戦姫絶唱シンフォギア ‪α‬   作:たらたらたら男

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防人復活です。
主人公君は防人も割と仲良しです。嫌う理由無いですからね。
防人になかったのは心の余裕だけなので。



終焉の兆候

 

 

意識を失ったその後、特異災害対策機動部二課のメンバーに救助してもらいそのまま医療施設へ搬送されたことを医療施設で説明された。

幸いダメージは大きくなく無茶をしなければ回復は遅くならないという旨だった。

とは言うものの風鳴さんがいない今、自分が休んでいる訳にも行かない。

思い立ったが即行動、すぐにでも戦線に出れる用意をしようと病室を抜け出すと通路で風鳴さんを見かける。

看護師さんがICUを出たばかりなのに安静にしていないとダメだと諭している姿を見る。

 

風鳴翼「ぅっ...くっ... すみません...」

 

まだ相当ダメージが残っているのか足元もおぼつかないらしい。

ふと、風鳴さんの視線がリディアンの校庭に移る。それにつられて視線の先を見ると立花さんが校庭で走っていた。

 

律「風鳴さん。どうも」

 

風鳴翼「悠楽か... 君も大きい怪我を負ったらしいな」

 

律「風鳴さんほどではないですよ。

それより立花さん頑張ってるんですよ。

自分に向き合って前に進むために。

だから、認めてあげて貰えませんか。

僕が言うのもお門違いのお節介ですが」

 

風鳴翼「あぁ... 分かっている。

私も少し落ち着きがなかった...。」

 

律「良かったです。

僕から言いたいことはそれだけです。

すいません、引き止めてしまって。

ゆっくり休んでくださいね。」

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

二課本部

 

藤尭朔也「デュランダル移送計画が頓挫してくれて正直安心しましたよ。」

 

本部の扉の奥から声が聞こえる。

どうやら今回の作戦の話をしているようだ。

 

友里あおい「そのついでに防衛システム、

本部の強度アップまで行うことになるとは」

 

櫻井了子「ここは設計段階から限定解除でグレードアップしやすいように織り込んでいたの。

それにこの案は随分昔から政府に提出してあったのよ?」

 

友里あおい「でも、確か当たりの厳しい議員連に反対されていたと...」

 

風鳴弦十郎「その反対派筆頭が広木防衛大臣だった...。

非公開の存在に血税の大量投入や無制限の情報機措置は許されないからな。

大臣が反対していたのは俺たちに法令を遵守させることで余計な横槍が入ってこないよう、取り計らっていたからだ。」

 

友里あおい「司令、広木防衛大臣の後任は?」

 

風鳴弦十郎「副大臣がスライドだ。

今回の本部改造計画を後押ししてくれた立役者でもある。

あるんだが........」

 

友里あおい「どうかしましたか?」

 

風鳴弦十郎「協調路線を強く唱える親米派の防衛大臣誕生。

つまりは日本の国防政策に対し米国政府の意向が通りやすくなったわけだ」

 

友里あおい「まさか、防衛大臣暗殺の件にも米国政府が...?」

 

「ウゥーン、キュイーン、ウゥーン、」

 

櫻井了子「大変。

トラブル発生みたい。

ちょっと見てくるわね」

 

風鳴弦十郎「あぁ...」

 

扉が開き了子さんが出てくる。

 

櫻井了子「あら!律くん!もう怪我は平気なの?」

 

律「おかげさまで完全復活です。

それより僕も行きましょうか?」

 

櫻井了子「いいのよ。それに完全復活っていうのは強がりでしょう?

この数日の短時間であそこまでのダメージは治らない...

お医者さんじゃない私でも分かるわよ?」

 

律「やっぱり無理がありましたかね」

 

櫻井了子「当然よ。

トラブルは技術者に任せてあなたは休んでいなさい?

あらかた、病院を抜け出してきたんでしょ?

ここで会ったことは秘密にしといてあげるわ。」

 

律「すいません。ありがとうございます。」

 

よかった。司令にバレたら雷が落ちるところだった...!

