戦姫絶唱シンフォギア ‪α‬   作:たらたらたら男

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初投稿です。
至らぬ点も多いと思いますが、温かく見守ってもらえれば幸いです。
始まりの時系列的には4話前後として見ています。


始動

 

 

律「高校生活2年目って言うのにこんなことになるなんてなぁ」

 

高校生活2年生時に立花響が奏者として覚醒した後、ある事件で”チューナー”として覚醒し特異災害対策機動部第二課に配属されてから1ヶ月程たち彼は基礎訓練を行っていた。

主に体力訓練ではあるが、元々スポーツをしていたこともあり体術及び体力訓練が日課とされている。

 

立花響「あ、律くん!」

 

不意に声をかけてきた同年代の彼女は立花響。

オレンジ色の髪で活発な印象を受ける。

ガングニールの装者として覚醒し特異災害対策機動部第二課での仲間だ。

 

律「あ、立花さんおはようございます」

 

立花響「おはよ!じゃなくて!

いつも言ってるけど響でいいんだよ?同い年なんだから」

 

律「いや、そうはいかないですよ実際に現場で戦ってるのは装者の皆や機動部の人たちですから」

 

立花響「でも、律くんも前の作戦の時初めてなのに皆を助けてたし誰が偉いとかないと思うなぁ。

それに私だって助けられたし」

 

律「装者のふたりがいたからこそだよ。

僕1人じゃ何も出来ないわけだし。」

 

立花響「ん〜そうは思わないけどなぁ〜」

 

そう言うと彼女はむむと唸りながら頭を抱えている。

そう彼が言った通り彼の異能”チューナー”は単体ではほとんど意味をなさない。

”チューナー”の効果はフォニックゲインを高め装者の能力を高める効果そしてそのフォニックゲインに共鳴し纏えるというもの。

微細なフォニックゲインを纏ったところで炭素錬成されなくなるだけでノイズを破壊できるほどの力は今のところない。

 

風鳴翼「おはよう。」

 

律「おはようございます。風鳴さん。」

 

立花響「おはようございます!翼さん!」

 

青髪のロングでスレンダーな彼女は天羽々斬の装者 風鳴翼はキリッとして凛とした印象を受ける。

この2人は未だ噛み合わないようで風鳴さんと立花さんは仲が悪いというか風鳴翼さんが一方的に怒っているように感じる。

実際に一つ前の作戦行動では風鳴司令官が止めにはいるほどの事件になっていたと聞いた。

 

風鳴弦十郎「さて、全員そろったな」

 

この厳つい赤髪の大人は風鳴弦十郎司令。

とてつもなく強い人だが、優しい人で配属当初は気を回してもらったようで尊敬できる人だ。

 

風鳴弦十郎「休日に集まってもらって悪いが少し訓練をしてもらいたい響くんたち装者もそうだが律との連携や数値が出るか少々把握しておきたいものもあるのでな」

 

立花響「分かりました!」

風鳴翼「承知しました」

律「分かりました」

 

その後シミュレーション室で一通りの訓練を行いフォニックゲインの上昇率やバイタルなどを確認され数値として記録された。

記録された数値は”チューナー”の異能の効果範囲は限界値で100メートル程そこからは離れる度に効果も減っていった。

そして、炭素錬成されないことは再確認されたことが研究員の人から聞かされた。

 

風鳴翼「先に失礼する。」

 

律「お疲れ様でした。」

 

立花響「お疲れ様でした!」

 

訓練も終わり早々と立ち去る風鳴さんに挨拶する。俺としてはもう少し立ち回りや諸々を確認したかったのだが引き止める訳にも行かない。

 

立花響「やっぱり私なんだか翼さんに嫌われちゃってるよぉ...」

 

律「でも、立花さんは何もしてないんでしょ?

きっと立花さんの問題じゃない何かがあるんじゃないかなぁ。

立花さんが良い人っていうのは僕も周りの人も知ってる事だし」

 

立花響「うぇっ!?そ、そんな良い人だなんて...」

 

しょぼんとしていたと思ったら照れたり忙しい子だなと思いつつも、どうにかならないものかと考える。

 

律「そうだ 何か食べる?僕奢るよ」

 

と、話題を逸らしつつ元気になりそうな提案をする。

お腹が空くと人間ネガティブになる。しっかりとご飯を食べることで元気が出るというのは持論だ。

 

立花響「えぇ!いいの!?

でも、なんだか悪いな...」

 

律「そんなことないよ。

気になるなら僕からのお礼ってことで」

 

立花響「お礼って... 私、何かしたっけ?」

 

律「いつも平和のために戦ってるってことのお礼かな?」

 

立花響「それを言うなら律くんもだと思うけどな〜」

 

律「助けてるのは装者の2人や機動部の人達で...」

 

立花響「もー!そんな事言わない!

そんなこと言うならいっぱい奢って貰っちゃうからね!」

 

とほっぺを膨らましながら可愛らしく怒る彼女に引かれるように二課を後にしファミレスへと移動した。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

立花響「おいひ〜〜〜!」

 

心底幸せそうな顔で頬をいっぱいにご飯を頬張っている彼女を横目に自分も運ばれてきた食事に舌鼓を打つ。

訓練の疲れもあったのかいつもの食事よりも美味しく感じ、自分もかきこみながら食べていると、

 

立花響「律くんもそんなふうに食べるんだね」

 

と、意外そうに言うので

 

律「やっぱり体動かしたあとはいっぱい食べちゃうな...」

 

と多少の気恥ずかしさを覚えながら言うと

 

立花響「ちょっと意外な一面かも...!」

 

律「あんまり見られると恥ずかしいなぁ...」

 

立花響「あ、ごめん!

でも、美味しそうに食べるから私も食べて元気を貯めようと思って!」

 

律「そうしてももらえると僕も嬉しいな」

 

立花響「ふっふっふ〜!お会計で泣いても知らないよ!」

 

律「そこは安心して任せてよ!」

 

と言いながら充分持ってきた懐が足りるか少し不安になりながらもおなかいっぱいになるまで彼女と楽しく食事をし、いつもの元気な笑顔を取り戻したようにはにかみながらお礼を言う彼女に安心し、寮近くまで送っていった。

 

 




とりあえず1話、ご覧頂きありがとうございます。
主人公君の出会い辺りの話も補完出来たらいいなーと思っています。
なので割と最初から仲良い感じです。
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