終末のワルキューレvs若き戦士達   作:ちいさな魔女

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地震起きてヤバいけど、収まってきたので更新します。何もしないで居るより何かしたい気分なので。


地獄の女神VS新米錬金術師 その5

ヘカテーの光線がサラサの胸を貫き、勝負は一瞬にして終わったと思われた。

 

しかし、誰もが予想していなかった事が起きた。

 

サラサ「コズミックパワー、起動!」

 

サラサの胸元から全身に宇宙が広がった。すぐに元のサラサに戻った後、サラサの出来た傷や服の穴は、一瞬にして塞がった。

 

ヘカテー『なに?』

 

サラサの傷が塞がる光景に、ヘカテーは目を疑った。

 

しかし、すぐにヘカテーは気付く。

 

サラサが目の前から消えている。

 

ヘカテー『ほう』

 

ヘカテーは気付く。真上から迫る、サラサの気配を。真上を見上げる前に、サラサは片足を振り下ろして地面に叩き付けるようにヘカテーを蹴ろうとした。

 

しかし、ヘカテーは避けずに受け止めた。サラサの踵落としはヘカテーの頭部に直撃。大爆発を発生させ、粉塵を周囲に撒き散らす。

 

しかし、サラサは気付いていた。ヘカテーは痛がる様子が無い。踵落としも、大して効いていなかった。

 

ヘイムダル『な、何だとぉ!?サラサが復活!!まだ負けていなかったー!!!』

 

 

人類『『『『ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!』』』』

 

 

ロレア「ざらざざああああああんっ!!!よがっだああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!」

 

涙と鼻水を滝のように流しながら、サラサの無事を大いに喜んだロレア。

 

アイリス「サラサ!!良かった………頼むぞ!!勝ってくれ!!」

 

ケイト「サラサさん………貴女の勝利を、信じているわ!!」

 

アイリスとケイトも、涙を流しながらサラサの無事を喜ぶ。彼女にはまだ借金を返し切れておらず、命を救ってくれた恩も返せていない。

 

そして、神々もサラサの復活を目撃し、驚愕する。

 

神々『嘘だろ!?なんで生きてやがる!?』

 

神々『心臓を貫かれてんだぞ!?』

 

神々は驚愕を隠し切れず、困惑するばかりだ。

 

ほむら「良かった………私も、負けたと思ってたわ」

 

まどか『よかったぁ……!サラサちゃん無事でよかったよおおおおぉぉっ!!』

 

ほむらはため息を吐く。サラサの心臓が貫かれたのを見た時、サラサの敗北を確信してしまったからだ。

 

自分とまどかの弱点でもあるからだ。どちらかの心臓か脳を破壊されれば、どちらも死ぬ。

 

しかし、サラサは蘇った。心臓を貫かれたにも関わらず、まるで何事も無かったかのように復活した。

 

フリーレン「あんな錬金術、私も初めて見たよ。貫かれた心臓をあんな一瞬で錬成する程の速い錬金術は知らない」

 

シュタルク「マジで?」

 

フェルン「フリーレン様がそう仰るならば、恐らく本当だと思います」

 

フリーレン「うん。あのサラサという錬金術師、素質はかなり高いね。それに………あの子は魔法使いとしても強いよ」

 

フリーレンは見抜いていた。サラサの魔力が、普通の人間より遥かに強い事を。

 

そして、他の神々もサラサの復活に驚いていた。

 

ケイローン「一瞬にして心臓を錬成し直す程の錬金術。サラサさんも代表に相応しい力をお持ちのようで」

 

ケイローンは自分の教え子達と試合を見ていた。

 

ヘラクレス「ええっ、先生。彼女は新たな時代を築く錬金術師となるでしょう」

 

ケイローン「ヘカテー様、油断してはいけませんよ」

 

そして、試合に戻る。ヘカテーはサラサの攻撃を素手やナイフであしらい続けるが、サラサは攻撃の手を止めない。

 

サラサ「アイシクル・アロー!!」

 

サラサは掌から魔法で錬成した氷の矢を放つ。ヘカテーは避けず、額で矢を受け止める。氷の矢は砕けるが、ヘカテーは血を流さない。皮膚の薄皮も剥けない。

 

ヘカテー『調子に乗るな』

 

ヘカテーは腕を振るった。その瞬間、腕を振るった軌道が真っ白に染まる。サラサは新たな肉体を錬成し、其処へ自分やエイルを移し替えた。古い肉体を捨てて、錬金術で生成した新しい肉体に乗り移ったのだ。

