(仮称)ぼっち・ざ・シンガー 作:ハッピーエンドの話をしよう
それはそれとて、文書くの下手なりに今話書くの頑張ったで。
追記
誰か僕に文才をくれー。
演奏が始まった途端。レイ兄は、レイ兄としてではなく、一人のアーティスト『lover』としてそこにいた。
(※ここで『lover』について少し教えてしんぜよー!
loverとは、ギターヒーローさんの活躍する動画サイトで、プロ顔負けの歌とギター演奏によって若者から超人気な凄い人なの!)
『純愛』。その前奏は、今も世間で有名なプロのバンドの人達なんかよりも何倍も上手い、次元が違うアコースティックギターによる演奏から始まった。
初っぱからハイレベル過ぎるレイ兄の演奏に、私は息を呑んだ。
アコースティックギターによる前奏が暫く続くと、直ぐに転調し前奏の終わりが告げられた。そして直ぐに、Aメロが始まった。
前奏同様、アコースティックギターによる演奏にレイ兄の歌声が入る。
Aメロ。レイ兄の歌声から『純愛』の歌詞が語られ始めた。
~数分後~
演奏を終えた俺は、アコースティックギターを持ったまま立ち上がると、三人の姿を一望できる場所まで移動した。
「ご清聴、ありがとうございました」
そうして三人へお辞儀をすると、僕は元いた席に戻り、アコースティックギターを足元に置いてたケースにしまった。その後、ケースにしまったアコースティックギターを再度壁に立て掛けた。その後席へ戻ると、僕は星歌の方を向いて座った。
「どうだった?」
「良いと思うぞ。ただ、如何せん内容がな、‥」
「だよなぁ‥‥」
即興とは言え、流石に重い歌にし過ぎたと自分でも思う。というのも、この『純愛』という曲。幼なじみの男女の失恋をテーマにして即興で作った曲であるのだが、その内容というのがあまりにも現実的過ぎて、その二人の最後というのがあまりにも悲しすぎるのだ。実はこの歌の終盤で、幼なじみである男が交通事故で亡くなってしまうのだ。ここまでならまぁ、辛いと言えば辛いが、その後がまぁキツい。
男の家族が部屋を片していた際、男の手紙を見つけてしまうのだ。その手紙というのは、男が幼なじみである女に対して書いた手紙なのだ。内容は主に、幼なじみである女にたいする謝罪と実は男は女のことが好きだったと言うことが書かれており、それに対する後悔なとが綴られていたのだ。ここで終わってればよかったのだが、そうもいかなかった。実は幼なじみの女も、男の事がずっと好きで、今も尚重い続けている事が発覚する。女は男に対する思いと後悔を述べ、最後は女の深い悲しみにより、‥という感じなのだ。
「私は、凄く良い歌詞だと思いますけどね~」
虹夏ちゃんと山田を宥めながらそう言ってるのは、PAさん。本名は――――って言って、凄く可愛らしい名前だ。‥‥‥って、そうだ!?二人の事忘れてた!!
※この後三人がかりで、泣きじゃくる二人を宥めました。尚、僕はその後急に仕事が出来た為、STARRYを後にしました。
⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
時刻は夜九時。会社勤めの人達が居酒屋で既に飲み食いを行っている時間。僕は仕事帰り、路上ライブする後輩を見つけた。
「ん~?‥‥あ、先輩」
⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
あの後。僕の姿を見るや否や即路上ライブをやめると、僕を食事に誘った。二週間ぶりの後輩ということもあり、勿論了承した。
そうして僕が連れてこられたのは、居酒屋だった。ただしかし、この居酒屋なんとジュースが店のメニューとしてあるのだ。
「先輩、どれにする?」
「う~む、‥とりあえず若鶏の唐揚げ4つとMOTCH1つかなー。」
「いいねー。じゃあ私は、‥えーっと」
「別に、酒飲んでもいいんだぞ?」
「い、いや~、ちょっと今はそう言う気分じゃなくて、‥」
遠慮しがちにそう言うきくりを見て、僕はそれ以上の追求をやめる。
(別に、そんな追求することでもないしな)
そんな時、店員が注文を聞きに来た。僕の方は先程きくりに言ったメニューをそのまま伝えた。きくりの方は、
とりあえず酒を飲まない様なので、店員にはケルピス水を頼んでおいた。注文を聞き終えた店員は、そそくさと僕達の前から去っていった。
「それで、今日はまたどうして路上ライブやってたの?」
「せ、先輩の動画見てたら、‥その、ちょっと対抗心燃やしちゃって、‥」
きくりはいつも、嘘をつくときだけ僕から目線を反らす。そして今、きくりは僕から目線を反らしている。
「ダウト。‥凡そ予想はつくよ。大方、家のカギなくしたとか、そんな感じだろ?それで、さっきの路上ライブでホテルで止まる分の金を稼いでいたんだろ?‥‥」
「‥‥‥そう、です」
俯きながら、力なくそう言うきくり。その時、タイミング悪く注文の品が届いてしまう。店員さんは終始少し気まずそうな顔をして、料理を届けた後は直ぐに僕らの前を去った。
とりあえず料理が届いたから食べ始めたものの、きくりは未だに料理に手を付けてはいなかった。
このままでは埒が明かないと考えた僕は、どうにかこの雰囲気を無くすため、きくりに一言だけ、こう言った。
「今夜、ウチ泊まるか?」
純愛は架空の歌故に、上手いように表現出来なかった、‥‥。一重に僕の文才がないせいですね。
さしつかえなければ、有識者の方。アニメ未登場のぼざろ原作キャラを活動報告の方で教えて頂けませんか?今後、出せそうならバシバシ出してきたいので、‥‥
それと、第三話『歌/きくり』の没案‥。何卒供養されとくれ
「―――」
何かが、聞こえる。
「――か」
誰かの、声が聞こえる。
‥誰の、声?
「―じか」
この声を、私は知っている。
‥でも、誰かまでは分からない。
「虹夏!」
いや、そん事ない。私は、知っている。この声を、私を呼ぶ人の名前を!
リョウ、‥そうだ。あの声の主は、山田リョウ。私の幼なじみ。そうだ、そうだった。私は一体何を忘れていたんだろう。
「虹夏ッ!!」
混濁した意識の中で、体を強く揺すぶられているのを感じて、私は目を覚ました。目を開けてみれば、そこは映画館のスクリーンであった。どうやら、私は眠ってしまっていたらしい。隣を見てみれば、私の方を心配そうに見ているリョウの姿があった。
「心配かけてごめんね、リョウ。私、ちょっと疲れて眠っちゃってたみたい」
「別に、心配はしてない。私はただ、もう映画が始まるから起こしただけ。‥それに、この映画を見たいって言ったの虹夏だから、見ないのは勿体ない。」
「そういえば、そうだったような?」
あれ、そうだったっけ?という疑問と一抹の不安を覚えるが、そんな事をお構いなしとばかりに映画は始まった。映画の名前は『純愛』。あらすじとしては、‥‥‥って、あれ?この映画のあらすじって、何だっけ?というか、あらすじってあったかな?‥‥あったような気もするし、なかったような気もする‥‥。
どっちつかずなソレに、これ以上考えても意味がないと判断した。
急にホラーテイストになったからやめた