終末のワルキューレvs若き戦士達   作:ちいさな魔女

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OP『ルミナス(魔法少女まどかマギカ)』


希望の魔法少女VS絶望の道化師

ヘイムダル『じ、人類がまさかの勝ち越し!!立ちはだかる海の神を、海賊が打ち倒したぁー!!』

 

人類『『『ワアアアアアアアアアアッ!!』』』

 

人類は再び歓喜に満ちた。

 

ゲル「やった!!ルフィさんが勝ったっすよぉー!!」

 

ブリュンヒルデ「ええっ!!やりました!!」

 

ブリュンヒルデとゲルは、互いに手を握り合いながらその場で回った。

 

サンズ「スゲェ闘いだったが、あの麦わらの男の勝ちか。海の神を越えた海賊なんて、ベタだが面白いな」

 

人々はルフィの健闘を祝した。

 

ルフィ「あー、疲れたー!メシー!」

 

そして、ルフィと融合していたシズムが姿を現し、ルフィの隣に立った。

 

シズム「流石だね。モンキー・D・ルフィ」

 

ルフィ「よっ、シズム!俺は負けねぇよ!にしし!」

 

シズム「ホントに君の闘いには驚かされてばかりだよ。でも先ずは、医務室で治療を受けなくちゃ」

 

ルフィ「おう!」

 

そして、闘技場の人類側の扉から、1隻の船が此方へやって来た。

 

それを見たルフィは、それが嘗ての仲間であり、ウォーターセブンまで麦わらの一味を支えた船だった。

 

ルフィ「あー!!メリー!!久し振りだなー!!にしししっ!!」

 

シズム「あれは………!さっきのサニー号より小さいけど、立派な船だね」

 

『ONE PIECE:ゴーイングメリー号』

 

メリー号『お疲れ様。ルフィ。迎えに来たよ』

 

ルフィ「おう!ありがとう!メリー!」

 

こうして、ルフィとシズムはメリー号に乗り込んだ。メリー号に乗り込んだ二人を、先に船に乗っていた麦わらの一味が出迎えた。

 

ブルック「ヨホホホ〜!此れがゴーイングメリー号ですね〜!立派な船ですね~ヨホホホホッ!」

 

ジンベエ「じゃが所々に損傷が見られるわい。余程激しい航海をしたんじゃろう」

 

フランキー「アウッ!俺も見た時は驚いたぜ!こんなに立派な船は他にねぇ!」

 

ロビン「ええっ。勝手に船を降りた私も、仲間も皆、自分で迎えに来てくれたわ」

 

ナミ「メリー号がいなかったら、今の私達は無いものね」

 

チョッパー「おう!俺、俺ェ!もう一度メリー号に会えるなんて、おぼわながっだぁぁぁっ!!」(大泣き)

 

サンジ「ああっ。全てが懐かしいぜ」

 

ゾロ「おいウソップ。何時まで泣いてんだよ」

 

ウソップ「だっでよぉぉぉ!!ぼべば(この後の言葉は呂律が回らず意味不明な内容だが、メリー号との再会を喜ぶ内容なのでなんて言ったかは読者のご想像にお任せ)ぜぇぇぇぇぇぇ!!」

 

ルフィとシズムは甲板に乗った瞬間、ルフィは高らかに宣言した。

 

ルフィ「よぉし!!野郎どもぉ!!出航だぁ!!」

 

麦わらの一味『『『おうっ!!』』』

 

こうして、麦わらの一味はメリー号と共に人類側の門へ航海を続ける。先ずは医務室が目的地だ。そしてこのラグナロクがもし人類側が勝てば、元の世界に戻り、航海を続ける。

 

人類からの大歓声を受けながら、麦わらの一味は航海を続けた。

 

そして、神側はポセイドンの敗北に驚愕していた。

 

アレス「あれが……ニカの現人神………あれ程に強いのか」

 

ヘラクレス「ああっ。人類にもあれ程に強い者が居るとは。況してや、あんなに若い男がポセイドン様を倒すなんてな」

 

アレスは驚愕していたが、ヘラクレスは嬉しかった。自分の愛する人類が、生きる為に明日を勝ち取ろうと奮闘しているのだから。海賊だろうと関係無い。

 

ゼウス「………ヘカーティア。お主、ずっと無言じゃが、どうした?」

 

ゼウスは哀しそうな雰囲気のまま、ヘカーティアに話し掛けた。ヘカーティアは今にも泣きそうで、目に涙を浮かべていた。拳を握っており、今にも血が滲み出そうだ。

 

しかし、空気を読まない発言が起きる。

 

