専用BGM:『俺たちの新時代』
多分、アニメにしたらもっと伸ばせたと思う。
ポセイドン&ルフィ「「おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!」」
ポセイドンとルフィの攻撃は激しく交わり合う。ルフィは無数の拳を生み出してラッシュを放つ。ポセイドンは豪雨をも上回る刺突の雨を繰り出す。
その光景に感化され、人類や神々は応援し始めた。その中には、ルフィと嘗て闘った者達の姿もあった。
???「ウォロロロ〜!!麦わらァ!!絶対に、負けんじゃねえぞおお!!」
『ONE PIECE:百獣のカイドウ』
???「ハーハハハマママママ!!負けたら承知しないからね麦わらァ!!お前は俺が殺すんだからね!!」
『ONE PIECE:ビッグマム/シャーロット・リンリン』
???「ゼハハハハハッ!!良いぞ麦わらァ!!神に見せてやれェ!!お前の信じる道をなぁ!!」
『ONE PIECE:黒ひげ/マーシャル・D・ティーチ』
???「フッフッフッ!そうだ!海の神なんざ倒しちまえ!麦わらァ!!」
『ONE PIECE:ドンキホーテ・ドフラミンゴ』
???「麦わらァ!!此処で負けたら絶対許さねぇ!!俺はそんな弱え男に、負けた覚えはねぇぞ!!」
『ONE PIECE:サー・クロコダイル』
???「や、ヤバいガネ!麦わらの奴、あんなに強くなってるガネ!」
『ONE PIECE:ギャルディーノ』
???「畜生!!憎い奴だぜ!!おい麦わらァ!!絶対負けんじゃねえぞ!!オメェをぶっ倒すのはこの俺だぁ!!そして海賊王になんのは、俺だぁぁぁ!!」
『ONE PIECE:クロスギルド座長・道化のバギー』
そして、ウタの隣にあの男も現れる。赤髪海賊団を率いて。
???「お頭ァ!ルフィの奴、頑張ってるぜ!!」
『ONE PIECE:ラッキー・ルウ』
???「ああっ。カイドウだけじゃなく、今度は海の神も越えようとしてんだ。ビックリだな」
『ONE PIECE:ホンゴウ』
???「ギャハハハッ!!やっぱりあん時、ルフィがあの悪魔の実を食ってて正解だったな!なぁお頭!!」
『ONE PIECE:ヤソップ』
そして、ウタは懐かしき二人の隣に立つ。
ウタ「久し振り。ベックマン。シャンクス」
ベックマン「ああっ。ウタも、元気で何よりだ」
『ONE PIECE:ベン・ベックマン』
???「ああっ、ウタ。見ろ、お前の幼馴染みが頑張る姿を。俺の帽子を託した男は、絶対勝てる」
『ONE PIECE:赤髪のシャンクス』
シャンクス「ルフィ。お前を信じてるぞ」
そして、ルフィは闘いながら、命の恩人にして自分に帽子を預けてくれた憧れの海賊である、シャンクスの気配を感じた。その方向を振り向かなかったが、シャンクスの存在を確かに感じていた。
ルフィ「シャンクス!」
ルフィは振り返らなかった。今は会うべき時ではない。まだポセイドンを倒しておらず、そしてルフィの考える立派な海賊にも程遠いからだ。
ルフィ「俺は負けねぇ!ポセイドン!!勝つのは俺だ!!」
ポセイドン「勝つのは余だ!越えてみせよ!!モンキー・D・ルフィ!!」
そして、ルフィとポセイドンは最後の攻撃に入る。
ルフィ「ゴムゴムのオォォォ………!!!」
ポセイドン「海と大地よ!氷となりて余に従え!!」
ルフィは、嘗てカイドウを倒した一撃の拳を、より大きく、そして熱い赤き炎を纏った拳に変えて放つ。ポセイドンは大地震と大津波の力を、纏った氷と冷気と共に全ての力を一撃に込める。
ルフィ「………
ポセイドン「………『
ルフィ、ポセイドン、それぞれが放つ一撃。この闘技場をも叩き潰しそうな程に巨大化し、膨大な武装色及び覇王色の覇気を纏って放つルフィの最強の一撃。更に赤き炎を纏い、その力は正に太陽そのものであった。対してポセイドンが放つその一突きは、海のエネルギーと大地のエネルギー、そして宇宙の寒気を集めて放つ、絶対貫通の一突き。
ルフィ&ポセイドン「「ッオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!」」
ルフィの一撃とポセイドンの一突きが、ぶつかりあった。
――――――――――――――――――――――――
ポセイドンは産まれた時から、普通の神々と違っていた。誰とも視線を合わせず、自身の兄弟にさえも視線を合わせる事は無く、誰に対しても冷たいままだった。
アレイオーン『お父様!私、水中ウマ娘として勝ちました!水中レース、また一位です!』
ポセイドン『だから何だ。神ならば負ける等有り得ぬ。神ならば勝って当然。無駄な報告をするな』
アレイオーン『は、はい…………』
自分の子供達も、例外ではなかった。
しかし、二人だけ、ポセイドンが純粋な微笑みを見せた相手が居た。それは、ゼウス、ポセイドン、そしてもう一人の兄弟にしてポセイドンの兄である『アダマス』という神の兄。即ちギリシャ4兄弟の長男である
それは、ゼウスがギリシャ神界の支配権をゼウスが掌握した時に、原初の女神ガイアが承認せず、自らが産み落とした天界最強格の巨人族を率いて襲来した大戦『ギガントマキア』の時である。
ギリシャ神界は徹底抗戦を決意するも、ティアマトに並ぶガイアの産み出した巨人族の力に劣勢を強いられていた。
天界最強の4兄弟は、闘う事を選ぶ。
ゼウス『やってやろうじゃねぇかぁ〜!
