終末のワルキューレvs若き戦士達   作:ちいさな魔女

32 / 101
舞台改変。それは、バットマンのヴィランの大半が逮捕後に行き着く、あの病院が舞台となります。彼処が、ジョーカーとの最終決戦に相応しいと判断致しました。

オマージュタイトル
『マジカル・ナイト』

元ネタ:『バットマン:アーカム・ナイト』


最終決戦のヒントとなる、この名言を↓。かなり違ってるかもしれませんが。
ジョーカー『俺は忘れられたってか?ハハハッ。だがそうはさせるか!』

ジョーカー『俺の名前を街中に血文字で書いてやる!死体にも刻んでやる!誰一人俺を忘れる事など出来んのだ!』

ジョーカー『俺を恐怖に陥れるとはな。この俺が?ハッ!何を恐れてるっていうんだ?』

バットマン『お前は灰になる事を恐れている。忘れ去られる事を恐れている。そしてお前は忘れ去られるんだ、ジョーカー。私がそうさせる』

ジョーカー『よせ、ブルース!置いていくな!頼む!』

ジョーカー『お前が必要なんだ!』

もうほぼネタバレですねw


…………あれー?ほぼ胸糞悪い展開無くね?w


希望の魔法少女VS絶望の道化師 その10

まどか「この一矢は………私達の願いが込められている!」

 

ほむら「この闘技場の設定を組み替える!」

 

そして、それぞれの願いを込めた矢を、二人は空に向かって放つ。たった一発しか放てない、しかしそれ故に絶対的改変が可能な一撃。

 

まどか&ほむら「「私達の願いは―――――」」

 

そして、まどかとほむらが放った矢は空へ飛んで行く。そして、お互いの放った矢が空で激突した瞬間、世界が光に染まる。眩いばかりの光が闘技場を照らす。

 

ヘイムダル『す、スゲェ光だ!!うわあぁぁぁっ!!』

 

人類や神々は、新たなる神話を見た。二人の少女の願いが、世界を組み替える様子を。眩い光と共に、彼等は目を瞑りながら両手で顔を覆う。

 

ジョーカー「げぇっ!?」

 

ジョーカーも巻き込まれた。周りにいたジョーカー一味も、手にしていた神器が消えてしまい、軈て光と共にその肉体も消えて行く。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして、世界は光と闇の2つの渦に飲まれていく。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

軈て渦は収まり、闘技場内を包みこんでいた。光と闇のオーラが消えた。

 

 

 

ゲル「お、お姉さま………どうなったんすか?」

 

ブリュンヒルデ「………お二人が此処までやるとは思いませんでした。第4回戦のルール自体を改変してしまうとは」

 

サンズ「見な。ゲル」

 

二人に促されるまま、ゲルは闘技場を見た。

 

ゲル「えっ!?ぶ、舞台が!」

 

ゲルが見たのは、4つに分かれたエリアの街全てが、ゴッサムのとある施設となっていた。更に驚くべき事に、NPC達は全員居なくなっている。

 

ヘイムダル『う、嘘だろおおおおっ!?神の御業で再現された街が、一瞬にして作り変えられちまった!!』

 

一つになったエリアは、どうやらゴッサム・シティのとある建物のみが舞台となっていた。『アーカム・アサイラム』と英語で表記された精神病院だ。

 

まどか「……NPCの皆はもう安心だね」

 

まどかが何を願ったのかは不明だが、それでも発言を聞く限りNPC達に悪い事はしてない。何処かへ避難させているのだろう。

 

まどか「此れで、私達は思い切り闘えるね」

 

ほむら「でも、二人同時に居られる時間は、後10秒位よ。ジョーカーとの最終決戦の場所で、此処が選ばれるなんて」

 

まどか「恐らく、ジョーカーにとっても因縁のある場所なのかな」

 

すると、ジョーカーがアーカム・アサイラムの窓から覗き込んだ。

 

ジョーカー『とんだ茶番だったなぁ!まさか世界丸ごと改変しちまうなんて思わなかったぜ?酷いなぁ?折角4つのエリアを巡るつもりだった俺の計画も台無しだぜ?』

 

まどか「何か企んでたんだね。でも、もう貴男の企みも無くなったよ」

 

ジョーカー『だが最後の舞台が此処とはなぁ?お前等も入院するかぁ?最近は頭のイカれた連中がどんどん増えてる』

 

ほむら「時間稼ぎ………にしてもどっちみち私達で貴男を倒す時間は無いわ。どちらか片方に戻るだけよ」

 