 

櫻井了子「じゃあね、気をつけて戻るのよ。」

 

そう言うと了子さんは歩いていった。

今の会話の内容を聞いた僕は少し違和感を感じていた。

広木防衛大臣の暗殺、本部、防衛システムアップ、米国政府、親米派の防衛大臣の誕生...

いささか、気になる点が多い。

まず、米国政府の意向ならこうも強引に行われるだろうか。もしも、もしもだ、今回の広木防衛大臣の暗殺が防がれていたら?米国政府はとてつもないデメリットなのではないだろうか。

そんなことリスクを背負って強行に出るほど切迫しているとも思えない...

何か、別の思惑が動いているように感じながら病室までの道のりを歩いていると、携帯から着信が鳴る。

 

律「もしもし、緒川さんどうしました?」

 

緒川慎次「いえ、大したことではないんです。

が、怪我の具合はどうですか?」

 

律「悠楽律、完全復活です。何時でも動けます。」

 

緒川慎次「あまり無理はなさらないでくださいね。

用件なんですが、翼さんのお見舞いに行って貰えませんか?

僕は今、手が離せなくて。」

 

律「お、お見舞いですか...?

でも僕は男ですし、立花さんの方が適任なのでは...?」

 

緒川慎次「実は、このあと響さんにも連絡するつもりなんです。

それに、律くんも立派に特異災害対策二課の仲間ですよ。」

 

律「僕はまだまだですよ。要件は分かりました。任せてください。」

 

緒川慎次「よろしくお願いします。」

 

これは、風鳴さんと立花さんが仲直りするチャンスだ。

ナイスな提案。さすが緒川さんだ。

とりあえず立花さんとも合流しなければ行けないと考え、病室に向かうことにした。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

病室前

 

病室前で数分待っていると立花さんが走ってきた。

 

立花響「すぅーーーーーーーーーっ!

はぁーーーーーーーーーーー!」

 

律「立花さん...そんな緊張しなくても...」

 

立花響「翼さんのお見舞い!気合い入れていかなくちゃ!」

 

ま、まぁ、暗い顔で行くよりはいいのだろうかと思い、それ以上の追求は控えておく。

 

立花響「失礼しまーす...!翼さ...!?」

 

どさっ

立花さんの鞄が落ちる...

何事かと、後を追い後ろから病室を除く

 

律「なっ!?」

 

立花響「まさか...!?そんな...!?」

 

風鳴翼「何をしているの?」

 

2人して絶句していると後ろから風鳴さんに声をかけられる。

 

律「2人共!とりあえず僕の後ろに下がるんだ!」

 

立花響「大丈夫ですか!?ほんとに、無事なんですか!?」

 

風鳴翼「入院患者に無事を聞くってどういうこと?」

 

立花響「だって...これは...!」

 

立花さんが病室の中に指をさす。

異様な光景だった...

荒らされたとしか思えない衣服の散らばりや物の散乱、誰かが侵入し、戦闘があったのか、それとも何かを探して、逃げたのか。

それほどの散らばり。

一体何があったのだろうか。

 

風鳴翼「ああっ...」

 

立花響「私!翼さんが誘拐されちゃったんじゃないかと思って二課のみんながどこかの国が陰謀を巡らせているかもしれないって言ってたし...」

 

立花響「えっ?えっ?... ああ〜........」

 

立花さんが何かに納得したように言葉を濁す。

一体全体どういことなのだろうか...

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

病室内

 

僕はとりあえず病室の外で待機させてもらった。

さすが女性の衣服や下着が散乱している部屋には入れない...

事は簡単な話だった。

風鳴さんは片付けが出来ないと言うたった一つの簡単な話だ。

今は中で立花さんが片付けをしながら話をしている。

ただ待つというのも暇なので少し聞き耳を立てる。

 

風鳴翼「もうっ...そんなのいいから...」

 

立花響「私、緒川さんからお見舞いを頼まれたんです!

だからお片付けさせてくださいね!」

 

風鳴翼「私は...その...こういうところにあんまり気が回らなくて」

 

立花響「意外ですね。

翼さんて何でも完璧にこなすイメージがありましたから」

 

風鳴翼「ふっ...真実は逆ね...

