オリジナル技有り!!
ルフィ「ゴムゴムの~………大津波!!」
ルフィはゴムゴムのガトリングを放つが、それは連打ではなく大津波そのものであった。無数の拳の連打が津波となって襲い掛かる光景に、ポセイドンは刺突の連撃で対抗する。
ポセイドン「くだらぬ」
自分の技の真似か?実にくだらない。
しかし、ルフィの無数の拳の波はポセイドンの刺突を押し返していき、軈てポセイドンにも拳の連撃が迫る。ポセイドンは拳の連打を避けようとするが、津波と呼んだ理由を理解した。
避ける隙間が無い。
ルフィ「どぅわはっはっはっはっ!!」
ルフィは無数の拳と腕で構成さへた波の上に立っており、まるでサーフィンをしているように見える。
ポセイドン「ぐっ!」
ポセイドンに無数の拳の津波が襲い掛かる。津波を受け続けたポセイドンだが、無理矢理隙間を掻い潜って抜け出した後、ルフィを蹴り飛ばした。
その瞬間だった。
ルフィの歯茎と舌、そして目玉が巨大化しながら飛び出して来た。闘技場の大半を覆う程にビッグな目と歯茎と舌を見て、人類や神問わず全員の目と舌が飛び出た。
ルフィ「うわっはっはっ!!いてぇ〜!!」
元に戻ったルフィは、ポセイドンの首を両手掴む。そして、ポセイドンの首を掴んだままルフィは回転した。
ルフィ「ゴムゴムの~………飛べぇ〜!!」
ルフィはポセイドンを投げ飛ばした。空中に投げ飛ばされたポセイドンは空中で体勢を立て直すが、ルフィの猛攻は止まらない。ポセイドンはすぐに刺突の雨を放つが、ルフィは即座に反撃していた。
ルフィ「ゴムゴムの~………反射!!」
ルフィが平べったくなると、ポセイドンの刺突を全て体で受け止めた。そして、ポセイドンのトライデントはルフィの体で跳ね返され、ポセイドンに刺突の雨が跳ね返って来た。
ポセイドンは全身に突きの雨を受けてしまう。自分の攻撃を跳ね返される等、あまりにも腹立たしい。
ポセイドン「………調子に乗るなぁ!!!」
ポセイドンはこれまでに無い程に激昂した顔を見せ、ポセイドンは闘技場の海からエネルギーを抽出する。
そして、ポセイドンの髪の色も変化し、身に纏う鎧も形状が変化した。
ポセイドンの髪は赤と青の縞模様のオールバックとなり、鎧も左右対称で赤と青に分かれている。
『
ルフィの全方位からポセイドンの刺突の猛攻が迫る。
ヘイムダル『す、スゲェ!!地球を覆い尽くさんとす――』
しかし、ヘイムダルの実況が終わる前に、ルフィが猛攻に出る。
ルフィ「ゴムゴムの~………なんかよく分かんねぇけど取り敢えずガトリングゥー!!!」
ルフィは全方位に拳と足の連打を放った。しかし、人体の構造上絶対に放てる場所からでない所からも何故か拳や足が出て来て、ポセイドンの突きの雨を吹き飛ばして行く。
ルフィ「ゴムゴムの~ドリルー!!」
拳をドリルのような形に変えたかと思えば、武装色の覇気で黒く染めた。そして未来視で捉えたポセイドンに向かってドリルとなった拳を放つ。ドリルはポセイドンのトライデントを弾き飛ばし、ポセイドンの胸元に炸裂した。
しかし、ポセイドンはドリルを掴むと、そのままルフィの顔面を殴り飛ばす。
ポセイドン「調子に乗るな」
そして、ルフィの頭を掴んで闘技場へ叩き付ける。頭から叩き付けられたルフィだが、ルフィは頭部を巨大化させてポセイドンに喰らいつこうとする。
ポセイドンは避けようとするが、突然床を破って無数のルフィの頭が出現した。ポセイドンを喰らおうと迫る無数のルフィの巨大化した頭。ポセイドンも動揺を隠せず、表情が驚愕に包まれる。
ヘイムダル『な、何を見ているんだ!?俺達は何を見てるんだ!?ルフィの猛攻は止まらない!!変幻自在!自由自在!俺達の常識を遥かに凌駕する巫山戯た闘い!!とても見てられねぇ!!だが俺は見るぜ!!』
人類「な、なんて品のない……!」
人類「とても見てられん!」
ルフィはポセイドンの両足首を両手でそれぞれ掴み、床へ何度も虹を描くように叩き付ける。
神々「あのポセイドン様が、翻弄されている!?」
神々「ニカの宿主、滅茶苦茶過ぎる!」
人類も神々も、ルフィの起こす滅茶苦茶な闘い方に唖然としていた。
ルフィ「おおおおおおおりゃああああっ!!」
ルフィは海を掴むと、そのままポセイドンへ向かって投げ付けた。ルフィの仲間であるジンベエが使用していた技を真似たものだ。
ルフィ「ゴムゴムの~雷!!」
ルフィは天の雷を掴むと、ポセイドンに向かって投げ付けた。ポセイドンは雷を避けると、ルフィの頭を槍で叩く。
ポセイドン「もう、良い。くだらん」
ポセイドンはそう言葉を放つが、その顔は無表情ではなかった。それはまるで、遊びを楽しんでいる子供のようだ。
ルフィ「なんだ?お前、笑ってんのか?」
ポセイドン「っ!!」
ポセイドンはルフィを殴る。頬から殴られたルフィは海の上を転がるが、すぐに起き上がった。
ルフィ「お前、笑ってる顔、スッゲェ似合ってるぜ!笑わねぇよりよっぽど良いよ!」
ポセイドン「………………くだらぬ」
ポセイドンはルフィの言葉を一蹴する。
ポセイドン「くだらぬ。くだらぬ。くだらぬ」
ポセイドンはルフィを蹴り飛ばす。
ポセイドン「くだらぬ!くだらぬ!」
ルフィはポセイドンを蹴り飛ばす。
ポセイドン「くだらぬ!!」
ポセイドンはルフィの腹を刺し貫く。
ルフィ「ぐっ!」
ポセイドン「何だ!何なんだ!?巫山戯るな!なんだこの巫山戯た闘いは!!」
ポセイドンは怒る。ポセイドンはルフィの頬を殴り飛ばす。これまでのポセイドンの動きには無い、明らかに論理的思考から来ない突発的な、感情的な行動。
