今回はかなり短いです。
吹雪とケイローンがぶつかり合う。互いの拳をぶつけ合い、遠距離攻撃を相殺しあう。
しかし、此処でケイローンが次の手を打つ。
吹雪の背中からミサイルが放たれる。艦載機に似た小型のミサイルがケイローンに向かって放たれた。
ケイローンはその場から姿を消した。まるで景色に融けるように消えたのだ。
ヘイムダル『ケイローン様消失!何処へ消えた!?』
グン『また消えた!!気を付けて!!あれは恐らくミステリオのホログラム映像を応用した幻影魔術だよ!!』
吹雪「幻影!なら此れで!」
吹雪は額に生み出したゴーグルを目に被せた。すると、ビルとビルの間を跳ぶケイローンの姿が見えた。機械を使ったホログラム映像であろうが、魔術か魔法で創った幻影だろうが、吹雪のゴーグルならば幻影である事を見抜く事が出来る。
黒雪『戦略的撤退ね!』
吹雪「逃さないよ!」
吹雪は四肢からジェットを噴射して、ケイローンを追い掛ける。ケイローンはビルとビルの壁を跳んでいたが、吹雪に追い付かれた。
吹雪「行け!!」
吹雪は空を飛びながら腰回りに小さな発射口を生み出すと、其処から無数の小さな虫達を生み出した。
ヘイムダル『虫達がケイローン様に迫る!』
しかし、ケイローンとて逃げるばかりではない。
ケイローン「ハッ!!」
ケイローンは両手を突き出し、衝撃波を放つ。鋼鉄の虫達は衝撃波に吹き飛ばされ、散り散りに吹き飛んでいく。
吹雪「ヤァァァッ!!」
吹雪はケイローンに迫り、両足をケイローンに突き出した。そしてケイローンを蹴る瞬間に両足を一つにしてジェットに変化させると、そのまま蹴りの勢いに乗せてジェットを噴射して蹴りの威力を高めた。ケイローンは壁に叩き付けられた。
吹雪は畳み掛ける。両腕を魚雷を多数搭載した平べったいスタンプに変化させ、ケイローンに両腕を突き出した。両腕の巨大スタンプをケイローンに叩き付けた瞬間に魚雷を撃ち出し、ケイローンに当てる。ケイローンにスタンプの打撃に加えて、魚雷が全て命中。最初に魚雷一個が爆発を起こし、連鎖的に他の魚雷も爆発。そのまま大爆発となってケイローンを襲う。吹雪だけは爆発を受けても何とも無い。
爆発によって部屋が吹き飛んだが、ケイローンは立ち上がる。しかし、吹雪はケイローンの片腕を振り下ろした足で蹴り落とす形で地面に叩き付けた。更に片腕を抑える足をピラミッド状の拘束マシンに変化させ、ケイローンの片腕を拘束する。そして腕を拘束する足を軸に回転して、ケイローンの頭にスタンプ化した右手を振り下ろした。ケイローンの左頬に吹雪のパワースタンプが直撃した。
ケイローンは左手で頬を擦る。ケイローンの右頬に擦り傷が出来て、手に付いた血を眺めるケイローン。
ケイローン「お見事です。ですが、まだ決着は付いてませんよ!」
ケイローンは拘束された腕を引き上げた。拘束するマシンが粉々に砕け、吹雪は拘束を抜け出された事に驚いた。
しかし、ケイローンは右手の装置で吹雪の腹を殴り、衝撃波を与えて吹き飛ばした。吹雪は吹き飛ばされながら嘔吐する。殴られた箇所が粉々に砕けてひび割れたが、直ぐに修復された。
吹雪「ゲボっ!!ゲホッ!ゴホッ!!」
吹雪は床を転がって咳き込みながら、起き上がってケイローンを見る。
ケイローン「………まだ粘るようですね。此処まで戦った貴女に敬意を表し、私も使用しましょう」
そう言うと、ケイローンは弓を霧消させた。空間に溶け込むようにケイローンの弓が消えたのだ。
ヘイムダル『ケイローン様が武器を消した!?しかし、ケイローン様は降伏を宣言していない!何かを仕掛けるつもりか!?』
全員が見守る中、ケイローンは己の神器を発動する。
ケイローン「初めに一つ、貴女に言い忘れた事があった事を謝らなくてはなりません。私の神器は他の方々と違って、目に見える形での武具では御座いません」
吹雪「…………」
吹雪は警戒を解かない。かと言って攻撃も仕掛けない。神器が分からない上に、ケイローンは武器を消した。下手に攻撃を仕掛けたら、痛いしっぺ返しを喰らう事になると直感的に理解したからだ。
ケイローンは神器に関して説明を続ける。
ケイローン「そちらの代表であるメイプルさんは、一度はギドラの圧倒的強さに絶望し恐怖に震えましたが、最後には立ち上がり、時間停止という究極の防御を神器として得ました。また、ルシファーの父であるアモンも、体内に総てを焼き尽くす地獄の炎を神器として宿していました。そしてシヴァ様のように、仕草や舞踊等が神器となる場合があります。このように神器とは、全てが武器や道具の形をしているとは限りません。神器は建物であったり、星であったり、現象、概念、思想、仕草、ダンス、歌、言葉等、神によって多種多様な神器が存在します。私も同じく、形のない神器を持つ者です」