私は戦うことしか知らないのよ。あっ」

 

立花響「おしまいです!」

 

風鳴翼「すまないわね...

いつもは緒川さんがやってくれてるんだけど...」

 

立花響「ぇえぇぇぇ!?

お、男の人に...ですか!?」

 

風鳴翼「ぁっ!た、確かに考えてみれば色々と問題ありそうだけど...

そ、それでも、散らかしっぱなしにしてるのも良くないから...つい...」

 

立花響「ああっ、はぁ」

 

風鳴翼「い、今はこんな状態だけど報告書は読ませてもらっているわ。

私が抜けた穴を貴方と悠楽がよく埋めているということもね。」

 

立花響「そ、そんなこと全然ありません!

いつも二課みんなや律くんに助けられっぱなしです...!」

 

風鳴翼「ふふっ...」

 

立花響「嬉しいです...

翼さんにそんなこと言って貰えるなんて...」

 

風鳴翼「でも、だからこそ聞かせて欲しいの。

あなたの戦う理由を」

 

立花響「えっ」

 

風鳴翼「ノイズとの戦いは遊びではない。

それは、今日まで死線を超えてきたあなたなら分かるはず。」

 

立花響「よく、わかりません。

私...人助けが趣味みたいなものだから...それで...」

 

風鳴翼「それで?それだけで?」

 

立花響「だって勉強とかスポーツは誰かと競い合って結果を出すしかないけど、人助けって誰かと競わなくてもいいじゃいですか。

私には特技とか人に誇れるものなんてないから、せめて、自分に出来ることでみんなの役に立てればいいかなぁって...あはは...」

 

立花響「きっかけは...きっかけはやっぱり...あの事件かもしれません。

私を救うために奏さんが命を燃やした2年前のライブ...

奏さんだけじゃありません...あの日たくさんの人があそこで亡くなりました。

でも、私は生き残って今日もこうやってご飯を食べたりしています...

だからせめて誰かの役に立ちたいんです。

明日もまた誰かと笑ったりご飯を食べたりしたいから!

人助けをしたいんです!」

 

風鳴翼「あなたらしいポジティブな理由ね...

だけどその思いは前向きな自殺衝動なのかもしれない。」

 

立花響「自殺衝動!?」

 

風鳴翼「誰かのために自分を犠牲にすることで古傷の痛みから救われたいという自己断罪の現れなのかも」

 

立花響「あ、あの〜

私、変なこと言っちゃいましたかぁ...?

え、えと〜 あはは......」

 

風鳴翼「変かどうかは私が決めることじゃないわ。

自分で考え、自分で決めることね」

 

立花響「考えても考えても分からないことだらけなんです。

デュランダルに触れて暗闇に飲み込まれかけました。

気がついたら、人に向かってあの力を...

それで、律くんも...私がアームドギアを上手く使えていたらあんなことにもならずに...」

 

風鳴翼「力の使い方を知るということは、即ち戦士になるということ!」

 

立花響「戦士...」

 

風鳴翼「それだけ、人としての生き方から遠ざかるということなのよ...!

あなたにその覚悟あるのかしら?」

 

立花響「守りたいものが...あるんです。

それはなんでもないただの日常...

そんな日常を大切にしたいと強く思っているんです...!

だけど...思うばっかりで...空回りして...」

 

風鳴翼「戦いの中、あなたが思っていることは?」

 

立花響「ノイズに襲われている人がいるなら、

1秒でも早く救い出したいです!

最速で!

最短で!

真っ直ぐに!

一直線に駆けつけたい!

そして、もしも相手がノイズではなく誰かなら...

どうしても戦わなくちゃいけないのかって胸の疑問を!

私の想いを届けたいと、考えています」

 

風鳴翼「今、あなたの胸にあるものをできるだけ強くはっきりと思い描きなさい!

それが貴方の戦う力...

