OP:『究極アンバランス(純情のアフィリア)』
ヘイムダル『か、鹿目まどか!!ジョーカーに勝利!!人類の悪意の闇を、女神の慈愛の光で浄化!!神側は此れで2勝2敗!!人類と並んだああああああっ!!』
神々『『『ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!!!』』』
神々が大歓声に包まれる。
子供達「やったあああっ!!まどかさまー!!」
神々『最高だぜー!!』
神々『俺達の女神様ぁー!!』
神々『人間の悪意なんか目じゃねぇんだ!!』
アーサーを弔う声はない。まどかを祝福する声ばかりだ。
まどか「嬉しいけど………誰もアーサーを弔ってくれないんだね」
ほむら『仕方無いわ。どっちにしたって、アーサーが今までしてきた事は許される事じゃないもの』
そう考えると、ジョーカーより怖いのは、他者を理解しようとしない無関心さなのかもしれない。
ほむら『自信を持ちなさい。私も貴女も、アーサーの味方と言ったのでしょう?なら、それで良いじゃない。私達だけでも、彼を弔いに行きましょう』
まどか「………うん」
まどかは立ち上がり、その場から歩き出す。
ヘイムダル「さあ、まどか様!どうぞ此方へ!」
ヘイムダルに案内されながら、まどかは進み続ける。
アーカム・アサイラムの中を歩き、軈て外に出て、いつの間にか掛けられた橋を進む。すると、橋を通った時に多くの神々が祝福してくれた。
神々『『『まどか様ぁー!!』』』
子供達「「おめでとう!!」」
子供達「「まどかさまカッコ良かったよー!!」」
神々からの祝福。まどかは神々に手を振るが、その中にアーサーを祝福する声はない。まどかは複雑な思いを抱えたまま、試合会場を後にした。
その様子を見ていた人類は、どう反応していいか分からない表情を浮かべており、複雑な思いを抱えていた。
ゲル「まどか様が勝ってくれて嬉しいけど………正直、複雑っすね」
サンズ「ああっ。そうだな」
ブリュンヒルデ「………行きますよ。後7勝しなくてはなりません。翌日の戦いに備えて、次の闘士を選ばなくては」
ゲル「あっ!お姉さまー!」
サンズ「………次の神側はどんな奴が来るのやら。あの男の鎮魂の声は、かなりあったがな。感想の中に沢山あったな」
サンズ、何処まで見えている?
ブリュンヒルデ(次の闘士には、もっと後にするつもりだった彼女を入れます!人類の中で最も防御力に長けた彼女の力が!)
ブリュンヒルデは歩き続ける。次の闘士の元へ向かっているのだ。
――――――――――――――――――――――――
そして、まどかは廊下を歩いていると、其処にはまどかの知り合いが居た。
マミ「お疲れ様。鹿目さん」
杏子「良い戦いだったぜ」
キュゥべぇ「さっきの試合は、実に凄い試合だった。あの男の悪意は凄い物だったけど、なんだかんだで人間として当たり前の悪意だったね」
まどか「マミさん……杏子ちゃん、それにキュゥべぇも……!」
すると、まどかは正面から抱き着かれた。
それは、まどかの友達であるさやかだった。
さやか「まどか!」
まどか「さ、さやかちゃん!?」
さやか「ごめん、まどか!酷い事言って!突き放した事、ずっと謝りたかった!」
まどか「………大丈夫だよ。私もごめんね。あの時、ちゃんと声を掛けてあげられなくて」
二人は抱き締めあった後、離れて微笑みあった。すると、まどかの両親や弟も現れる。
タツヤ「おねぇーちゃーん!」
タツヤがまどかのお腹に抱き着いた。
まどかはタツヤの頭を撫でる。
絢子「よく頑張ったね、まどか」
知久「約束、守ってくれてありがとう」
両親からの惜しみない称賛。まどかは勝てた喜びを再び噛み締めた。しかし、まだやるせない思いが強い。
まどか「…………」
まどかの顔を見て、キュゥべぇが核心を突いた。
キュゥべぇ「もしかして、あの男の事を気にしてるのかい?」
まどか「……やっぱり、キュゥべぇには分かるんだね」
キュゥべぇ「あの男は死ぬ時、君達に感謝を示していたよ。君に出来るのは、あの男の分まで君が生きる事じゃないかな」
さやか「そうだよ。それに、まどかもほむらも、ジョーカーの味方なんでしょ?なら、それで良いじゃん」
杏子「自信を持てよ」
まどか「………皆。ありがとう」
まどかは、自分の心が少し軽くなった気がした。
ほむら『大丈夫よ。何があっても、私はずっと傍に居るわ。まあ、傍というより、二人で一人だけど』
まどかは家族や友達に囲まれながら、廊下を歩いて医務室へ向かう。怪我は既に治っているが、それでも右目自体は治ってない。右目が治るか分からないが、治療する為に向かうまどかであった。
――――――――――――――――――――――――
再び食堂。ブリュンヒルデ達は再び食事をする為にやって来たが、今回は先客が大勢居た。
???「あっ!ブリュンヒルデさん!お邪魔してまーす!」
『痛いのは嫌なので防御力に極振りしたいと思います。:メイプル/本条楓』
???「ここのご飯が食べたいって、メイプルが言う物ですから」
