戦姫絶唱シンフォギア ‪α‬   作:たらたらたら男

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クリスちゃん登場回です
改めて見るとなんというか台詞回しがキレキレですよね。シンフォギア



涙落

 

 

風鳴弦十郎「馬鹿な...現場へ急行する!」

 

夜の公園へと急行した翼 響 律だったが...

 

風鳴翼「ネフシュタンの鎧...!?」

 

雪音クリス「へぇ...てことはあんたこの鎧の出自を知ってんだぁ...」

 

風鳴翼「2年前、私の不始末で奪われたものを忘れるものか!

何より...私の不始末で失われた命を...!忘れるものか!」

 

立花響「やめてください 翼さん!

相手は人です! 同じ人間です!」

 

雪音クリス・風鳴翼「戦場で何を馬鹿なことを!」

 

風鳴翼「むしろあなたとは気が合いそうね」

 

雪音クリス「だったら仲良くじゃれ合うかいっ!!」

 

戦闘が始まった。

正直、装者相手との戦いは想定していないためこちらも出方を伺うのみで手が出せない。

完全聖遺物...と言うだけあるのだろう。

風鳴さん相手に互角以上に戦う鎧の少女...

 

立花響「翼さん!」

 

雪音クリス「お呼びじゃないんだよ...!」

 

鎧の少女はそう言うと謎の光と共にノイズが現れる。

 

立花響「ノイズが...操られている...!?」

 

律「立花さん!ここは迎撃するしかない!」

 

立花響「う、うん!」

 

俺は”チューナー”の異能を全開にして立花さんの横へと立ち2人で迎撃に移る

 

風鳴翼「その子にかまけて私を忘れたか!」

 

雪音クリス「お高く止まるな!」

 

同時に轟音が走る。

気を引かれるように音のする方向を見ると風鳴さんが一蹴されている。

 

雪音クリス「勘違いするな私の狙いはもう1人の方の拉致と...

そしてギアの出力に関連する能力を持ってるって言うあんただ」

 

立花響「私のアームドギア...アームドギアさえあれば私も奏さんの代わりができるのに...!」

 

律「狙いは僕と立花さん...?」

 

ノイズの相手に手こずっている所に新たな情報で思考がぶれる

そうしているうちに不穏な空気が漂っているように感じる...

 

風鳴翼「月が覗いてるうちに決着をつけましょう...

防人の覚悟みせてあげる!」

 

そう言うと神々しい”詩”と共に何故か動けなくなっている鎧の少女に近づいていく風鳴さん

 

雪音クリス「ぐわああああああああああああっっっっっっ!」

 

立花響「翼さあああああああん!」

 

律「風鳴さん!」

 

鎧の少女はその力に吹き飛ばされ負傷したようで、風鳴さんの元へ立花さんと2人で駆け寄る。

その時、司令官達も到着したようで車から出てくる。

 

風鳴翼「私とて...人類守護の務めを果たす防人...

こんなところで折れる剣じゃありません...」

 

立花響・律「っっ!!!」

 

そういう風鳴さんの顔からは至る所が血が出ておりあまりにも痛々しい光景に目を背けたくなる。

 

立花響「翼さああああああああああああん!」

 

その後病院で緊急手術中の風鳴さんは予断を許さない状況らしく、風鳴司令官はネフシュタンの行方を探しに行った。

その後、立花さんは病院の椅子に座って俯いているがその表情は見ずとも察せられる。

重苦しい雰囲気に流されまいと何か会話を探す。

 

律「きっと大丈夫だよ。

風鳴さんは強いしそれに...」

 

律「ごめん...」

 

と言ったところで立花さんにはなんの慰めにもならないことに気づき言葉を噤んでしまう。

 

緒川慎次「あなた達が気に病む必要はありませんよ

翼さんが自らのぞみ歌ったのですから...」

 

そこにはアーティストとしての風鳴翼のマネージャー、緒川さんが居た。

そして2年前のライブの事件について話してくれた。

ツヴァイウィングの天羽奏さんのこと。

絶唱の威力とその代償について

その代償で奏さんが亡くなったこと...

その後、奏さんの死を背負って1人で戦ってきた風鳴翼という人物について...

 

立花響「そんなの...酷すぎます...そして私は翼さんのことなんにも知らずに一緒に戦いたいだなんて 奏さんの代わりになるだなんて...」

 

立花さんは人のために涙を流すことができる

今も風鳴翼と言う一人の少女の気持ちを思い、涙を流している姿を見て仲間を守れない、目の前の少女が泣いてしまっている。

何も出来ない自分に不甲斐なさを感じる。

 

緒川慎次「僕もあなたに奏さんになってもらおうなんて思っていません。そんなことは誰も望んではいません。

響さん。僕からのおねがい 聞いてもらえますか?

翼さんのこと嫌いにならないでください。

翼さんを世界にひとりぼっちになんてさせないでください。」

 

立花響「はい...!」

 

そういう立花さんの瞳には力強い意思が見えた。

 

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本部ミーティング室

 

ネフシュタンの鎧をまとった少女が何故、立花さん狙うのか、個人を特定していることから内通者の存在が疑われるというところで

 

立花響「私が悪いんです。

全部私が...2年前のことも今回のことも

私がいつまでも未熟でシンフォギアなんて強い力を持っても私自身が至らなかったから。翼さん...泣いていました...翼さんは強いから戦い続けできたんじゃありません。

ずっと泣きながらもそれを押し隠して戦ってきました...悔しい涙も...覚悟の涙も...誰よりも多く流しながら強い剣であり続けるためにずっと

ずっと1人で...

私だって守りたいものがあるんです!!!!!だから!!!」

 

そういう立花さんの声は涙で震えていた。

その声を聞いて己の力が至らないためにこの状況になってしまっていること。打開するためには自分の強さが足りないことを改めて自覚した。

数日は逃げるようにほとんどを肉体強化と戦いのシミュレーションに費やした。

その後、幾日かして立花さんは風鳴司令官の所へ修行に行ったらしく本部で会った風鳴司令官に一緒にどうだ?と聞かれたので今の自分には願ったりと言うことで共に修行させてもらった。

 

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修行中

 

立花響「律くんも守りたい人がいるの?

私は今回すごく後悔した。不甲斐ない自分に...

守りたい人を守れるようになりたいんだ...!」

 

そういう立花さんの瞳にはあの時と同じように強い意志を感じた。

 

律「僕は...正直...分からない...。

装者の2人のように戦える力を持ってるわけじゃない...人を助けられる力じゃない。

でも、誰も傷ついて欲しくない。僕に守られるほどみんなが弱くは無いのは分かってるんだ...。

だから強くなりたい。」

 

立花響「そっか...

でも律くんはあの時私を助けてくれた。

私ってば助けられてばっかりだ...」

 

律「あの時のノイズを倒して翼さんの元に駆けつけられたのは立花さんだけだ......

僕は何もしていない。何も出来てない。」

 

立花響「律くん...」

 

律「だからさ!もっと強くなってみんなを守るよ!」

 

このままだと弱音を吐いてしまいそうな自分の心に蓋を閉めるように、自分自身に言い聞かせるように言い切る。

なにより僕よりも辛いはずの立花さんに弱音を吐く訳には行かない。

こうして修行とノイズの対策をする日々がまた始まった。

 




今回もご覧頂きありがとうございました。
誤字脱字等があれば教えて頂けると幸いです。
ちなみに主人公君は高校中退です。そのまま二課行ったので。
身寄りとかの話も後々できるといいなと思います。
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