終末のワルキューレvs若き戦士達   作:ちいさな魔女

67 / 101
シヴァVSイングリスの最後の戦い、の前に此処でお遊び回を出しておきます。

今回は今までと違った感じにしてますよ。

今回のテーマ『Chessboard(Official髭男dism)』


お遊び回:もしもこの歌詞と風景を合わせたら?その8

大きなステージ。ありとあらゆる種族が集まり、ピンクのサイリウムと金色のサイリウムをそれぞれ手にしている。あるものはピンクのサイリウムを両手に一つずつ持ち、ある者は金色のサイリウムを両手に一つずつ持つ。

 

此れから行われるライブは、人前では一方通行な関係と思われた二柱の神による、異色のライブだった。

 

しかし、彼等はそれでも集まってくれた。此れから歌うであろう、二柱の神のライブに。

 

観客が期待して見つめる真ん中のステージは、まるでチェスボードのように白と黒のマスが存在していた。

 

そして、会場は一気に暗くなり、軈てその内の一柱が姿を現した。太陽のように輝きながらも目が痛くない優しい光を放ちながら現れ、その優しく包みこまれるような声で歌い始める。

 

アポロン『チェスボードみたいなこの世界へ僕らは ルールもないままに生まれてきた』

 

女性達『キャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッッ!!』

 

観客『『『ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッッ!!』』』

 

女性達が歓喜の声を上げる。観客もアポロンの登場に、歓喜の声を上げた。金色のサイリウムが波打つように揺れている。

 

アポロン『幸せと悲しみの市松模様 そのどこかで息をする』

 

軈て、白いドレスに身を包んだまどかも、アポロンの隣に現れた。そして手にしたマイクを口元に近付けて、歌い始める。

 

まどか『不意に誰か隣に来て 風が吹けば離れ離れ』

 

獣達『『『ゥオオオオオオオオオオオオッ!!』』』

 

ライブ会場に来ていた、様々な獣達が歓喜の声を上げる。

 

観客『『『イェエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエ!!!!』』』

 

観客も歓喜の声を上げた。ピンク色のサイリウムが、金色のサイリウムと共に波を立てる。

 

まどか『繰り返す不時着の数だけ増えるメモリー』

 

次に、アポロンに歌う番が移る。

 

アポロン『振り返れば優しく揺れる猫じゃらし 白も黒も関係なく芽生えた』

 

まどか『穂先で心をくすぐりながら 枯れる事無く伸びている』

 

アポロンとまどかは互いに手を握り合う。いつの間にか二柱は躍り始めていた。社交ダンスを彷彿とさせるその踊りを、音楽のメロディーに合わせて二柱は踊る。アポロンの手を軸にまどかが回り、アポロンが引き寄せると共にまどかは回転を止め、アポロンがまどかの腰に手を回した後に再び歌い始める。アポロンがまどかを再び回すかのように、まどかの腰に添えた手を離すと、まどかは応じるように3回転も巧みな足捌きで回りながらアポロンから離れる。

 

アポロン『チェスボードみたいなこの世界で僕らは いつしか地に足がつき始めた』

 

まどか『行く場所 行かない場所 帰るべき場所 自分で決めて歩いていく』

 

次もまどかが歌う。

 

因みに、二柱は間奏の間にも息のあった踊りを見せており、金とピンクのそれぞれサイリウムも、二柱に合わせて揺れている。

 

まどか『綿毛みたいに風に任せ 飛べた頃を羨むけど 空中からじゃ見落とす小さな1マス そこであなたに会えたんだ』

 

まどかがアポロンの手を取る。アポロンの伸ばしてきた手を、下から優しく自身の手に乗せるまどか。その瞬間、二柱の立つステージが、彼等の握り合う手を中心から色が変化していく。

 

会場も先程まで暗かった筈が、天井が開いて太陽の光が会場に差し込んだ。

 

会場の観客は一瞬目を瞑るが、視界が回復した後に見た景色に誰もが歓声を上げた。

 

アポロン『ゲームは続いてく このフィールドで今度はどんな事が待ち受けているのだろう?』

 

まどか『一歩ずつ、大切に種を蒔きながら……』

 

会場は色鮮やかな花が咲き誇り、アポロンとまどかは色鮮やかな花畑で歌っていた。

 

観客『『『『『ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!』』』』』

 

アポロン『大きな歩幅で、ひとっ飛びのナイトやクイーン』

 

まどか『みたいになれる日ばかりじゃない からこそ躓いた 進めずに引き返した』

 

そして、まどかの左手を優しく片手で握り締めるアポロン。その間も、アポロンは歌い続ける。

 

アポロン『そんな日にも芽生えてる あなたの足元から 足跡から』

 

アポロンはまどかの優しく握る手の甲にキスを1つした後、手を離さないまま立ち上がる。

 

アポロン『繰り返しも迷いも後悔も旅立ちも全て』

 

(此処からは二柱が歌うだけ。ライブ会場がどうなっているのかは読者のご想像にお任せ。素晴らしいライブになっているのは確かで、二人の踊りも歌も素晴らしいのも確かである)

 

まどか『美しい緑色 こちらには見えているよ』

 

アポロン&まどか『『あなたが生きた証は 時間と共に育つのでしょう』』

 

アポロン&まどか『『美しい緑色 役に立たない思い出も 消したいような過去も いつかきっと色付くのでしょう』』

 

アポロン『そして、チェスボードみたいなこの世界でいつか あなたの事を見失う日が来ても』

 

まどか『果てないこの盤上でまた出会えるかな?』

 

まどか『その答えが待つ日まで』

 

アポロン『知らないままでただ息をする』

 

 

 

観客『『『『ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!』』』』

 

アポロンとまどかは、観客に手を振る。歌い切り、満足したと言わんばかりに笑っていた。太陽のような二柱の笑顔に、観客は更に大歓声を上げたのだった。




ライブの表現、初めてやったけどムズい!この曲を選んだ理由は特にありませんが、この曲でライブ表現してみたいという意欲が湧きまして!

まどかとアポロンの関係は、一見まどかがアポロンを嫌がっているように見えてた事に対する、ある種の答えみたいな感じですね。というか、まどかがアポロンを嫌ってない事は作中でも明言させたつもりでした。でもお仕置きは必要だと思ってますし、しつこ過ぎると流石にキレるのも否定はしません。流石のまどかも、アポロンがあまりにしつこければ流石にキレます。でも、嫌いな訳では無いんですよ。

コンビでライブするレベルで仲良いんです。

此処まで来たら、知ってる方が居るか分かりませんが、『希望へ向う譚詩曲』もこの二人に合いそう。


此処で↓に、先にネタバレしておきます。


















実は、ギドラは死んでない。

第5回戦は、真の意味で終了してません。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。