 

そして、サラサの古い肉体はヘカテーが放った白い軌道によって跡形もなく消され、更に観客席の結界を破壊しなかったものの、闘技場や夜空の星々も巻き込まれ、白い軌道はすぐに消えた。ヘカテーが腕を振るった1秒後に消えたが、白い軌道が通った場所は何も残らなかった。『言葉』通り、『何も残らなかった』。

 

サラサ「嘘でしょう!?」

 

ヘカテー『成る程。古い身体を捨てて新たな肉体に乗り移ったのか』

 

サラサは再びヘカテーに向かって走る。

 

ヘカテーはサラサを見て、漸く決意する。

 

ヘカテー『どうやら……“私”は貴女を甘く見ていた』

 

ヘカテーはサラサの拳の連打を二本の手で受け止めながら、もう4本の腕をサラサに振り下ろす。サラサは両手を合わせた後、空中に二本の太いガントレットのような腕を出して、ヘカテーの4本の腕を受け止めた。

 

そして、サラサはヘカテーの胸に蹴りを入れる。サラサの魔力を込めた蹴りを受けて、ヘカテーは一歩後ろへ下がる。その時、ヘカテーは笑っていた。まるで、弟子の成長が嬉しく思う師匠のように。

 

ヘカテー『コズミックパワー、発動する』

 

ヘカテーの胸元を中心に、ヘカテーの身体全体に宇宙が広がる。

 

ヘイムダル『ヘカテー様が蹴られたっ!?しかし、ヘカテー様はコズミックパワーを発動!!サラサを敵と見做した!!』

 

その様子を見ていた観客全員は、ヘカテーから感じる気配に戦慄する。しかし、奮い立つ者も居る。

 

ヘカテー『………だが、あまり吠えるなよゴミ風情が』

 

ヘカテーは再び穏やかな口調から、再び見下す発言に切り替える。

 

ヘカテー『マグレで粋がるのは貴様等人間の過ちだ。増上慢も甚だしい』

 

サラサは剣を振り下ろした。

 

このままヘカテーを木栗毛るだけだ。

 

サラサの剣が、木に変わり、栗や毛を生やした。

 

サラサ「ハッ?えっ!?」

 

ヘイムダル『な、何だありゃあ!?サラサの剣が、木?いや、栗や髪の毛生やしている!?どうなってやがるんだ!?』

 

ヘカテー『さあ、来い。我は貴様を殺し、それを貴様等の敗北の連鎖の起点としよう!』

 

ヘカテーは3つの頭から声を出す。サラサを見つめる頭の舌には、『誤』の文字が刻まれていた。




名前:ヘカーティア・ラピスラズリ(東方project)→ヘカテー(ギリシャ神話)
神器:無し
神器能力:無し
コズミックパワー:『ワード・ヴァース』
能力:『言葉』に力が宿り、『言葉』で総てを競い合う宇宙。
この宇宙を発動したヘカテーは、『言葉』の力を自由自在に行使出来る。例えば『めだかボックス』の『スタイル』とほぼ同じであるが、例え口を介さなくても『伝わる』事が重要なので、『スタイル』より遥かに強力。神も人類も関係無く『言葉』を使う。なのでヘカテーは、ある意味神々の中でも群を抜く強さを持つ。但し、話が通じない相手又はLOGICALの違う相手には、この力が通じない或いは効きにくい。
言葉の事象化。例えば『同音異義語』によって同じ発音でも違った物に変換し、『誤変換』によっておかしな現象を起こし、『漢字』は応用幅が圧倒的に広く、『童謡』を唄えば秒単位で若返らせ、『逆説』によってあらゆる出来事を逆転させ、『隠語』によって他者に完璧に変身し、『嘘八百』によって嘘を重ねて無制限に自分を増やす等、言葉の力は多種多彩かつ防御はほぼ不可能。例え自分より格上であっても、言葉さえ通じればこの力は効いてしまう。ゼウスですらこの力を防ぐ事は出来ない。

此処で初めて出ました。神器を持たない神。そう。ヘカテーは神器を持っていません。

そして、所々誤字にしてますが、直さなくて結構です。ヘカテーの力です。地文まで影響出てます。作者の限界がありますが、出来るだけやってみます(涙目)。

《誤変換》
斬りつける→木栗毛る
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