終末のワルキューレvs若き戦士達   作:ちいさな魔女

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神側のウマ娘VS人類側のウマ娘 その4

最終コーナーに入る。スペシャルウィークとゴドルフィンバルブが競い合う。一周目から激しいデッドヒートを繰り広げ、いよいよ第二走者に移ろうとしている。第二走者は、トウカイテイオーとダーレーアラビアンだ。

 

トウカイテイオー「まさか三女神と走る日が来るなんて、思いもよらなかったよ!」

 

ダーレーアラビアン「俺もだ。君の事は聞いているぞ。トウカイテイオー。何度も何度も脚が折れて、それでも立ち上がって来たウマ娘だとな。負けたらどちらかが消えるのは癪だが、それでも最期になるかもしれないこの場所で、君達ウマ娘と走れる事を誇りに思う!良い試合にしよう!」

 

トウカイテイオー「うん!僕も頑張るよ!ダーレーアラビアン様!」

 

ダーレーアラビアン「ハハッ。呼び捨てでも良いのに。まあ良いさ。俺もトレーナー達に恥じない走りを見せるだけだ!」

 

トウカイテイオーとダーレーアラビアンが握手を交わす。そ して、第一走者同士は、決着が着こうとしていた。

 

――――――――――――――――――――――――

 

スペシャルウィークとゴドルフィンバルブが、第二走者に向けて走る。直線だ。此処で距離を離せたならば、初めがかなり有利になる。

 

スペ&ゴド「「やああああああああああああああああああああああああああああッッ!!!!」」

 

二人は並ぶ。

 

スペシャルウィークは息を吸い続けて、より速くなる。

 

ゴドルフィンバルブは走る度に速度が上がる。

 

残り1000メートル。

 

セイウンスカイ「行けええええぇぇぇぇ!!」

 

キングヘイロー「走れえええええええええ!!」

 

ツルマルツヨシ「負けんなあああああああ!!」

 

サイレンススズカ「スペちゃん!」

 

エルコンドルパサー「スペちゃん頑張れええええ!!」

 

グラスワンダー「スペちゃん!勝ってください!」

 

人類『『『行けええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええ!!!!』』』

 

アレス「ゴドルフィンバルブ!!走れええええええええええええええええええ!!!!」

 

ヘラクレス「頑張れええええええええええええええええええええええええええええええええええええ!!!!」

 

そして、その様子を神側の観客席から見る者が居た。

 

???「頑張れゴドルフィンバルブ!!」

 

『北欧神話:ゲンソウウマ娘・スレイプニル』

 

???「私達に勝った貴女が、こんな所で負ける筈がありません!!」

 

『北欧神話:ゲンソウウマ娘・ホーヴヴァルプニル』

 

???「ロキに誘われたけど………この試合も良い」

 

『北欧神話:ゲンソウウマ娘・スヴァジルファリ』

 

???「うむ!!三女神は負けん!!俺達を走りで征した彼女達を、俺は信じよう!!」

 

『ギリシャ神話:ゲンソウウマ娘・アレイオーン』

 

???「アラビちゃんやタークちゃんも、前より速くなってるかなぁ?どうかなぁ?」

 

『ギリシャ神話:ゲンソウウマ娘・ペガサス』

 

???「そりゃそうだよ!僕等も勝てなかったんだから!」

 

『ギリシャ神話:ゲンソウウマ娘・ユニコーン』

 

???「ちっ!穢れてねぇのがムカつくがな!」

 

『ギリシャ神話:ゲンソウウマ娘・バイコーン』

 

それは、ゴドルフィンバルブのライバルである、神側に属するゲンソウウマ娘達だった。彼女達は、自分達を破ったウマ娘三女神の応援に来ていたのだ。

 

しかし、第一週目はスペシャルウィークに利があった。

 

ヘイムダル『ゴドルフィンバルブ!!必死に追い掛けるが、スペシャルウィークに追い付けない!!』

 

ゴドルフィンバルブ「ぐっ……!」

 