『痛いのは嫌なので防御力に極振りしたいと思います。:サリー/白峯理沙』
それは、メイプルとサリーだった。メイプルの周りには沢山の皿があり、かなりの量を食べてる事が伺える。
ブリュンヒルデ「丁度良い所でした。メイプル。次の闘士は、貴女です」
メイプル「ッ!私が次の闘士!」
メイプルは箸を止めた。
???「いよいよメイプルの出番か」
『防振り:クロム』
???「まさか神様と戦う事になるなんてね」
『防振り:イズ』
???「うむ。流石はメイプルだ」
『防振り:カスミ』
???「でも此れはゲームじゃないよ。もし負けたら、現実のメイプルも死ぬんだからね」
『防振り:カナデ』
???「でも、メイプルさんなら負けません!!」
???「そうだよお姉ちゃん!!メイプルさんなら神様にも勝てる!!」
『防振り:マイ&ユイ』
メイプル「あ、ありがとう………でも私、頑張るよ!楓の木の皆と、またゲームしたいから!」
メイプルは正直に言えば、死ぬのは怖い。それはきっと、人類側の闘士が誰もが思ってる事だ。しかし、自分達が負ければ人類は滅び、一緒にゲームしたり遊んだりする事も出来なくなる。それだけは嫌だ。
ならば戦う。皆と一緒に遊びたいし、一緒に行きたい所もあるから。
こうして食事を堪能したブリュンヒルデ達。明日は負ける事が許されない第5回戦。神側もきっと同じだ。ならば此方も、彼等に負けない闘士を送り出す。
――――――――――――――――――――――――
ヘルメス「………いよいよ明日が、第5回戦ですね」
ゼウス「そうじゃのう」
ゼウスとヘルメスは、二人で廊下を歩いていた。二人が向かうのは、第5回戦に出す神の待つ控室だ。
ヘルメス「しかしゼウス様。宜しいのですか?下手をすれば、我々すらも喰らい尽くす危険な怪物です」
ヘルメスが冷や汗を流す。
ゼウス「分かっておる。じゃが、出し惜しみは出来ん。人類にどうしても負ける訳には行かんのだ」
そして、ゼウスは扉………否、異空間の穴の前にやって来た。何故異空間の穴?それは、元からそうなったのではない。全て喰われたのだ。異空間の穴に住まう、暴食の神に。
先程まで此処に居た者達は、エクシフと呼ばれる一族だ。嘗てエクシフは、かの者に母星を供物として捧げ、彼の者による滅びが祝福である事を様々な種族に伝え歩く、危険な種族だった。その者達は、彼等が見出した供物達と共に喰われた。
ゼウスやヘルメスにとっても誤算だったが、それ故に安心した。
彼の者は、もう首だけ出てくる必要は無い。
ゼウス「お主を呼ぶ事になるとは思わなんだ。じゃが、お主にとってもメリットがあるじゃろ?じゃから、次の第5回戦は、お主の出番じゃ」
その神は、森羅万象を食い尽くし、星を喰らう、高次元怪獣。その力は、神々すらも恐れ慄く。何故なら奴は、人も神も関係無く、目の前の存在を喰らい尽くす、正真正銘の怪物だからだ。
神さえも喰らうその怪物を、ゼウスはこう呼んだ。
ゼウス「のう?“ギドラ”よ」
その時、その場に何かのベルのような音が鳴り響いた。
まるで、獲物を待ってたと言わんばかりのその声に、ゼウスやヘルメスは冷や汗を流していた。
ED:『Pray the world(防振りED)』
ちなみに、メイプル達が食べてた料理の説明。
メイプル:ランダム。
サリー:クラーケンのカルパッチョ
クロム:ワイバーンの肉厚ステーキ
イズ:コキュートスの氷から作ったアイスパフェ
カスミ:万年鮪の和風定食
カナデ:ストロングシャークの炙り寿司
マイ&ユイ:ツインテールのアヒージョ
《オリジナルモンスター紹介》
クラーケン:伝説上の大ダコ、又は大イカ。カルパッチョにしたらかなり美味。
ワイバーン:よく見られる小型ドラゴン。肉は良く焼かなくては筋っぽくて食べにくいが、上手く調理すれば肉汁溢れる絶品肉となる。
コキュートスの氷:地獄の最下層にある、絶対零度の世界。其処で取れた氷から作ったアイスクリームやかき氷は、冷たさと噛みごたえがあり、暑い中でも溶けないので大人気。
万年鮪:平均一万年も生きたマグロ。並のマグロより遥かに旨味があり、舌の上に乗せれば一瞬にしてとろけ、舌全体に旨味が広がる。但し、食べ過ぎればどうなるかはご想像に任せるが、オムツやパットは必要とだけ言っておく。
ストロングシャーク:海の鮫達の中で最も強い、メガロドンの亜種。その肉は、まるで分厚い肉のステーキのようで、揚げて食べるともっと美味しい。ステーキにしても食べられる。
ツインテール:帰って来たウルトラマンに登場する怪獣。プリップリのエビに似た味がするが、私の作品では乱獲されまくっている。
次のお遊び回で使って欲しい曲は?
-
ユメヲカケル!
-
ブルーバード(いきものがかり)
-
ルードルーズダンス
-
インパーフェクト(オーイシマサヨシ)
-
ALONES
-
ささやかな祈り(ライスシャワー)
-
心臓を捧げよ
-
涙の種、笑顔の花
-
空色デイズ
-
REASON(ゆず)
-
ALIVE(ClariS)