてきた。
国際連邦もオクタリアンも新イカ政権であるナンタイ国も、そして、、、
す べ て の 元 凶 で あ る イ カ 国 に
『イカ国の核実験』
「昨日未明、苦戦を強いられているイカ国から一発のロケットが大軟洋へと着弾した。その直後巨大なキノコ雲を発生させ、摂氏数百万度から数千万度もの高温が発生し、周囲に熱風を表示させた。イカ国は、このような悪魔の兵器を作り出してしまった。なお、この実験のあと国際連邦は何やら行動を始めたようだが、真相は定かではない」
シーニュークタイムズ紙
「私は何も知らない、だから君も何も知らないと言うことだな」
ーとあるカラストンビ隊員の手記ー