終末のワルキューレvs若き戦士達   作:ちいさな魔女

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この宇宙には、より絶対的な破壊の力が潜んでいる。


星を喰う者VS要塞少女 その2

翌日。闘技場は再びリニューアルされていた。アーカム・アサイラムがあった闘技場は、平らな地面の広がる闘技場に戻っていた。ユウキとトールが戦った時の円形の闘技場に戻っている。闘技場を半日でリニューアルさせる時点で、人類より優れた技術がある事が伺える。

 

人類「昨日の試合、こっちの負けか………」

 

人類「負けたのはあんなクズだったけど………正直複雑だよな」

 

人類「私、あの女神様結構好きかも」

 

人類「けどホテルに泊まって、目が覚めて此処に来たら、もう変わってるんだぜ?速すぎだろ」

 

人類「次は誰が来るんだ?」

 

人類が次の闘士を待ってる中、闘技場全体が暗闇に包まれる。空は暗雲が立ち込めて、稲光も激しく鳴り響く。そして、雲の隙間から光が照らされる。その中に、ヘイムダルが立っていた。

 

ヘイムダル『さあ!神VS人類!お互いに一歩も譲れない第5回戦!勝敗はどちらも2勝2敗!勝てばどちらかに流れが傾く重要な戦い!今から開始するぜ!!』

 

ヘイムダルの実況に、誰も声を上げずに息を呑む。この闘いに勝てば、どちらかに流れが来る。勝った方の士気が上がり、やる気の上昇にも繋がる。

 

負けられない。それは人も神も同じだ。

 

ヘイムダルは早速、人類代表の自己紹介を開始する。

 

ヘイムダル『この重要な戦いに挑む人類代表は、コイツだ!!』

 

ヘイムダルが指を差す方向は、人類側の門だ。ヘイムダルが指を差すと同時に門が開き、其処から現れたのは、巨大な亀であった。

 

人類「亀!?」

 

人類「でも、なんか可愛いかも♥」

 

巨大な亀の出現に人類は戸惑うが、甲羅に一人の少女が乗っていた。黒に近い紫色のアーマーを身に着け、大盾を装備した少女だ。

 

ヘイムダル『少女はVR世界で防御力に極振りし、防御力のみで数多の強敵達を打ち破って来た!!その結果、彼女を人々はこう呼んだ!!『歩く要塞』と!!』

 

そして、巨大な亀がその場で止まり、メイプルが左から降りて亀の頭を撫でる。

 

メイプル「ありがとうシロップ」

 

シロップ『ーーーッ』

 

シロップが鳴き声を上げる。喜んでいるようだ。

 

ヘイムダル『立てば大地を揺らし、座れば無敵!歩く姿は正に要塞!!何人たりとも彼女の進行は止められない!!』

 

そして、シロップは小さくなって浮遊し、メイプルの隣に浮いた。

 

ヘイムダル『ギルド『楓の木』のリーダー!!メエエエエェェェイプルウウウウウウウウウッ!!!!』

 

『痛いのは嫌なので防御力に極振りしたいと思います。:メイプル』

 

人類『『『『ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッッ!!』』』』

 

サリー「メイプルゥー!!頑張ってー!!」

 

マイ&ユイ「「頑張ってくださーい!!メイプルさーん!!」」

 

クロム「俺達のリーダー!!また予想外の進化、期待してるぜー!!」

 

イズ「クロムったら。でも、今度はどんな姿になるのかしら?」

 

カナデ「楽しみだね」

 

カスミ「うむ。楽しみだ」

 

人類が歓声を上げる中、楓の木が全員応援に来ていた。しかし、応援に来たのは楓の木、だけではない。

 

???「いやぁ、まさかこんな大会にメイプルが出るなんてねぇ」

 

『防振り:フレデリカ』

 

???「そうだよなぁ。本当に、イカれてやがる」

 

『防振り:ドラグ』

 

???「だよなぁ。だが、俺達に勝ったメイプルなら負けないね。逆に負けたら一生恨むぜ。だろ?ペイン」

 

『防振り:ドレッド』

 

???「ああっ。俺達のライバルなら、絶対に負けないさ。俺を倒した以上、勝って貰わなくてはな」

 

『防振り:ペイン』

 

『集う聖剣』。メイプル達楓の木のライバルギルドであり、『NWO』最強のプレイヤー4人が集う、最強のギルドである。そんなメンバーが注目するメイプル。

 

集う聖剣のメンバー『『『負けるなああああっ!!メイプルウウウウウゥゥッ!!!』』』

 

しかし、集う聖剣だけではない。

 

???「メイプル!!此処で負ける事は許さん!!我等『炎帝ノ国』は、お前の勝利を信じているぞ!!」

 

『防振り:ミィ』

 

ミィ(とは言ったけど………ひぇぇぇぇっ!!どうなっちゃうの〜!?)