ほむらは時間稼ぎだと見抜いていたが、敢えてジョーカーと会話を続けた。

 

まどか「…………もう一度聞かせて。なんで周りの人達を殺したり、それを周りに見せる様な事をするの?私達を悪に落としたいのは何故?」

 

ジョーカー『楽しいからさ。それをお前等にも()()()()()()()()()()()()

 

ジョーカーの言葉を聞く間に、ジョーカーに対して徐々に核心に迫ってきたように感じたまどかとほむら。

 

ジョーカー『俺は混沌の配達人。カオスの道化王子。殺戮の道化師!誰も俺を止められやしないさ!』

 

ほむら「何故それを周りに見せるようにするの?自分のしてる事を見てもらいたい…………()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()みたいだわ」

 

まどか「ひょっとして………寂しいの?」

 

ジョーカー『………』

 

ジョーカーが一瞬沈黙した。しかし、すぐに元の話し方に戻って続けた。

 

ジョーカー『この中へ来な。お前等を此処で始末してやろう』

 

今までジョーカーは、まどかを絶望させて悪に落とそうとした。今までの人質作戦も、自分を殺すのを優先させて人質を救えないという展開にする筈だった。しかし、彼女は人質を優先した。そして、全員救い出した。彼女達を悪に堕とすのはもう止めだ。此処で始末してやる。

 

この劇は、まだまだ終わりではない。自分が居る限り、この劇は終わらない。

 

すると、アーカム・アサイラムの門が開く。ジョーカーが中の装置で門を開けたのだ。

 

ほむら「そろそろ時間ね。フレンズ・ヴァース。使ってみたかったわ」

 

まどか「ほむらちゃん。ジョーカーは私に任せて。でももし危険になったら、私に構わず代わっていいよ」

 

ほむら「分かったわ。まどか、ジョーカーを救いなさい。貴女なら、それが可能よ」

 

すると、ほむらとまどかの体が一体化するように光と化し、一つになった後、元のまどかの姿に戻った。アルティメットまどかとしての姿に。

 

まどか「ありがとう。ほむらちゃん」

 

ヘイムダル『暁美ほむらとまどかが再び融合!!此れから始まるのは、ジョーカーとの最終決戦!!長い第4回戦も、遂に終盤だぁー!!!』

 

神々『『『行けえええっ!!まどかぁー!!』』』

 

子供達『『『かってぇええええ!!まどかさまー!!』』』

 

人類『おいこれ、どっち応援すりゃ良いんだよ』

 

人類『複雑だよな………』

 

神々はまどかを応援し、人類はまどかとジョーカーのどっちを応援するべきか悩む。

 

しかし、見滝原市の人達は違う。

 

マミ「鹿目さんと暁美さんが一つになってたのは、正直驚いたわね」

 

杏子「けどよ。悪くないんじゃないの?まどかもほむらも、一緒に戦ってて、良い雰囲気だったしよ」

 

マミ「そうね。でも、此れから鹿目さんはジョーカーとの最終決戦ね。なら、私達に出来るのは、鹿目さんを応援する事だけよ」

 

杏子「だよな!まどかが勝つって、アタシは信じるよ!」

 

さやか「うん!私も信じてるよ!まどか!絶対勝って来なさいよ!!」

 

そして、まどかの神側の控室で、3人の男女が闘いの様子を見守っていた。

 

タツヤ「パパ。お姉ちゃん、負けないよね?」

 

知久「大丈夫だよ。まどかは負けない。だって、僕等の娘だからね」

 

絢子「女神様になっても、まどかはまどかね。でも、まどか!」

 

絢子は画面に映る、アーカム・アサイラムに入るまどかを見て叫ぶ。

 

絢子「此処で待ってるから、帰って来てよ!!」

 

まどかにきっと届いてるだろう。絢子の言葉の後に、まどかの表情が少し和らいでいたからだ。

 

そして、まどかに場面が戻る。まどかは病院の中へ入る。中は一見すると普通の病院だが、精神病院というだけあってか不気味な雰囲気を醸し出していた。

 

まどか「ジョーカー!!」

 

まどかは声を上げた。相手が何処に居るのかも分からないのに声を上げるのはご法度だが、まどかは声を上げた。

 

まどか「返事は無し。なら、進ませてもらうね」

 

まどかは病院の中を進む。薄暗い病院の中を進み続けていくまどか。聖なる弓矢を構えて、ジョーカーを迎え撃つ準備は万全。

 

ジョーカー「この俺を救いたいってか?HAHAHA!この俺を?どう救いたいって言うんだ!」

 

