青いヒーロー   作:迷える夜羊

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今回は少し短めです
それと来週の投稿は予定があるのでお休みします


ハーレムって意外と大変

予選が終わりお昼休みを迎えた俺達はお昼を食べようと

食堂に向かおうとしているとそこへとある人が現れた

 

「二人共!お弁当を持ってきてあげたわよ!」

 

「「火伊那姉ちゃん(お姉ちゃん)!?」」

 

なんと現れたのはお弁当を持った火伊那姉ちゃんであり

どうやら保護者として今回の体育祭を見に来たようだ

しかしそうなるともう一人の保護者が居ないのはおかしかった

 

「あれ?火伊那姉ちゃんがいるのなら爺ちゃんも居るんじゃないの?」

 

「博士なら校長先生に呼ばれてそっちに言ってるわ

 でも私はちゃんと二人の活躍を見てたわよ?」

 

「えへへ・・・でも予選は突破出来ませんでした」

 

「そりゃあヒミコちゃんの個性はこう言った競技には向かないからね

 俺だって組んだ子の個性が凄かったから本選に進めたわけだし」

 

「それは運も実力の内ってやつよ

 それよりもみんなで座れそうな場所を探しましょうか?」

 

火伊那姉ちゃんに言われて俺達は外にある大きなテーブルに向かうと

そこにはバッタリと八百万、梅雨ちゃん、葉隠の三人と出会った

 

「ケロ・・・良かったのかしら・・・私達も一緒の席なんて」

 

「別に席なんていくらでも余っているからな

 それに食事は大勢で食べた方が美味しいんだって誰かも言ってたしな」

 

「・・・その前に悪いんだが光・・・お前に話がある」

 

いざ姉ちゃんの持ってきたお昼を食べようと思った瞬間

そこへ相澤先生が現れて何やら話があると連れて行かれた

 

「本選なんだが・・・

 校長から特別に許可が出てお前もスーツを使っていい事になった」

 

「いいんですか?俺はヒーロー科の生徒ですよ?」

 

「だが同時に無個性だ・・・そんな中で戦うのはあまりにも非効率だ

 だからスーツを最大限に活かして優勝してみせろと・・・お前の爺さんの言葉だ」

 

「爺ちゃん・・・それって結局はデータを取りたいだけなんじゃ・・・」

 

「・・・まぁ・・・おそらくはそうだろうな・・・」

 

何故かそこに関しては相澤先生も否定する事がなく

俺達は少しだけうんざりとしたような顔をしながらその場を離れた

そしてヒミコちゃん達のいる場所へと戻っていったのだが

何故かそこにはB組の拳藤達まで増えていた

 

「・・・なしてこんな事になってるんですかね?」

 

「うらやまじいぃぃぃぃいい!!」

 

「うるさいぞ峰田」

 

正直な話、戻りたくはなかったがそれでもお昼は食べたかったので

とりあえずはあの女性陣達の中に混じる事にしたのだった

 

「へぇ〜それじゃあ光も本選では例のスーツを使って戦うんだ?」

 

「らしい・・・全く・・・爺ちゃんめ・・・!

 家ではあんな事を言っておきながら

 結局はデータを取る為に使わせるんじゃねぇかよ・・・!」

 

「それは違うと思うわよ?

 あの博士の事だから最初から使わせるつもりはなかったんだと思う・・・

 でも本選に出場したメンバーの姿を見てやっぱり使う事にしたんじゃないかしら?」

 

確かにあの爺ちゃんならばそれくらいは考えそうだが

だとしても何やら手のひらで動かされているような気分であり

とてもではないがあまり気分のいいものではなかった

 

「そういえばさっき聞いたんだけど火伊那さんもヒーローだったの!?」

 

「そうだよ?と言ってもそこまで有名なヒーローじゃなかったけど」

 

「そうね・・・私の個性は基本的に人の役に立つものじゃなかったから

 基本的に表舞台で活躍した事は数えるほどしかなかったかも・・・

 まぁそれが嫌になってヒーローを引退したんだけどね?」

 

「そうだったんですか・・・

 ヒーローになっても良い事ばかりではないのですね・・・」

 

火伊那姉ちゃんの話を聞いて女性陣はヒーローとは誰もが憧れる職業ではあるが

同時に活躍出来るかどうかも自分達次第なのだと改めて思い知らされていた

しかし彼女らが誤解していたのは

別に火伊那姉ちゃんはヒーローを引退した事を後悔していないという事だった

 

「確かにヒーローは引退してしまったけど別に後悔はしてないわよ?

 二人と一緒に暮らす生活はとても楽しいしあの頃よりも充実してると思う

 だからみんなもヒーローになるのをあまり躊躇ってはダメよ?

 こんな事を言ってはアレだけどヒーローも選択肢の一つというだけであって

 別にそれだけにこだわる必要はどこにもないんだから・・・」

 

「火伊那さん・・・なんだか大人の女って感じだね!」

 

「ケロ・・・確かにこの余裕・・・私達も見習わないと」

 

「ん」

 

「そうね・・・とても恨めしいわ・・・」

 

「それを言うなら羨ましいだろ?」

 

「さぁ!暗い話はこれくらいにして早く食べちゃいましょう!

 みんなはこれから本選を戦わなくちゃいけないんだから!」

 

こうして俺達は昼飯を食べ終えていよいよ体育祭の本番

本選の勝ち抜きトーナメントが始まるのだった




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又、主人公プロフィールの欄にみんなのCFスーツのモチーフとなるナビを書きました
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