???『ったくゼウスの野郎〜、調子に乗りやがって!』
『終末のワルキューレ:アダマス』
ポセイドンもゼウスとアダマスに続いて歩く。
しかし、ポセイドンはある光景を目撃した。
???『何用だ?』
『ギリシャ神話:冥府の王ハデス』
従者『冥界よりハデス様に、火急の知らせにございます!
ハデス『何?ヘカーティアは?』
従者『ヘカーティア様は………クラウンピースを純狐様に託し、たった一人で、タルタロスへ乗り込みました!!』
ハデス『ッ!!あの女、無茶をする』
冥界の最深部に存在する死と闇が覆う、おぞましき神々の監獄タルタロス。其処に幽閉されていたクロノス配下のティターン神族が解き放たれ、ギリシャ神界へ侵攻し始めた。
巨人族とティターン神族の挟み打ち。天界は滅亡の危機である。
ハデスはヘカーティアの援護に向かう。その様子を見ていたポセイドン。しかし、ゼウスやアダマスと共に巨人族の侵攻を止めに向かう。
長い闘いの果てに、ギリシャ神界はガイアを討伐。巨人族の殲滅に成功した。
その筈だった。
???『うぅ………グズッ…………』
ポセイドンの横腹に、一人の少女が抱き着いた。
ポセイドン『…………地獄の妖精か。ヘカーティアの』
???『あ”い!』
『東方Project:クラウンピース』
ポセイドン『………ハデスとヘカーティアは?』
クラウンピース『………ご主人様とハデス様は……冥界にいぎまじだ!!』
ポセイドン『っ!!』
従者『お、おいクラウンピース!涙を拭け!ポセイドン様に失礼だぞ!』
クラウンピース『ぽぜいどんざま!!ごじゅじんざまど、ばでずざまをだずげで!!』
泣きながらクラウンピースは、ポセイドンに願った。
ポセイドン『…………』
ポセイドンは向かう。クラウンピースはその場に崩れ落ちる。従者達はポセイドンへ無礼を働いたクラウンピースを怒るが、ポセイドンは気にしていなかった。
そして、冥界に到着したポセイドンは、其処で見た。
無数のティターン神族の死骸の上に座り、ボロボロになりながらも逃げ遅れた神々と共にメイド達から治療を受けている、ハデスとヘカーティアの姿を。
ハデス『………ポセイドンか』
ヘカーティア『あらぁ……どうやらそっちも勝ってきたみたいねん』
ポセイドン『…………自らの兵も、友も、従者も全て援軍として送り出し、単身で乗り込むとは………無茶が過ぎるぞ』
ポセイドンの言葉に、ハデスもヘカーティアも無茶をした事を流石に反省した。況してやヘカーティアは、ハデスが来るまで単身乗り込んだのだ。従者のクラウンピースや、親友に頼る事無く。
ハデス『………お前達の兄として、弟と無謀な
ポセイドン『だが、負けていたかも知れぬ………』
ヘカーティア『あら?心配してくれたの?』
ポセイドン『…………』
ヘカーティア『負けないわよん。私も
ポセイドン『っ!』
ハデス『………そうだな。余は誓おう、弟よ。余も、ヘカーティアも、誰にも負けぬと』
ハデス&ヘカーティア『『お前/貴男達の、兄/姉として』』
強い覚悟と決意の籠もった、夫婦の言葉。ポセイドンはその言葉に、暫く沈黙していた。
ハデス『しかしヘカーティア。単身乗り込むとは、感心せぬな』
ヘカーティア『タルタロスが破られたのです。冥界も地獄も、総て私の管轄ですから、それを護るのも私の役目です』
ハデス『それは余も同じだ。お前は後で仕置きをせねばな』
ヘカーティア『ひ、酷いです!』
そんな夫婦のやり取りを見ていたポセイドンは、二人に近寄った。
ポセイドン『…………礼は言わぬぞ。
ポセイドンが笑って二人に手を差し伸べる。ハデスとヘカーティアは、ポセイドンの予想外な行動に驚いたが、二人は笑ってポセイドンの手を取った。
それが、ポセイドンが唯一見せた、感謝の笑みだった。
しかしこの時、ハデスもヘカーティアも、ポセイドンをより笑わせてくれた相手が現れると、微塵も思っていなかった。この笑顔以上に笑うポセイドンを、見る事になると思わなかった。
――――――――――――――――――――――――
パキンッ!!