立花響のアームドギアに他ならないわ!」

 

風鳴翼「貴方もいい加減、聞き耳立てずに出てきたらどう?」

 

律「すいません...盗み聞きをするつもりはなかったんですが...」

 

風鳴翼「いいわ。ちょうどいいから貴方にも聞かせてもらおうかしら、戦う理由を...」

 

律「そうですね...。最初はただのぐうぜんだったんです。

僕の能力が誰かのためになるのなら。

ただ、単純に誰かのためになるなら...と。

でも、戦う力を持つのは僕じゃない。

創作のヒーローを見ていつも思ってたんです。

ヒーローは誰かを助けてくれるけどそのヒーローを助ける人はいないのかって...」

 

律「だから僕は、全てを救いたいんです。

全ての人類...それを背負えるだけの力が欲しい。

それが僕の戦う理由です。」

 

風鳴翼「ふふっ...なんというか...意外ね。」

 

律「幼稚ですよね...

でも、多分生まれた時からこうなんです...。

生まれてここまで育ってくるまでずっと心の中に抱えていた。

僕の原点。

今はそれが実現出来るかもしれない...」

 

風鳴翼「いえ、私は良いと思うわよ。

何のためであれ自分の中に芯があるのはね。

ただ、その芯が大きくて少し意外だったと言うだけよ。」

 

律「そう...ですか...」

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

病室屋上 ベンチ

 

立花響「ん〜〜〜?

そう言われてもアームドギアの扱いなんてすぐには思いつきませんよぉ...

それより!知ってますか2人共!

お腹すいたまま考えてもろくな答えが出せないってこと!」

 

風鳴翼「何よそれ...」

 

立花響「前に私言われたんです!

お好み焼き屋のおばちゃんに!

けだし名言ですよ!」

 

風鳴翼「...そうっ...」

 

律「確かに名言だ...!」

 

立花響「でしょ!?」

 

立花響「そうだ!

私、フラワーのお好み焼きをお持ち帰りしてきます!

おなかいっぱいになればギアの使い方も閃くと思いますし!

2人とも気に入ってくれると思います!」

 

風鳴翼「あっ、ちょ...!待ちなさい!立花!」

 

風鳴翼「ふふっ...!」

 

律「立花さんらしいな...」

 

そう言うと立花さんは風鳴さんの静止も聞かずに走っていっていてしまった。

 

律「すみません。

心配なので僕も行ってきますね。

日が落ちると寒いですから、病室に戻っていてください。」

 

風鳴翼「わかったわ。」

 

そう言うと僕も立花さんを追う

足の早い立花さんに何とか追いつき視界に捉えると何かを電話で話しているがここからでは聞こえない。

友達なのだろうか、その正面には女の子が立花さんに手を振っている。

 

立花響「未来っ!?」

 

どうやらよく話に聞く小日向さんらしい。

 

雪音クリス「お前はぁぁぁぁぁぁぁ!」

 

そこに鎧の少女が鞭を振り下ろしていた。

一体どういうことだ!?

さっきの連絡は立花さんへの招集か...!

 

立花響「来ちゃダメだ!ここは!」

 

そう叫ぶ彼女の声も虚しく鞭は地面に届き...

 

小日向未来「きゃあああああああああ!」

 

小日向さんが衝撃で宙に飛ばされるが、立花さんを追い越し小日向さんが地面に叩きつけられる寸前に下敷きになるように滑り込む

 

律「ぅぐっ...!」

 

小日向未来「えっ?」

 

雪音クリス「しまった!あいつの他にもいたのか...!」

 

何とか下敷きになったが、衝撃で車が飛んできている。下敷きになった衝撃で、ヒビの入っていた骨が折れたのか動ける気がしない。

小日向さんだけでも逃がすため声を荒らげる。

 

律「きみ!早く逃げるんだ!」

 

小日向未来「で、でも!」

 

立花響「~♩♩...」

 

聖詠と共に立花さんが駆けつけ、車を払い除け、助けてくれた

 

小日向未来「響...?」

 

立花響「ごめん...!」

 

律「立花さん!

僕は少し動けない!だから異能を全開にして援護する!」

 

立花響「分かった!ありがとう!」

 

痛みで戦闘に加われそうにはない。

仮に入ったとしても足でまといは確実だ。

それなら少しでも役に立つ最善を尽くす!

 

小日向未来「わ、私を庇ったせいで...」

 

律「大丈夫...!すぐ動けるようになるから...

君は小日向さんだろう?