ジョーカーが天井から現れる。その服装も先程のスーツ姿から変わって、日本の侍をイメージ出来る服装に変化していた。

 

まどかは、日本の侍のような格好に一瞬疑問を抱くが、敢えて訊かない事にした。

 

まどか「まだ分からないけど、さっきの会話で貴男の弱点が少し分かった気がするよ」

 

まどかは、ジョーカーの振り下ろされた刀を、弓で受け止めた。ジョーカーの刀は持ち手に入れ歯のような取っ手が付いている。

 

まどか「まだモヤモヤしてるけど、もう少しで分かる気がする」

 

ジョーカー「そうかよぉ!」

 

ジョーカーは刀を振り下ろすが、胸に付けた花から黄色い液体を放つ。まどかは液体を避けたが、全てを避け切れずに4滴程、右目に直撃してしまう。右目が溶けてしまい、まどかは右目を押さえつけて激痛に悶える。

 

ヘイムダル『ま、まどかの目に酸が当たった!まどかの右目が溶けちまったぁ!!』

 

さやか「まどか!!」

 

さやかが冷や汗を流しながら、まどかを心配する。

 

ジョーカー「酸はどうよ?」

 

まどか「悪趣味」

 

まどかはジョーカーを蹴り飛ばす。蹴り飛ばされたジョーカーは壁に激突するが、硬い壁が粉々に砕けて大広間に飛ばされる。床を転がった後、ジョーカーは立ち上がって再び刀を構えた。

 

ジョーカー「足蹴にするとは失礼だぞ」

 

まどか「貴男に言われたくないよ!」

 

まどかは弓から矢を放つ。今回は獣達の力を使ってない。あくまで自分の力で闘う。

 

右目はもう見えないが、自分は諦めない。

 

ジョーカーの弱点を、まどかは徐々に分かり始めた。そして、ジョーカーのベールに包まれた過去も、徐々に見え始めた。




まどか&ほむらVSジョーカー。後2話の予定です。

まどかとほむらが何を願ったのかは、敢えて描写しません。変に描写したら変だと思ったので、敢えてぼかしました。

まどか&ほむら(制限時間付き)
神器:『愛の弓』
神器能力:まどかの望む事を実現する絶対命中の弓矢と、ほむらの即死攻撃の首の痣が融合し、新たな姿となった神器。まどかとほむら、それぞれ一つずつ手にしている、聖なる女神の力と邪なる悪魔の力を持つ『愛』の弓。
一発限りしか撃てないし、一発撃てば元の神器に戻る。しかし、その能力の真髄は、矢を放つ者達の願いを叶える力である。例えまどか達より格上神だろうと、この矢が叶える願いの力には及ばず、改変も不可能。
条件:まどかが『獣』としてほむらを纏い、ほむらが『魔法少女』としてまどかを呼び出す事。このとき、ほむらとまどかが同時にその場へ出現出来る。
弱点:融合した神器は一発しか放てない上に、お互いが同時に存在出来る時間は1分のみと短い。更に発動出来る回数は1日一回が限度で、それ以上増えないし減る事もない。
コズミックパワー:『フレンズ・ヴァース』
全ての種族が『フレンズ』となって過ごしている宇宙。その宇宙では全ての種族が『フレンズ』となり、誰もが自由に、そして仲良く暮らしている。
これまでは様々な獣と魔法少女を纏うのみだったが、今回は『フレンズ』達を大量に召喚する事も可能。まどかの『獣』達も、ほむらの『魔法少女』達も、全員フレンズ化している。しかし、今回は時間が無くて未使用に終わった。


ジョーカーの計画。
4つのエリアを巡り、見滝原エリアに到達した途端にそれぞれのエリアに描いた逆さの五芒星が光り輝き、まどかとほむらから力を奪い、全てのエリアを集結させて『ニンジャバットマン』の『キングジョーカー』の超上位互換である、超大型ロボを生み出そうとしていた。もし顕現していたら、まどかとほむらに勝ち目は無かった。


ちょっとある事を思い浮かびました↓
https://syosetu.org/?mode=kappo_view&kid=300289&uid=330799

次のお遊び回で使って欲しい曲は?

  • ユメヲカケル!
  • ブルーバード(いきものがかり)
  • ルードルーズダンス
  • インパーフェクト(オーイシマサヨシ)
  • ALONES
  • ささやかな祈り(ライスシャワー)
  • 心臓を捧げよ
  • 涙の種、笑顔の花
  • 空色デイズ
  • REASON(ゆず)
  • ALIVE(ClariS)
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。