 

ミィ、口や態度は大きくしたが、内心メッチャ不安である。

 

???「ミィ、大丈夫よ。メイプルは負けないわ。だって、私達を一度は壊滅させたんだもの」

 

『防振り:ミザリー』

 

???「あ、ああっ。メイプルならままま負けないさ」ガクガクブルブル

 

『防振り:マルクス』

 

???「マルクス、大丈夫?」

 

『防振り:シン』

 

『炎帝ノ国』。楓の木や集う聖剣に並ぶ、NWO屈指の強豪ギルド。ミィのカリスマに惹かれて多くのプレイヤーが所属している。

 

炎帝ノ国『『『メイプルウウウウ!!必ず勝てー!!』』』

 

そして、メイプルを見守るファンクラブの人達。彼等はNWOのプレイヤーだけでなく、メイプルを知る家族やサリーの家族、そしてクラスメイトに街の人達の姿もあった。

 

メイプルファンクラブ『『『『メイプル!メイプル!メイプル!メイプル!』』』』

 

人類が声援を上げる。

 

しかし、神側とて負けてはいない。

 

ヘイムダル『しかし、人類最強の要塞を喰らい尽くす、伝説の神が………コイツだ!!!』

 

ヘイムダルが神側の門、ではなく天を指差す。

 

すると、空に巨大な七芒星の紋章が出現した。七芒星の後ろには、巨大な黒く丸い何かが浮き出ていた。◯の周囲には煙のような何かが泡沫状に揺れている。周囲の雷雲が吸い込まれていき、落雷が降り注ぐ。

 

ヘイムダル『彼奴は神さえも喰らい、星を喰らう高次元怪獣!!幾多もの星を跡形もなく喰らい、滅ぼした、宇宙最強の神獣にして害獣!!』

 

穴の正体は、特異点だ。つまり、特異点を通って何者かがこの世界にやって来ようとしている。

 

ヘイムダル『神々でさえ、奴に出会う事を恐れる!!悪魔達でさえ、奴に刃向かえる者は居ない!!』

 

穴は七芒星と共に闘技場へ降りてくる。速度は速くないが、それが相手の格の強さをより強調した。

 

軈て七芒星と特異点は、眩い光と共にその姿を形作っていく。それは、二対の翼を形成し、刺々しい胴体と二対の尻尾を形作っていく。軈て、この世で完璧な数字である『3』を表すように、胴体に繋がって3つの首が形成された。

 

メイプル「ッ!!今までで、一番ヤバいかも!」

 

メイプルはワクワクしつつも、此れから戦う相手がどんなモンスターやボス、プレイヤーより格上で、未来永劫現れない強敵と見抜いた。伊達にペインやミィ、多くのボスモンスターと戦ってないのだ。

 

ヘイムダル『星を、人類を、神をも喰い尽くす奴の名は――――』

 

 

 

ギドラ

 

 

『GODZILLA星を喰う者/GODZILLA星を喰う翼:高次元怪獣ギドラ』

 

 

ギドラ『『『(ギアアアアアアアアアアッ!!』』』

 

ギドラが咆哮を上げる。3つの竜のような頭には無数の赤い目があり、メイプルを睨んでいる。

 

ヘイムダル『神側最強の矛たるギドラ!!人類最強の盾たるメイプル!!勝つのはどっちか!?第5回戦!!FIGHT!!』

 

第5回戦が、始まった。




人類:メイプル(防振り)
神器:『???』
神器能力:不明。しかし、不可視の結界である。
メイプルの防御力が究極の域に到達した時に、そして彼女が誰かを護りたいという思いが強く出た時に発現する神器。それまでは、仮の神器としてこれまでの力を扱う事しか出来ない。
コズミックパワー:『グルメ・ヴァース』
様々な食材が無限に存在し、『食べる』事が出来る宇宙。
この世総てを概念・硬度・次元・宇宙問わず美味しく食べる事が出来る。食べる事でその力を取り込み、際限なく強くなる事が出来る。食べれば食べる程太るなんて事は無く、寧ろ筋肉質になって身体能力が強化され、食べるだけで肉体は美しく、強く、完璧なものになる。何故ならこの宇宙では、『食べる』事が正義であり、最も多く食べた者が頂点捕食者、即ち神となる。

次のお遊び回で使って欲しい曲は?

  • ユメヲカケル!
  • ブルーバード(いきものがかり)
  • ルードルーズダンス
  • インパーフェクト(オーイシマサヨシ)
  • ALONES
  • ささやかな祈り(ライスシャワー)
  • 心臓を捧げよ
  • 涙の種、笑顔の花
  • 空色デイズ
  • REASON(ゆず)
  • ALIVE(ClariS)
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