ゴドルフィンバルブはコズミックパワーを使うが、加速により肉体にかなりの負荷が掛かる。負荷は骨に響き、ゴドルフィンバルブから脚の力を奪ってしまう。

 

スペシャルウィークは呼吸により血の巡りが良くなり、走っても肉体への負荷が少ない。

 

そして、スペシャルウィークは第二走者の名を叫ぶ。

 

スペシャルウィーク「テイオーさあああああああああああああああああああああんっ!!!!」

 

トウカイテイオー「スペちゃん!!」

 

スペシャルウィークはトウカイテイオーの元まで走り、バトンをトウカイテイオーの手元に伸ばす。しかし、此処で思わぬアクシデントが起きる。

 

スペシャルウィークが伸ばしたバトンをトウカイテイオーに掴ませる筈が、トウカイテイオーはバトンを掴む位置を間違えてしまい、空振りとなってしまう。スペシャルウィークはトウカイテイオーが本来掴む筈だった位置でバトンを手放してしまい、地面にバトンが落ちてしまう。スペシャルウィークは途中で減速するが、リレーのルール上第一走者が第二走者にバトンを手渡さなければならず、トウカイテイオーはバトンを拾いに行けない。

 

スペシャルウィーク「あっ!!ああっ!」

 

トウカイテイオー「うわっ、しまった!!」

 

ヘイムダル『ああっとぉ!?なんという事だぁ!!』

 

人類側『『うわあああああっ!!』』

 

ウマ娘『『ギャアアアアアアッ!!』』

 

ヘイムダル『トウカイテイオーのミスによって、スペシャルウィーク、バトンを落としてしまった!!此れはチャンスだゴドルフィンバルブ!!』

 

ゴドルフィンバルブもそれに気付き、無理な脚の負荷にも構わずコズミックパワーを限界まで引き出した。

 

ゴドルフィンバルブが迫ってくる。

 

スペシャルウィーク「ごめんなさいテイオーさん!でも、此れで!!」

 

スペシャルウィークはバトンをトウカイテイオーに渡す。その瞬間、スペシャルウィークの伸びた耳や尻尾が粒子状になると、スペシャルウィークの耳や尻尾が元の状態に戻った。そして、トウカイテイオーの体中に粒子が憑依していき、軈てトウカイテイオーの右手にはスペシャルウィークが握り締めていたバトンが握られた。

 

トウカイテイオー「ハプニングは起きたけど、此処で巻き返して見せる!!」

 

トウカイテイオーは多少のロスが起きても尚、体勢を立て直して走り出した。その瞬間、ゴドルフィンバルブがダーレーアラビアンの元に辿り着き、ダーレーアラビアンの手にハイタッチをした。

 

ダーレーアラビアン「勝負だ!!覚悟しろ!!トウカイテイオー!!」

 

ヘイムダル『盛り上がって来たぜぇ!!トウカイテイオーのミスによって一時は体勢を崩すが、スペシャルウィーク素早く拾ってトウカイテイオーにバトンを手渡したぁー!!しかしゴドルフィンバルブが第二走者のダーレーアラビアンにハイタッチ!!タイムロスしたが大丈夫かぁー!?』

 

第二走者の対決。トウカイテイオー対ダーレーアラビアン。いよいよ幕が上がる。




大体の見た目はこんな感じです。馬耳はありませんが、其処はご勘弁を。割と適当に決めました。

《ゲンソウウマ娘集》
『スレイプニル』

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『ホーヴヴァルプニル』

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『スヴァジルファリ』

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『アレイオーン』

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『ペガサス』

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『ユニコーン』

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『バイコーン』
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次のお遊び回で使って欲しい曲は?

  • ユメヲカケル!
  • ブルーバード(いきものがかり)
  • ルードルーズダンス
  • インパーフェクト(オーイシマサヨシ)
  • ALONES
  • ささやかな祈り(ライスシャワー)
  • 心臓を捧げよ
  • 涙の種、笑顔の花
  • 空色デイズ
  • REASON(ゆず)
  • ALIVE(ClariS)
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