ケイローンが説明した、次の瞬間だった。
突如として、空が夜空へと変わっていく。ステージは明るい星々によって照らされており、水没都市と合わさる事で幻想的な雰囲気を醸し出す
ケイローン「私は嘗て星座になった事があります。しかし、今こうして蘇った私は、何時しか星座を創る事が出来る様になりました。星座を創りだす内に私は、星座を介してある時空の方々との繋がりが出来るようになり、星座を介して召喚し共に戦うようになりました」
その星座を元に人の姿が夜空に形成されていき、軈て星座が輝き始めた。それは一つだけでなく、3つも形成された。
ケイローン「そして彼、彼女達は、私と共に戦う生徒達であり、戦友達でもあります。ハデス様が死者を束ねる軍勢を率いますが、私は少数の生者とチームで戦う事を主としております」
軈てケイローンの両隣に、それぞれ二人ずつケイローンと戦う者達が現れた。
???「こんまっする〜ケイローン先生!鉄の胃袋大魔神! 白銀聖騎士団の団長、白銀ノエルです!」
『ホロライブ:3期生・白銀ノエル』
???「こんらみ〜ケイローン先生!雪の一族のお嬢様にして、ししろんの正妻、雪花ラミィでーす!」
『ホロライブ:5期生・雪花ラミィ』
???「おばあちゃんが言っていた。天の道を往き、総てを司る男」
『仮面ライダーカブト:仮面ライダーカブト』
召喚されたのは、二人の美少女に一人の仮面騎士。しかし、彼等の目に生気が無い。どうやら本人ではないようだ。
ヘイムダル『星座から人数が召喚された!!此れがケイローン様の神器の力!!星座に描いた奴を召喚する能力とは、恐ろしいぜ!!』
星座を創造し、条件が揃えば召喚可能。星座なんて創る方法はいくらでもある。例え今のメンバーが倒されても、星座を介してまた喚び出せば良い。
吹雪(つまり、実質呼び出せる制限が無いんだ!)
黒雪(何それ………そんなの反則じゃない!)
グン(ごめん、これは予想外だった)
ケイローン「これも闘いです。闘いは常にフェアとは限りません。正面から突っ切るだけで周りを見もせず闘おうとしたり、誰かに頼れる状況で誰にも頼らないのは愚か者のやる事です。卑怯とは言わせません。吹雪さん、貴女達艦娘も深海棲艦相手に似たような事をして来た筈ですよ」
仮にもケイローンもまた、歴戦の強者だ。戦場を生き抜く方法を心得ている。策だけでなく、こうした卑怯とも呼べる戦法も扱う。相手に勝つために、闘いの手を一つ一つ打っていく。これも戦闘である。
吹雪は冷や汗を流す。3対1。明らかに、吹雪が劣勢だった。
『対幻影ゴーグル』
ホログラム映像又は異能の力による幻影や幻覚が視界に映らなくなるゴーグル。対ミステリオに最適なゴーグル。
『メタルバグズ』
『アイアンマン3』のアイアン・レギオンの昆虫バージョン。既存の虫より遥かに大きく、全匹が人間の腕サイズはある。投げ技特化のカブト虫。飛ぶ事に長けたヤンマ。
『ボム・スタンプ』
スタンプの形をした打撃武器に加え、魚雷を平面から撃ち出して爆破攻撃を加える。魚雷でなくても、様々な爆弾を搭載して攻撃すればほぼ同じ威力を誇る。尚、放った者にはダメージは通るのだが、吹雪はグンの加護によって護られ、更に黒雪の能力によって再生し、実質ノーダメージで済んだ。
『パワースタンプ』
スタンプの形をした打撃武器。打撃と共に衝撃波を放ち、打撃と衝撃による二段ダメージを与える。
ケイローンの神器、どうしてもやりたい事があって変更しました。
『創造星座』
自身が考えた星座を空に描く。例え青空だとしても、星が無い宇宙だとしても、曇り空だとしても、夜空を形成して星座を創造可能。例え宇宙を破壊しても、宇宙の外側だとしても夜空と共に星座を創れるので、宇宙破壊の意味が無い。例え夜空のない場所でも夜空を創造し星座を描ける。また、星座で特定の人物を描いた場合、その人物を強さや次元、宇宙に関係なく召喚する事が出来る。人数制限は無いが、星座に描いた人物が既に死んでいる場合は召喚不可能。但し、別の並行世界若しくは別次元で生きていたならば其処から召喚し行使可能。但し、本人ではないので例え倒されたとしても別次元で本人が生きていれば再召喚可能。召喚人数に制限は無いが、ケイローンは少人数のチームで戦うのがポリシー。
今回呼び出したのは、ホロライブのメンバーと、作品のヒーローから召喚しました。私が最近ASMRで聴いてるホロメンと、過去にハマってたヒーロー達です。ほぼ適当に選びました。
このヒーローとホロメンは本来人類の味方側なのに、それを人類代表にぶつける畜生な私を許してください。(それ以外だとまどかやほむらもそうだが)