しかし、言葉に反して、ポセイドンは無邪気な子供のように笑っていた。他者を見下すような笑顔ではなく、爽やかさと解放感に満ちた笑顔に。
その様子を見ていた、特にギリシャ側の神々は、ポセイドンの行動に驚いていた。
アフロディテ「ぽ、ポセイドン様?」
アフロディテと従者達は、ポセイドンらしくない様子に困惑している。
ヘルメス「おや、ポセイドン様らしくありません。ゼウス様の仰る通り、何時ものポセイドン様ならばあの少年をすぐに殺していた筈です」
アレス「ニカの影響なのか?いや、そもそもポセイドン様はニカを毛嫌いしてた筈」
ヘルメスの洞察に、アレスは疑問を返す。
ヘラクレス「違うさ。確かにニカの影響もあるのだろうが、ポセイドン様が変わって行く真の理由は………あの少年、麦わらのルフィの人柄だ。俺には分かる。彼は自覚しない形で、己の正しい事を貫く男だ」
ヘラクレスには理解出来ていた。勿論全てを理解した訳では無いが、モンキー・D・ルフィという人物がどれだけ偉大な存在なのか、この闘いで理解したつもりだ。
ゼウス「そうじゃのう………儂も永く生きて、ポセイドンが…………あんなに楽しそうに笑う姿は、初めてじゃわい」
ゼウスはその様子を見ていたが、両目から涙を流していた。幾年もの年月月日を生きて来たが、ポセイドンが自分に対してあの様に笑い掛けてくれた事は無かった。ポセイドンが笑みを見せたのは、過去に一人だけ。ギリシャ最強の三兄弟………否、
ゼウスはポセイドンが漸く笑ってくれた事が嬉しく、ポセイドンを笑わせてくれた事に感謝してる反面、自分には見せてくれなかった悲しさと、一人の人間がポセイドンを笑わせてくれた事に悔しさを感じていた。
ポセイドンが完璧主義な神なのは分かっている。それでも自分には、あの様に笑い掛けて欲しかった。
ゼウス「…………神も人も変わらんのう。そんな複雑な思いが宿るのは…………」
そして、ポセイドンも変化する。
ポセイドンにはもう、この闘いに不快感を感じてなかった。
ポセイドンの心に湧き上がる、ルフィとの闘いに対する思い。
それは徐々に、ポセイドンの何かを変えていった。
ポセイドン(実にくだらない………この闘い方も、どんなに痛め付けても笑ってられるこの雑魚も!ムカつく言動も何もかも!だが………何故だ!?何故………余はこんなにも……………楽しくて仕方ない!?この闘いを、楽しいと感じてしまっている!!)
ポセイドン「フッ………フフフッ……」
ポセイドンはルフィに刺突の雨を繰り出す。ルフィは中腰になり、胴体を円状に回しながら避けた。踊るように避けるその姿に、ポセイドンは笑わずには居られなくなった。
ポセイドン「フハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハッ!!!!」
今まで見たことのない、純粋な笑い方。
ルフィ「何だお前?急に笑って」
ルフィも攻撃の手を止めた。神々はポセイドンの無邪気に笑う姿に驚いていた。大海の暴君と呼ばれた神が、あんなに純粋に、そして無邪気に笑う姿等、誰も想像出来なかったからだ。
ポセイドンは笑い終えた後、トライデントの尾を床に刺して、ルフィに問い掛ける。
ポセイドン「お前、名を何という?」
ルフィ「ん?モンキー・D・ルフィだ。麦わらのルフィって呼ばれてる」
ポセイドン「モンキー・D・ルフィ……麦わらのルフィか。お前は実に面白い」
ポセイドンは槍使い本来の構え方となる。自分の長男と同じ構え方だ。
ポセイドン「覚えよう。貴様は今より、余の排除すべき敵だ」
ルフィ「いや、勝つのは俺だ!」
ポセイドンVSルフィ。いよいよ最終局面に到達する。
次回、決着。
次のお遊び回で使って欲しい曲は?
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ユメヲカケル!
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ブルーバード(いきものがかり)
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ルードルーズダンス
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インパーフェクト(オーイシマサヨシ)
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ALONES
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ささやかな祈り(ライスシャワー)
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心臓を捧げよ
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涙の種、笑顔の花
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空色デイズ
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REASON(ゆず)
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ALIVE(ClariS)