ガタノゾーア「アハハハハ〜!!死んだ死んだ!!やっとうっとうしいやつが死んだ〜!!きえたきえた!!やっときえてくれてよかったよ〜!!キャハハハ!!死んでくれてうれしい!!いなくなってよかった〜アハハハハハハハハハハハハハハハハ!!」

 

ガタノゾーアはその場で時計回りに回る。ガタノゾーアにとって、ポセイドンは嫌な存在だった。ポセイドンは天敵であった為に、ずっと死んで欲しい、居なくなれと、心の底から願っていた。それが叶った為、これ以上無く嬉しくて堪らない。

 

アレス「っ!!貴様!!言わせておけばあぁ!!」

 

ヘルメス「っ………!」

 

ゼウス「っ!」

 

アレスがガタノゾーアに掴み掛かろうとした。ヘルメスは無表情を無理矢理浮かべていたが、憤怒を隠し切れず、鋭い目付きでガタノゾーアを睨む。ゼウスも片腕を膨張させて筋肉モリモリにして、ガタノゾーアを鋭い目付きで睨みながら殴りかかろうとした。ヘラクレスは唇を噛み締めている。

 

バシンッ!!

 

アレスとゼウスが飛び出す前に、頬を強く引っ叩かれた音が響いた。

 

その原因は、ガタノゾーアの頬を引っ叩いたヘカーティアであった。

 

アレス「へ、ヘカーティア様………」

 

ゼウス「ヘカーティア………」

 

ヘカーティアは我慢していた涙を流しながらガタノゾーアを睨んでおり、その顔は怒りに染まっていた。

 

ハデスと同じくポセイドンを含めたギリシャ4兄弟を愛するヘカーティアにとって、ガタノゾーアの発言は許せないものだった。正直に言えば、今すぐにでも殺したい程に。

 

しかし、ヘカーティアを含めてガタノゾーアも神側代表だ。此処で下手に争って出場に悪影響を出す訳には行かない。

 

ヘカーティア「………貴女は絶対に許さない。でも今は殺さないわ…………もし貴女が勝ち残って、私も勝ち残れたら…………覚悟してなさい」

 

ヘカーティアはその場から離れる。ガタノゾーアは痛みがまだ収まらない左頬を撫でながら、軽蔑の目で去るヘカーティアを睨む。

 

ガタノゾーア「なんなの?わけわかんない」

 

許さない?それは此方の台詞だ。そう言わんばかりに、ヘカーティアを睨むガタノゾーアだった。

 

――――――――――――――――――――――――

 

その頃、ブリュンヒルデとゲル、そしてサンズは廊下を歩いていた。

 

ブリュンヒルデ「今は私達人類側に流れが来ています。このまま畳み掛けますよ」

 

ゲル「はい。ですが、次の神側の闘士は誰っすかね?」

 

サンズ「なら、次は俺にするか?」

 

ブリュンヒルデ「それは、相手の出方次第です。次はメイプルにしようと―――」

 

ブリュンヒルデは次の選手を決めていたが、此処である神と再会する。

 

まどか「ブリュンヒルデさん」

 

桜色の美しい光と共に、白いドレスに身を包んだ美しい少女が姿を現した。白いリボンが揺れて、星明かりのような優しい光の粒がリボンから出てくる。

 

ゲル「あっ!!まどか姉さま〜!!」

 

まどか「アハハッ!!ゲルちゃん久し振りだね〜!」

 

ゲルがまどかに駆け寄って飛び掛かる。まどかはゲルを抱き締めて受け止めた後、その場で三回も回った後に止まる。

 

ブリュンヒルデ「お久しぶりです。会議の際はゆっくりお話出来ず、申し訳ありません。まどか様」

 

まどか「さ、様付けはやめてください!!ブリュンヒルデさんの方が年上なんですから!」

 

ブリュンヒルデ「いえ、立場ではまどか様が上なのです。年齢は関係ありません。敬語も不要です」

 

まどか「立場とかも関係ありませんよ〜!あっ、ごめんねブリュンヒルデさ、あっ、ブリュンヒルデちゃん」

 

まどかはブリュンヒルデに頭を下げられて慌てていた。

 

サンズ「随分謙虚な神だな」

 

まどか「サンズ君も久し振り。またジャンクフードばっかりじゃないよね?」

 

サンズ「それは訊かないでくれな「駄目」いか……相変わらず手厳しいな。それで、そんなアンタが此処で何してんだ?」

 

まどか「うん。次の神側代表は、私だって伝えに来たの」

 

ゲル&サンズ「「ッ!!」」

 

まどかに抱き着いたゲルも、まどかに食生活を改めるよう言われたサンズも、まどかと次に闘う事になると言われて驚愕した。まどかも神側代表の中に居るが、まさかこうも早く闘う事になるとは思わなかった。

 