その音と共に、決着が着いた。
ポセイドンのトライデントはへし折れ、ルフィの拳がポセイドンを殴り飛ばした。
ポセイドンはルフィの一撃を受けて、闘技場の壁へと叩き付けられた。
ヘイムダル『お、押し負けたぁぁー!!ポセイドン様の槍が砕け、ルフィの拳が海の神を、な、な、殴り飛ばしたああああああぁぁーっ!!』
人類『『『『『『『うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!』』』』』』』』
ウソップ「やったぞルフィィー!!!」
チョッパー「やったぁー!!!!」
フランキー「うぉおー!!Super!!」
サンジ「やったぜルフィー!!」
ジンベエ「流石じゃのう。ルフィ」
ロビン「ええっ、ルフィなら勝てると思ってたわ」
ブルック「ヨホホホホホ〜!やりましたねルフィさん!」
ゾロ「ふっ。でなきゃ船長交代だな」
ナミ「ええっ、本当ね」
麦わらの一味は、ルフィの勝利を確信していたが、それでも勝利を掴んでくれた事は嬉しい。
エース「流石だぜ。俺が守っただけあるな」
ウタ「ホントね。ルフィ………本当に立派になったね」
エースはルフィの成長した姿を見て、自分が守れた事を強く誇りに思えた。。そしてウタは、約束を託したルフィが立派になった姿を改めて見て、自分の想いを託して良かったと心から思った。
ホンゴウ「なあお頭。今ならルフィに会いに行けるんじゃねえか?」
ルウ「そうだな!ルフィに会いに行こうぜ!」
ヤソップ「俺も賛成だぜ!」
ベックマン「どうするんだ?お頭」
赤髪海賊団は、ルフィに会いに行きたがっている。しかし、シャンクスの答えは違った。
シャンクス「………まだルフィには会わない」
赤髪海賊団『『『ええええぇぇっ!?』』』
ベックマン「まっ、そうだろうな」
こうして、赤髪海賊団はその場から去って行った。
そして、闘技場では元の姿に戻ったルフィと、床に倒れるポセイドンは話をしていた。
ポセイドン「…………トドメを刺せ。余を殺し、突き進むが良い」
ルフィ「………お前の命なんて要らねぇ。もう気ぃ済んだ!」
ポセイドン「っ!」
ポセイドンは、ルフィのニカッとした笑顔に、嘗て自身が唯一微笑んだハデスとヘカーティアを重ねる。
ルフィ「まだやるか?」
ポセイドン「…………いや。余も満足だ。認めよう」
ポセイドンには、後悔していなかった。何故なら、こんなにも満たされた想いを抱いたのは、あの二人に感謝した時以来だ。
ポセイドン「余の………負けだ」
その時だった。ポセイドンの体が足元から砕け、軈て光の粒子となって消えて行った。
ルフィ「っ!?お、おい!ポセイドン!」
ルフィがポセイドンに駆け寄る。しかし、崩壊は進んで行く。
ポセイドン「このラグナロクでは、
ルフィ「っ!」
ルフィは思い出した。ブリュンヒルデから説明を受けたが、その時は面倒だったので途中から聞き流していた。
ポセイドン「…………余を超えたお前なら、きっとどんな困難も越えられる筈だ。死ぬ前に聞かせてくれ。お前の夢は、何だ?」
ルフィ「俺は海賊王になって新時代を作る。そして―――」
ルフィは語る。自身の“夢の果て”を。それは、ポセイドンにのみしか聞こえなかった。ポセイドンはルフィの語る“夢の果て”を聞いて、驚きつつも微笑んだ。聴けて良かった。それが理解出来る笑顔だ。
ポセイドン「っ!そうか……………お前なら出来る筈だ……………さあ、行くが良い!
そして、ポセイドンは全身が砕け、光の粒子となって霧散した。
ルフィ「………にししっ!当たり前だっ!」
ルフィは麦わら帽子を深く被り、空に消えて行く光の粒子へ笑い掛け、高らかに宣言する。
ルフィ「海賊王に、俺はなるぅー!!」
そして、ヘイムダルはルフィの勝利を、宣言した。
ヘイムダル『ら、ラグナロク第三回戦!!勝者は人類代表!!モンキー・D・ルフィ!!』
ポセイドンVSモンキー・D・ルフィ
試合時間:36分9秒
決まり手:
勝者:モンキー・D・ルフィ
ハデスとヘカテーは神話では主従関係のようでしたが、この作品では夫婦にしました。そうでないと、色々と都合が合わないと思ったので。
次回、まどかVSジョーカー。作者が考えられる限りの胸糞悪い展開を用意しますし、胸糞悪い展開が多いかもしれませんので、それが嫌な方はカムバックをお願い致します。
次のお遊び回で使って欲しい曲は?
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ユメヲカケル!
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ブルーバード(いきものがかり)
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ルードルーズダンス
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インパーフェクト(オーイシマサヨシ)
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ALONES
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ささやかな祈り(ライスシャワー)
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心臓を捧げよ
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涙の種、笑顔の花
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空色デイズ
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REASON(ゆず)
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ALIVE(ClariS)