僕はここから離れられそうにはないから君だけでも逃げるんだ!」

 

小日向未来「で、でも」

 

律「早く!」

 

小日向未来「わ、分かりました...」

 

小日向さんは申し訳なさと困惑が入り交じった表情で走っていった。

これでとりあえず巻き込まずに戦うことが出来る。

 

雪音クリス「どんくせぇのが一丁前に挑発するつもりかよ!」

 

友里あおい「響ちゃん交戦に入りました...この反応...!律くん!?」

 

風鳴弦十郎「なぜあいつがここに!?」

 

友里あおい「響ちゃん、現在市街地をかけて移動中です!」

 

風鳴弦十郎「くっ...そのままトレースしつつ映像記録を照会!」

 

雪音クリス「どんくせぇのがやってくれる!」

 

立花響「どんくせぇなんて名前じゃない!」

 

雪音クリス「はん?」

 

立花響「私は立花響15歳!

誕生日は9月の13日で血液型はO型、

身長はこの前の測定では157センチ!

体重は...もう少し仲良くなったら教えてあげる!

趣味は人助けで、好きな物はごはん&ごはん!

あとは...彼氏いない歴は年齢と同じ!!!!!」

 

雪音クリス「なっ...何をとち狂ってやがるんだ

おまえ...」

 

立花響「私たちはノイズと違って言葉が通じるんだからちゃんと話し合いたい!」

 

雪音クリス「なんて悠長...この期に及んで!」

 

立花響「うわっ!!!」

 

いままでならかわせなかった攻撃も対応出来ている。

立花さんの覚悟と、修行の成果はしっかり形になっているんだ...!

 

立花響「話し合おうよ!

私たちは戦っちゃいけないんだ!」

 

雪音クリス「ぐっ...!」

 

立花響「だって、言葉通じていれば人間は...」

 

雪音クリス「うるせぇっっっっ!」

 

立花響「っ!」

 

雪音クリス「分かり合えるものかよ、人間が!

そんなふうに出来ているものか!

気に入らねぇ!気に入らねぇ...気に入らねぇ...気に入らねぇ!

分かっちゃいねえことをペラペラと知ったふうに口にするお前があ

ぁぁぁぁ!」

 

雪音クリス「はぁ...はぁ...!

お前を引きずってこいと言われたがもうそんなことはどうでもいい!

お前をこの手で叩き潰す!

今度こそお前の全てを踏み躙ってやる!」

 

立花響「私だってやられる訳には...」

 

雪音クリス「うぉおぉぉぉぉぉぉ!

吹き飛べ!」

 

そう叫ぶと巨大な白い球体が立花さんを目掛けて発射される。

 

立花響「うっ...はあああああ!」

 

何とか射線を逸らし回避したようだ

 

立花響「いつもより力が出る...!?」

 

雪音クリス「持ってけダブルだ!」

 

躱したのも束の間、もうひとつの球体が立花さんを襲う

まずい、直撃したのか...!?

 

雪音クリス「はぁ...はぁ...

お前なんかがいるから私はまた...」

 

立花響「はあああああああああああっ!」

 

立花さんの体から光が放たれる

 

雪音クリス「馬鹿な...

この短期間にアームドギアまで手にしようってのか!?」

 

雪音クリス「させるかよぉっっっっっ!」

 

無数の鞭が立花さんを襲うが、全て掴んだ!

 

雪音クリス「なんだと!?」

 

立花響「雷を...!握り潰すようにぃぃぃぃ!」

 

雪音クリス「ぐはっ!」

 

立花さんは鞭を強く握ると、目にも止まらない勢いで鎧の少女に突っ込んでいき、

 

━━━正拳一閃━━━

 

鎧の少女に、その勢いのまま拳を繰り出した

 

雪音クリス「ぐっ...はっ...!」

 

完璧に入った!

これなら...!

 




今回もご覧頂きありがとうございます。
誤字脱字、感想等ありましたらお聞かせ頂けると幸いです。
主人公君大っきい夢が出来ました。
描写不足なのをここで補完させてもらって申し訳ないのですが、主人公君段々強くなってます。
主人公君は響を通して未来さんを知っています。
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