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ヘイムダル『印度神界最強の破壊神シヴァ様!対するは、転生せし英雄王イングリス・ユークス!勝つのはどちらか!Fight!!』
ヘイムダルが試合開始の合図を告げる。
シヴァ「ハッ!」
シヴァが走り出す。しかし、イングリスは既にシヴァの下へ跳んできており、片足を突き上げて蹴りを放った。
シヴァはイングリスの蹴りを下顎に受けて、背後へ仰け反った。
先に攻撃を仕掛けたのは、イングリスであった。
ヘイムダル『い、イングリスの蹴りが炸裂!』
更にイングリスは身体を回して走り出し、シヴァの身体へ拳を振り上げる。
シヴァは二本の手でイングリスの拳を受け止めた。シヴァは三本目の手を握り締めて、イングリスへ振り翳す。イングリスはシヴァの拳を避けた後、更にシヴァが振り降ろした4つ目の拳を避けた。
シヴァ「避けるか!逃さねぇけどな!」
シヴァはイングリスの拳を二本目の手で掴む。イングリスが行動に移す前に、シヴァは一本目の拳で彼女の頬を殴り飛ばす。イングリスは殴られた事で空中で3回転もした後、後頭部から頭を叩き付けられた。更に地面を何度も転がり、土の感触が全身に伝わる。
シヴァ「そらっ!」
シヴァがミサイルキックを放つ。イングリスは両手を突き出して地面から跳んだ。シヴァのミサイルキックが闘技場の地面に直撃した。その瞬間、シヴァが蹴り飛ばした大地がいとも容易く崩壊した。
闘技場の下には数多の星が広がっており、シヴァの蹴りが放つ衝撃波が星々を貫いた。
イングリス「おおっ!」
イングリスはシヴァの力に驚愕する。破壊神の名は伊達ではない事が理解出来る。
シヴァ「やるな!そうでなきゃあな!」
シヴァは拳をパキパキと鳴らす。
イングリス「強いですね!私も、ワクワクしてきました!」
イングリスは、これまで戦ったどんな強敵すらも凌ぐシヴァの実力に、感服していた。
シヴァ「おらよ!」
シヴァが蹴りを放つ。イングリスは両腕で受け止めるが、シヴァの蹴りに耐えられず吹き飛ばされてしまい、壁に叩き付けられた。そのお陰で壁が崩れ落ちる。
イングリス「ぐっ!こんなに強いなんて!でも、良い!!私、すっごい楽しい!!」
イングリスは全身から霊素を溢れさせると、全身へ巡らせて肉体を強化する。イングリスの神器である『
イングリス「行きますよ!シヴァさん!」
シヴァ「ハッ!!やってみろよ!!」
シヴァも全身から闘気を漲らせる。
イングリス「
イングリスは霊素を纏った拳でシヴァに殴り掛かる。シヴァは二本の手で受け止めた後に、4本の手を握り締めてそのままイングリスの頭へ振り下ろした。
イングリスは両足で突き飛ばすようにシヴァの腹を蹴り、シヴァから距離を離す。
シヴァ「ごはっ!?」
シヴァは息を吐き出す。
しかし、飛ばされた後に空中で4回転もした後、片足から地面に着き、両足で着地する。
シヴァ「面白えな!此処まで楽しい闘いはよぉ!」
『
シヴァが拳を突き出した。その拳から放たれた青い炎が、大波の如くイングリスに迫るが、イングリスは手を翳して必殺技を放つ。
イングリス「『
霊素を凝縮してぶつける光弾は、イングリスの掌から放たれた後にシヴァの炎の波とぶつかり合う。
しかし、その破壊力は凄まじく、2つの必殺技がぶつかり合って発生した光線が周囲に放たれた。
そして、光線は宇宙全体にまで放出され、夜空を横切る事もあった。その度に、夜空に光線で抉られたような真っ暗な空間が出来上がる。
遥か遠くの星々が消滅したのだ。2つの必殺技がぶつかり合って発生したレーザー光線によって、次々と破壊された。