まどか「………正直、私は人類側の誰とも闘いたくない。殺し合いなんて、本当はしたくない。でも選ばれた以上は、悔いのないように闘うよ」

 

ブリュンヒルデ「………この様な事を言える立場ではありませんが、()()()に、どうかご武運を」

 

まどか「………ブリュンヒルデちゃんもね」

 

まどかは敬語ではなくなり、ブリュンヒルデにも友達のように呼び方を変えた。そして、まどかは三人に手を振った後、早足でその場から去って行った。

 

そして、控室にやって来た三人。ブリュンヒルデは画面をいじり、次の闘士を探しているようだ。

 

ゲル「ま、まどか様が次に闘う相手っすか…………正直、複雑っす」

 

サンズ「ああっ…………」

 

ブリュンヒルデ「ええっ、本当に…………」

 

ブリュンヒルデは一瞬だが、獲物を見つけたような顔を浮かべたが、二人に気付かれる前に引っ込めた。

 

サンズ「次は俺が行こうか?」

 

ブリュンヒルデ「いえ……まどか様も最初から相手は決めておりました」

 

ゲル「えっ?誰っすか?」

 

ブリュンヒルデ「私が一番嫌いな………とぉ〜っても嫌いな、人類史上最悪で……………外道で、残酷極まりない、ゲボカス野郎です」

 

ブリュンヒルデは画面上から飛び出たホログラムに触れる。その闘士を見た途端、ゲルは顔を青くした。サンズも顔が険しくなる。

 

ゲル「えっ…………」

 

サンズ「此奴か………」

 

次に選ばれた男は、それ程までに危険かつ残酷な選手だった。まどかをより苦しめる事になるという事は、二人にとっても想像に難くなかった。

 

ブリュンヒルデ「ゲル、サンズさん。人類を護るには、何も善意だけを知るのではいけないのです。悪意さえも知った上で無ければならないのです。例えそれが、どんなに辛くても」

 

ブリュンヒルデも、選んだ人類代表が最悪である事は知っている。それでも人類を護る為ならば、例えまどかを犠牲にし、自身を犠牲にしてでも、果たさなくてはならない。

 

――――――――――――――――――――――――

 

その頃、まどかは神側代表の控室にやって来た。嘗てまどかが住んでいた部屋を再現した控室に、ある人物達が居た。本来なら人類側に居る筈の面々だ。

 

まどか「パパ。ママ。タツヤ」

 

それは、人間だった頃のまどかの両親と弟だった。父の名は知久、母の絢子、そして弟のタツヤだった。

 

絢子「まどか。次はアンタの番なんだろ?」

 

知久「パパやママに出来るのは、お前を応援する位だけど、頑張ってこい!」

 

タツヤ「おねえちゃーん!」

 

タツヤがまどかに抱き着いた。タツヤの頭を撫でながら、愛する弟を抱き締めるまどか。

 

まどか「パパ、ママ。こんな我が儘な娘でごめんなさい。でも私は、神側代表として、そして友達や家族に、悔いのないように闘うよ。その上で、ゼウス様達に人類救済を申し願うよ!」

 

まどかの決意の顔。それを見た両親は、まどかが此れから大きな闘いに赴く事を理解した。タツヤは、まどかが格好良く見えた。

 

タツヤ「おねえちゃーん!がんばれー!がんばれー!」

 

まどか「うん!お姉ちゃん、頑張るね!」

 

絢子「まどか。約束して」

 

絢子はまどかに小指を差し出した。

 

絢子「必ず勝って、帰って来るんだよ!応援してるからね!」

 

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まどか「()()、頑張るね!」

 

こうして、まどかは家族に勝つ約束を交わした。まどかに恐れる物は無い。例えそれが、どんなに辛い道のりだったとしても。

 

そして、最も胸糞悪くなるであろう、第四回戦の幕が上がった。

 

夜の舞台で開かれる、第四回戦。

 

人類、神々を含めた、全種族が見守る闘技場にそびえ立つのは4つの街。世界でも一二を争う3つの犯罪魔境都市。そして、神側代表の生まれ故郷である見滝原市が、闘技場に聳え建っていた。

 

魔女を生み出した町と、世界で最も犯罪が多く、治安の悪い3つの町が集まった。其処が、第四回戦の舞台である。




ED『表裏一体(ゆず)』

次のお遊び回で使って欲しい曲は?

  • ユメヲカケル!
  • ブルーバード(いきものがかり)
  • ルードルーズダンス
  • インパーフェクト(オーイシマサヨシ)
  • ALONES
  • ささやかな祈り(ライスシャワー)
  • 心臓を捧げよ
  • 涙の種、笑顔の花
  • 空色デイズ
  • REASON(ゆず)
  • ALIVE(ClariS)
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