軈てお互いの技が消えた後、イングリスとシヴァは再び殴り合いに戻る。
シヴァ「やっぱこうでなきゃなあ!タイマンはよぉ!」
イングリス「っ?」
イングリスはシヴァの肘打ちを片腕で止めて、更に迫る3本の拳を蹴り上げた。
シヴァ「ハハッ!もっと後にやろうかと思ってたけどよ!やっぱ俺は、此れが良いな!!」
シヴァが拳二本の拳をぶつけ合う。その瞬間、シヴァの胸の中心から全身に駆けて宇宙が広がっていく。
シヴァ「お前等!乗り遅れんなよ!」
印度神界の神々『『『おう!!』』』
シヴァの言葉に、印度神界の神々が答える。
???「アナタ!!頑張って!!私も合わせるわ!」
『インド神話:シヴァの正妻パールヴァティー』
???「はい………シヴァ様の仰る通りに。そして終わったら、フフフフフ………シヴァ様の体で踊らせて貰います………そんな女、すぐに殺してください……!デュフフフフフフ…………!!」
『インド神話:シヴァの第二夫人カーリー』
???「ったくカーリー。お前のヤンデレぶりは変わらないね!でもそうさね!シヴァ様は負けやしないよ!」
『インド神話:シヴァの第三夫人ドゥルガー』
???「パパァー!!頑張れぇー!!」パオォーンッ!
『インド神話:シヴァの息子・富の神ガネーシャ』
シヴァの家族が応援を始めた。
印度神『そうだ!シヴァさんは負けねぇ!!』
印度神『あの方の拳にはなぁ!俺等印度神界1116神総ての想いが籠もってんだよ!』
印度神『俺達の天辺はなぁ!誰にも負けねぇんだ!!』
印度神『頑張れ!!シヴァさん!!』
印度神界『『『シヴァ!!シヴァ!!シヴァ!!シヴァ!!シヴァ!!シヴァ!!』』』
しかし、イングリスとて同じ事。
イングリス「絶対に負けない!!この勝負、私が勝つ!!」
イングリスも拳を強く握り締める。その時、イングリスの豊満な胸から、イングリスの全身へ宇宙が広がって行く。
イングリス「ラニやラファ兄様、レオーネにリーゼロッテ、リップルさんにお父様やお母様や皆の為にも!!そして私がシヴァさんと、もっともっと戦いあう為にも!!」
イングリスらしい言葉に、彼女を知る者達は呆れつつも彼女らしい姿を見て、応援を続けた。
ラフィニア「クリスー!!頑張れー!!」
ラファエル「クリス!!君なら絶対勝てる!!だから、頑張れー!!」
レオーネ「イングリス!!絶対に負けないで!!また勝って強さを証明して!!」
リーゼロッテ「イングリスさん!!見せてくださいまし!!貴女の強さを!!」
イングリスの父「頑張れー!!クリスー!!」
???「クリスちゃーん!頑張ってー!!」
『英雄王、武を極めるため転生す:イングリスの母セレーナ』
人類『頑張れイングリス!!』
人類『応援してるわ!!』
人類『うおおおおーっ!!あんなに可愛いのに強え!!』
人類『もしかしたら、勝てるかもしれないぞ!!』
そして、イングリスとシヴァの全身に宇宙が広がった後、二人の体は元の状態に戻る。
シヴァ「さあ、もっと激しく踊ろうぜ!!」
イングリス「ええっ!!まだ此れからですよ!!」
シヴァもイングリスも、お互いにこの戦いを楽しんでいた。バトルジャンキー同士のぶつかり合いが、始まろうとしていた。
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その頃、とある神側の控室では、その戦いを密かに見つめる者が居た。金髪に八本の腕を持つ美しい女性だ。
???『人類の力が此処まで強いとは………』
『スーパーロボット大戦UX:カリ・ユガ』
カリ・ユガ『何であろうと、私は私の成す事を成すのみ』
カリ・ユガは八本の内4本の腕を揺らしながら、そう口にするのだった。